町内にある古墳である「日下ヶ塚(ひさげづか)」と、その近くにある「海防陣屋跡」。今やってるNHK大河ドラマの「篤姫」にも盛んに出てくる水戸の徳川斉昭公が、異国船を見張るために作らせた施設の跡なんだそうな...。
「篤姫」を見ていると、斉昭殿は盛んに「攘夷だ!」と叫んでらっしゃるので、「こういういきさつで、海防施設があちこちに作られたんだな」、と納得できます。
さて、前置きが長くなりましたが、町内のこの付近で生まれ育った方々は、この「日下ヶ塚」「海防陣屋跡」と少し離れたところにある「車塚古墳」などがある場所一帯を、総称して「おでば山」と呼んでいたそうです。その「おでば山」とは、「お台場山」が語源だと、歴史講座にて教わりました。
その「おでば山」が、今ちょうど「花盛り」です。
← 椿の花
実際はもう少しブルーが濃いですね。あちこちに群生しているのが見られます。
← こちらは、「日下ヶ塚」から見える町並みの風景。見慣れた町の姿も、ここから見ると、また違って見えます。
この後、季節が移ると、野アザミ、ヤマユリ、ホタルブクロ、と、次々と別の花がお目見えしてきます。
はい。あったらしいですよ。実は今、サークルの有志たちで、篠&草刈りをしてますが、目的は、その砲台などがあった場所を整備するためなんです。
ずっと長い間、藪に埋もれていたので、地元でも、一般には、ほとんど知られていなかったようです。
>水浜軌道さん >一考さん
「ケーキ山」とは、いかにも子どもらしい命名ですよね。(^^)