畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

高齢化対策

2012-09-20 19:09:53 | 暮らし

9月20日(木)   いちじ 

少しは、秋らしくなったのか。湿度は低いようで、蒸し暑くはないが、まだ十分暑い。さわやかな秋には程遠い。

施食会の案内の配布、郵送ののち、花畑。菜花の種蒔をして、不織布のべた掛け。午後は、短い畝にシュンギクの種を蒔き、不織布べた掛け。

今日から、大工さんが仕事に来る。居間の外に、テラスを作る。今までは、小さな濡縁だったが、2メートルほどのテラスにして、屋根も張ってもらう。洗濯物は、今まで、外に干していたが、歳をとると、濡縁から外に降りるのがきつくなる。洗濯物の出し入れが大変になる。テラス内だと、居間とほぼ同じ高さゆえ、下りたり上がったりせずに済む。雨が降っても、大慌てをしなくてよい。テラスに手すりも付けてもらう。布団干しに便利なようにと。連れ合いの希望だ。高齢化対策の一環で、少しづつ、歳をとっても楽になるようにしておきたいと云う事。

私はというと、テラスにバーベキューコンロを置き、サンマなど、魚をあぶっての一杯、そんな楽しみの方が、チラチラする。


役員会

2012-09-20 07:23:45 | 暮らし

9月19日(水)  ときどき  いちじ 

少しの晴れ間もあったが、終日、雨がパラパラするような曇り空。

夜、寺の役員会なので、その資料をまとめる。役員会の後は、そのまま寝てしまう。

今日の雨の後は、しばらく降りそうもないので、雨を吸わせておこうと、花畑の太陽熱処理マルチをすべて撤去する。しかし、予報ほどの雨量はなく、効果はあまりなかったかもしれない。午後は、乾燥機の中の、無農薬のコメの籾すり。除草がうまく行かず、びっしりの草の中だったので、収量はごくわずか。「ホタルイ」という強烈な草対策が出来ない限り、この結果は変わらないだろう。

これで、乾燥機の任務も終わった。掃除をしておく。


2012-09-18 18:51:16 | 農作業

9月18日(火)   いちじ  いちじ 

相変わらず、お天気マークの勢揃いの日が続く。昨夜も、夜中、何時ころかはわからないが、大きな雨音を聞いた。しかし、アメダスを調べてみても、雨量はカウントされていない。我が家の庭は、大きな水溜り。ほんの小さな、しかし活発な雨雲が、点々と通過するのだろう。雨雲のレーダーを見てもそんな状況がよくわかる。日中も、何度も大粒の雨が落ちては来るが、ほんの数分という短さだ。しかし、外仕事には、煩わしい雨だ。

午前中は、お寺の事務仕事。書類を作ったりして終わる。

午後は花畑。タマネギの種蒔。早生系は完了。中生は25日頃に蒔く。ダイコンの種蒔。マルチの一畝に、聖護院ダイコンと、青首ダイコンを蒔き、覆土。畑土はグチャグチャ濡れているので、赤土とクン炭を混ぜた培土で、マルチ穴に被せる。そして、虫対策の、不織布でのべた掛け。これからの種蒔も、べた掛けをするまでは完了しない。それだけの余裕を持ちながら、作業せざるを得ない。

畑の土は、この間の雨で、すっかり潤っている。ニンジンも発芽し始め、葉物も一筋の緑の筋を描き始めた。後は、秋らしい気温になってくれればよいのだが。もう少し先になるようだ。


刈上げ

2012-09-17 18:25:47 | 農作業

9月17日(月)  ときどき  いちじ 

夜間の雨は、しっかりとした雨だった。朝は、太陽も顔を出す、蒸し暑さで開ける。除草剤を使っていない田んぼの稲刈をする時期になってはいるが、天気がはっきりしない。今週もしばらく、こんなすっきりしない天気予報だ。前線の雨なら、降り続いたり、予報もはっきりする。一日が、晴れたり降ったり、曇ったりと、目まぐるしく変わるような天気では、稲刈作業のように、降られたらどうにもならない作業は、予定が立てずらい。

まあ、午前中は、様子見作業と、トラクターを花畑に運び、耕起。作付け跡を片付けてもらっているので、草を鋤きこむように耕す。空は晴れたり曇ったり。薄黒い雲も広がることもあるが、降ってはこない。刈ってしまおうと決める。帰って来て、稲刈の準備。機械類は、とりあえずしまってあるから、引っ張り出して、用意する。昼食後、コンバインを運び、グレンタンクを積んだ軽トラと乗り換え。草でびっしりで、イネの生育は悪いが、倒れていないし、その割に丈は伸びているので、刈取には問題ない。少々苦労はするが、一時間ほどで刈り終える。途中、一度パラッと来られたが、濡れるほどでなかった。乾燥機に入れて、乾燥運転して、機械の引き上げに向う。

これですべて終わったが、機械の掃除、点検は時間を食う。天気が安定し、作業も一段落ついてからになる。簡単に掃除して、シートカバーっ出大て置く。そんな片づけ中に、通雨。刈取が終わってからでよかった。まだ日暮れ前だったが、今日は仕舞とする。刈上げを祝って一杯という所だが、毎日が同じことだ。


行燈張

2012-09-17 06:15:24 | 暮らし

9月16日(日)   いちじ  いちじ 

午後は、集落の行事の行燈張り。週末22日は、地区のお祭。山車の引き回しを行う。一週間前の日曜日は、恒例の行事だ。

だしを飾り付ける行燈や障子張り、山車の足回りの点検。草刈などのお祭に向けての準備をする。作業はおおむね一時間ほど。慰労会で、バーベキュー、生ビールとおきまりのコース。太陽が照りつけると、真夏並みの陽射しだ。西日に容赦なく照らされての生ビールは、ざるに流し込むかのようなもの。5時過ぎに解散になり、家に帰りつく頃には、その付けが回ってくる。一眠りしようと、ごろりと横になるが、目が覚めるのは、夜もかなり回り、床に着く頃となる。

今日も、降ったり止んだり、てったりの忙しい天気。朝は雨だったので、ゆっくり。畑に行くが、タマネギの苗床に少し播種し、途中で、帰る。午後の作業中も、通雨が来る。夢現の中で、車の窓は閉まっているの、という連れ合いの声。目覚める頃は、しっかりとした、雨音がしていた。


変り目

2012-09-15 18:38:56 | 農作業

9月15日(土)   いちじ  いちじ 

昨日とは打って変わって、幾分過ごしやすくなった。

共同作業での農道等の草刈だった。お祭を控えて、道路の草を刈り、きれいにしておこうと言うことだ。まなつのようなあつさのなか、大変だなと思っていた。が、天気が急激に変わってきた。ときどき薄日も射すことはあるが、曇り基調。その上、ときどき、弱い雨がパラパラと落ちてくる。そんな天気の下での草刈だった。昼近くなると、汗なのか雨なのかという位に雨粒が落ちる。天然のシャワーで気持ち良いと感じる。

そんな雨が、昼過ぎには、雨量計に量れるほどに、外作業はちゅうちょするほどに降ってきた。2時くらいには止んでしまう、短い時間の雨だったが、畑には恵となった。遠く、九州の西の台風の影響なのだろうか。今までの天気予報とは、がらりと変わった予報となる。週間予報に傘マークが並ぶ。やっとのことで、夏から秋への季節の変わり目がやってきたようだ。

雨が上がり、家の周りの草刈を一時間ほどして、花畑に行く。ニンニクの植付。マルチフィルムの穴開け。ジャガイモ用荷作った畝が一畝余った。ダイコンに切り替えようと、穴を開けた。雨でうるおして、種蒔をするつもりだ。太陽熱処理のマルチフィルムもいくつか撤去してくる。ようやく、秋、冬野菜の作付けにかかれそうだ。ニンジンも、ポツポツと発芽しかけてきた。


日記

2012-09-14 19:09:55 | 農作業

9月14日(金)  

朝から、強い日差し。8時を過ぎて、外に出ると、陽射しの強さを肌に感じる。9月も半分終わろうと云うのに、なんという天気なのだろう。気持ちは、畑に向うのだが、身体がブレーキをかける。何か他のことはないのか。乾燥機の中に、乾燥が終わった籾が入っている。作業場で、籾すりでもやっている方がよいだろう。畑は午後遅く、少し涼しくなってからにしろよ。現実が、気持ちを寄り切ってしまう。籾すりの準備をする。

最後に収穫した分を玄米にする。九俵。その後、昼までは、玄米出荷用の米の石抜きをしておく。

昼休みは、ゆっくりとって、花畑に行き、ジャガイモの植え付けを終わらせる。5時をかなり回っても、夕方の気持ちよさとはほど遠い、蒸し暑さの中、帰路に着く。


日記

2012-09-13 19:09:02 | 農作業

9月13日(木)   いちじ 

ジャガイモの植付。黒マルチに専用の穴開け機で穴をあける。移植ゴテで穴の土を寄せて、種芋を押し込み、畝間の土で覆土する。マルチの下の土は、それほど湿ってはいないが、カラカラと云うほどでもない。今日は、畑の進入路の草刈などもしたので、植付は手を付ける程度。午後は、秀畑に行き、作付けしていない場所のロータリー耕。夏前からの空いていた所なので、草がびっしり。途中一回草刈はしたが、がっしりと根を張っていて、トラクターでも、根を細断することはできない。作付けまでには、何回か耕すことになろう。

畑が終わってから、近くの田んぼの秋田起し。午後は、トラクターの運転だったので、汗もかくことなく、上がってくる。


熱帯低気圧

2012-09-12 18:49:14 | 農作業

9月12日(水)   いちじ 

南海上に熱帯低気圧があり、北上して、東の海岸沿いは、降るかもしれないと云う予報はあった。昨夜も、9時を過ぎる頃から、南の方で、稲光や、雷音はしていた。10時ころには、雨粒もポツポツし始めてはいた。しかし、毎度のことだろうと、そのまま床についていた。夜中、雨音で目が覚めた。かなりの降りのようだった。しかし、時刻を確かめることもなく、再び眠り込んでいた。3時過ぎに目覚めた時も、雨音はしていた。ある程度まとまった雨量になっているかもと思いながらも、再び眠り込んだ。

起床。5時過ぎ。雨は上がり、青空にはなっているが、地面はしっかり濡れている。これだけ降るのならば、マルチに穴を開けておけばよかったと思うが、もう手遅れ。30㎜ほどの雨量だったようだ。畑の畝間は、マルチの上に降った雨もプラスされ、倍近くの水を吸って、しっかりと湿って入るが、マルチの中まで滲みることはなかった。透明マルチを剥がしておいた畝は、降った分だけは吸って入るだろう。前に蒔いた種もこの雨を吸ってはくれるだろう。

天気予報は、かなり難しいようだ。今年は、北関東でも、雷は多くとも、夕立ちは少ないと云う。少しづつ極端化する気象の動きに、予報も追いつかないのかもしれない。今回の雨も、思いがけない恵みの雨ではあったが、これからもしばらくまとまった雨はなさそうで、畑作業の本格化は、しばらく後になるだろう。

ニンジン、ホウレンソウ、株などの種蒔。防虫の不織布も敷設する。極早稲のタマネギの種も播種する。

昼過ぎは、田んぼに置いてきたトラクターを動かし、残した田んぼの耕起をして、引き揚げてくる。雨のおかげで、畑の耕起もできるだろうから、引き揚げておく。


秋田起し

2012-09-11 19:07:05 | 農作業

9月11日(火)  

畑仕事はいくらでも待ってはいるが、手がつけられない。ニンジン、葉物、タマネギ苗床、種蒔はしたいが、この天候では、水かけを続けなければならない。それがいつまでになるのか、今のところ分からない。秋ジャガイモも植え付けなければならないが、平年並み気温より5℃近くも高い暑さと、カラカラ畑土では、躊躇する。黒マルチの中の土中の温度はと思うと、もうしばらく待とうとなる。草だらけの空き地は、耕しておきたいが、隣家に土埃がと思うと、手がつけられない。これでは、草刈ぐらいしかできない。で、畑作業はしばらく諦める。

田んぼ作業を選択。稲刈の後の刈株と切藁を鋤きこむロータリー耕。秋田起しだ。多年生の草が多い田んぼでは、その草の対策にもなる。朝から、トラクターを運ぶ。多年生のオモダカという草の多い田んぼから始める。少し深めに耕して、オモダカを根ごと掘り起こすようにする。こればかりは、この天候のおかげで、乾いた田土だから、順調だ。機械も汚れないし、田んぼの土は、畑土と違い、埃が舞うほどではないから、安心して作業できる。トラクターもキャビン型だから、冷房もあり、ラジオを付けての作業ができる。車を運転する感覚で、できる。この夏、初めてといってよい、昼上がりに、着替えをしないで済む日となった。

日暮れも早くなった。うす暗くなったからと、作業を止め、家に帰るが、まだ6時を少し回っただけだった。