ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

「とんぼ玉」教室

2007-07-06 | 日記・エッセイ・コラム

Nec_0286  昨日は、私が代表を務める某委員会の活動として、「大洗海の大学」を利用しての「とんぼ玉」教室を体験してきました。「とんぼ玉」とは、ガラス工芸の一種で、つい最近まで、職人さんたちだけの世界のものだったのが、ここ数年は、一般愛好家にも普及してきたそうです。先生のお話では、歴史は古いらしく、日本では江戸時代にヨーロッパから伝わり、長崎に入ってきた当初は「オランダ玉」と呼ばれてたそうです。その後、大阪商人が、大阪を経て、江戸へと広めたそうな...。

 写真は、先生の作品。今回の参加者が、ほとんど初心者なので、もっとも基本の「丸玉」と「まが玉」を作ることに。

Nec_0020_1  まず、材料となるのが、この色の付いたガラス棒。この中から、好きな色の棒を選びます。

 次に、専用バーナーの前にすわり、ゴーグルのようなメガネをかけます。ガラスが跳ねて目に入る可能性があるので、これは必須だそうです。Nec_0256_3

 そして、左手にステンレス棒、右手にガラス棒を持って、構え、初めにステンレス棒の先につけた、薬品?を真っ赤になるまで焼きます。これが、とんぼ玉の「穴」になります。次に、炎の上の方で少しずつ暖めていたガラス棒を、炎の中央へ、先が解けて、ゆっくりと垂れてくるくらいまで暖めます。その状態になったら、左手のステンレス棒の上に、解けたガラス棒の先端を垂らし、左手のステンレス棒をくるくる回していきます。

 適当な大きさになったら、炎の中で、ガラス棒を離し、ステンレス棒を、きれいな丸になるまで、炎の中で、回し続けます。ちょうどいいところで、火を消し、その場で更に5秒くらい回し続け、次に冷まします。冷ますのは、専用のこの箱。

Nec_0157_5  箱の中身は園芸に使われる「バーミキュライト」だそうです。空気中で冷やすと、温度差で割れてしまうそうですが、この中ならば、徐々に冷えていくそうな。そして、これらが、参加者たちの作品。

Nec_0180_4 これを加工してもらうと、こうなります。

Nec_0085_1 Nec_0104_2

 左は、ストラップにした丸玉と、ネックレスにしたまが玉。右は、2つともネックレスにしたもの。

 ちなみに、これ(左下)が私の作品。(^^;) 丸玉は中心部の穴が横にずれ、まが玉は、「?」な形になっちゃいました。最初からはなかなか上手にはできないですね。でも面白いので、極めてみたくなりました。右は、先生が作った上級の作品。一つ一つのとんぼ玉に、模様を入れたりするそうです。

Nec_0169_3 Nec_0102_3

 それにしても、先生のなんとお美しいこと!(・o・) スタイルも抜群で、ふとバレエでもされてたのかな?と。尋ねたわけではないですが...。でも、気さくで可愛らしい方です。水戸の自宅(雑貨屋さんを経営)でもとんぼ玉工芸の教室を開かれてるとか。もちろん、「海の大学」でも、定期的に教室が開かれてるようなので、お近くの方、お勧めですよ。(^^)v

コメント (6)
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