畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

中休

2012-09-02 18:46:55 | 農作業

9月2日(日)  いちじ 

夜中に、久しぶりにしっかりした雨が降った。庭の地面も、水分を吸い、しっとりした感じだし、干上がったように葉っぱをよじらせていた草たちも、生き返ったような、そんな朝だった。予定通りの、稲刈の中休みだ。

朝一で、花畑に行ってみる。透明マルチを外して、正解だった。しっかりと雨を吸い、これなら、種蒔できそうだ。午前中は、少しパラパラもするが、それほどの降りにはならなそう。もう少し降ってもよいのにとも思うのは、贅沢か。

午前中は、友人の籾すりに一時間ほど。その後、乾燥籾の貯蔵。タンクの上の方まで籾が入ると、スコップやジョレンで平らに均し、枠の高さ一杯に均平にし、蓋を閉め、鼠害に合わないようにしておく。もう一台のタンクの枠も組み立て、残り籾を入れて、午前中は終了。

昼食後、久しぶりに、といっても稲刈を始めてからのことだが、横になる。ゆっくりと昼寝だ。雨になって、いくらかしのぎ易くなったとは言え、蒸し暑い昼さがり、けだるく目覚めた耳には、ツクツクボウシ。せわしなく、立ち去りそびれている晩夏を、せき立てるように鳴いている。重い身体を起こし、畑に行く準備にかかる。ニンジンとホウレンソウ、チョウホウナの種蒔。ホウレンソウとチョウホウナには、虫除けのため、不織布をべた掛けする。畝間の中耕はしたが、畝肩近くの草はロータリーにはかからず、この雨で、さらに生育したように見える。帰るまでの少しの時間、草取りをする。

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変り目

2012-09-02 04:05:48 | 農作業

9月1日(土)   ときどき 

九月に入った。残暑は続くが、季節の変わり目を感ずる日ともなった。

雨音、と気づき飛び起きて、外に出る。軽トラックには、籾タンクが積んである。簡単にシートはかけてあるが、夜露や、小雨には耐えられても、この雨音では。大急ぎで、しっかりとシートで覆う。数分の作業だが、スコールのようなシャワーは心地よい。久しぶりで、庭に水溜りが出来るほどに降った。12時過ぎのことだった。

そういえば、寝しなに、連れ合いの、「雨がパラパラしているよ」との声を聞いたが、小雨程度ぐらいと、眠気に負けていた。

すっきりしない予報でもあるし、稲株は雨露を溜めている。雨にならなくとも、すぐに刈り始めることはできない。様子を見ようと、少しのんびり。乾燥の終わった籾は、籾タンクに移動させ、貯蔵。作業が終了してから、残りの田んぼの具合を見に行く。花畑にも回り、太陽熱処理の透明ポリマルチの一部を撤去する。雨が降るなら、吸わせておきたいからだ。

一回りする間にも、曇ることはあっても、雨雲はほとんど見かけない。昼近くには、再びの夏空。昼からは、稲刈を始めようと、早めの昼食。

3時過ぎに、一度、大粒の雨が落ちてきて、作業を妨害されたが、それも5分ほどの一時的なものだった。収穫した籾タンクにシートをかける程度で済み、作業は続ける。5時前には終了し、コンバインは、しっかりカバーをかけ、雨対策をしておく。明日は、きっと、中休みとなるだろう。

 

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