ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

続きの話

2007-05-13 | 音楽話

 高校に入学してすぐ、合唱部が練習している音楽室へと行った私は、もちろん一番乗りだと思っていました。しかし、世の中には、上には上がいるようで、既に先着の人が。それも、入試の時も同じ教室で、入学後も同じクラスになった、とても印象深い人が、なんとそこにいました。...どこまで縁があるのか...。その彼女と、その後少し話していると、ピアノも弾けると言う。当時、田舎の中学出身の私は、それなりにピアノにも自信があったので、「ふ~ん」と、半ばバカにした感じで聞いていました。しかし...

 その後、彼女が弾くピアノを聴いて、愕然!(・o・;) 私なんかよりレベルが数段上でした。(汗) やがて彼女は、合唱部の専属ピアニストのような立場となり、卒業後もM音大のピアノ科に進み、今でも「合唱の伴奏者」として、県央あたりではそこそこの有名人として活躍しています。

 ちなみに、私レベルのピアノ実力者は、高校内にゴロゴロしてましたね。(笑) とにかく合唱部を通して、私は、実に様々な体験をさせていただきました。テレビにも出たし、全国大会で四国にも行ったし...。卒業生で作るOG会の方でも黒柳徹子さんが司会をしてた番組のテレビに出たり、ラジオ番組に出演したり、全国大会で九州に行ったり...。

 そして、何といっても、顧問のN澤先生(女性)の才能といいますか、凄い著名人を次々と呼んできてしまうんですね。私の在学中だけでも、木下保氏、清水脩氏、大中恩氏、湯山昭氏、関谷晋氏...etc. 多感な時期に、これらもの凄い人たちのレッスンを受けられたというのは、凄いことだと思います。中でも、知る人ぞ知る「木下保氏」のレッスンは、超厳しかったけれど、印象も特に強かったですね。

 OG会時代、その木下先生の指揮の下、滝廉太郎の「花」を歌ったことがあるのですが、この歌って、こんなに素晴らしいものだったんだ!と、目からウロコが落ちる思いでした。娘さんの「木下歌子氏」のピアノ伴奏も、実に素晴らしかった...。

 そういえば、入学してすぐ、今「ハンカチ王子」や「卓球の愛ちゃん」で話題の、某W大グリークラブとのジョイントコンサートがあり、合同ステージで「ハレルヤコーラス」を歌いました。とても素敵でした。翌年は某東大のグリークラブとも。

 文化祭では、宝塚並みの「歌劇」を行い、(私は花組でした:笑) 私が期待した通り、思う存分音楽に浸れた高校時代でした。もちろん、勉強面では、落ちこぼれ状態でしたが...。  (^^;ヾ

コメント (2)
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