大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

創作イタリアンオフ(Nagomi Style)

2004年12月21日 18時16分59秒 | その他
 メンソール復活オフ第一弾となった【創作イタリアンオフ】に参加いただきましてありがとうございます。終わってみれば、『イタリアン?』なオフだったと思いますが....。地下鉄都島駅の一番出口で待ち合わせて、会場の『Nagomi Style』へ。会場は看板はないし、全然レストランっぽくないのでびっくりされた方々数おられたようでした。

 メンソール一行は和室(くつろぎの和室)の方へ案内された。客室は洋室(落ち着きの洋室)がある。バーとして使う場合は、別のセクシーな部屋が用意されているらしい。まずドリンクメニューを受け取る。これが分厚い。洋酒、日本酒、ワイン、焼酎、ノンアルコールドリンク、緑茶、ハーブティから果汁100%ジュースまで取りそろえは豊富。ただし、銘柄はそれほど多くない。

 まず乾杯の後、料理を待つ。最初の料理は茗荷の甘酢漬け、海老のガーリック醤油、オリジナルパンのイチゴバター添え、煮いわし、ウナギのしらす和えの五種盛り。

 二品目は鰹のたたき。刻みネギとたでが乗せられ、菊花が飾られている。ソースになっているのはバルサミコ酢かと思ったけど、なんか違う。店主によれば黒酢だそう。この黒酢のチラシ方について店主と笑うやりとりがあったんだけど、文字では再現できないのでパス。

 三科目は冬瓜のスープ。一見大根おろしに見える。冬瓜をすり下ろして、昆布だしを利かせて、たぶん鶏ガラスープも使って冷製スープに仕上げてある。

 四品目は水なす。

 五品目はヨモギパン&ごまパン。どちらもオリジナルで、味わいのあるパン。バターは普通のバターと発酵バターの二種類が出されるが、バターなんて付けなくてもおいしい。付けると味わいが変わるので、その変化を楽しめる。発酵バターは、パンでぬぐって食べ尽くしてしまった人がいたので、お代わりした。通常は冷凍で保存してるんだそうで、出てきた発酵バターはちょっと冷えててちょっと固かった。追加で出てきたバターも容器がぴかぴかになるくらい磨き上げたけど....。

 六品目はアサリを使ったパスタ。

 七品目はスズキ。にんじん、シメジ、ブロッコリーなどがススキを取り囲んでいる。

 八品目はほとんどタタキ状態のステーキ。

 九品目がシャーベット。なんか特別なシャーベットで、すぐに食べないと溶けてしまうらしい。シャーベットが苦手な人にはアイスクリームがでた。

 十品目は、お茶なんだけど、お茶用メニューから好きなものがリクエストできる。見事に十人十様になるかと思ったんだけど、そうはならなかった。それでもかなり分かれたけど....。



(店 名) Nagomi Style
(ジャンル) 創作イタリアン?
(住 所) お店の意向により伏せています
(電 話) 06-6928-2025
(営業時間) 平日 12:00-14:00、18:00-20:00、20:30-22:30
土日祝 12:00-14:00、17:00-19:00、19:30-21:30
(店 主) 大瀬戸宏文
(ウ ェ ブ) http://www.nagomi.biz
(予 約) 完全予約制です。まず電話で予約を行い。ウェブから名前、電話番
号、同伴者、嗜好などを伝えます。紹介者は誰かと聞かれますので、
【大阪グルメ倶楽部】と言っていただいて結構です。
(補 足) 他にバー、ボディマインドマッサージなどがあります。
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牛正オフ(中央区日本橋)

2004年12月21日 18時14分34秒 | オフレポート(1999年)
 オフの開始は20:00でしたが、メンソールは17:50頃に会場の『牛正』へ。奥に座敷席があるとは知らなかった。

 まず出てきたのは、馬肉の造り。コーネ(立髪の下肉)、バラ肉、ロース肉。メンソールが座ったのは四人用テーブルなので、出された造りは四人前のはずなんだけど、これはほんまに四人前か....、というくらいの量が出されました。メンソールはまずロース肉に箸を延ばす。いやー旨いっす。分厚くカットされた肉は、新鮮で、歯ごたえがある。バラ肉は霜降り状態なんだけど、全然油っぽくない。コーネというのは、立髪の根本にある肉なんだけど、肉と言うよりは脂肪に近い。昔々、初めて食べたコーネはバターを食べているような感じだったけど、ここで食べたものはもっとあっさりしていた。

 続いては、馬の肝造り。牛とか鶏とかの肝を想像してたんだけど、あっさりと裏切られた。しっとりねっとりという感じではなく、歯でサクッと切れるような感じ。醤油と生姜、好みでニンニクを添えて食べるらしいんだけど、メンソールは、そのまま何もつけずにいただいた。軽いごま油の香りがして絶品。続いては軽く塩をふっていただいた。こちらもけっこういける。次に、刻みネギとともに食べてみたけど、これはネギの香りが強すぎた。

 次は馬の白子。白子といっても精巣のことではなくて、骨髄のことだそうだ。見た目は魚の白子に似ているので、店主が名付けたそうで、出されたのは頸椎部分と胸椎から腰椎にかけての部分の二種類。メンソールには白子と言うよりは、へその緒に近い感じのものと、喉の軟骨に近い感じのものに見えた。臭みはなくて、ねっとりとした歯触りとした触り。

 次は、珍品の猪の精巣。「精巣と言うことは睾丸と言うことか?」と聞いたけど、「睾丸ではなくて精巣だ」という説明だった。見た目はほとんど生肝と同じ。
 
 馬肉の精巣も扱ってるらしいんだけど、去勢してしまうので、精巣が手にはいることはほとんどないのだそうだ。それから、赤貝と呼ばれているものもあって、こちらは胎盤なんだそうだ。

 続いては、馬肉のたたき。豆もやしを巻き込んだもので、ポン酢の酸味がなかなか良い感じ。ポン酢は、口に入れたときは酸味を感じるんだけど、後口はやや甘みを感じる。

 馬肉料理は以上でした。馬肉に含まれる鉄分は、牛豚肉の3~4倍でコレステロールを下げる働きのある必須脂肪酸(リノール酸、リノレイン酸)が多く含まれているそうです。毎日南熊本から空輸されてくる馬肉を使っているとのことでした。


 次は、雉シリーズ。まずささみ、胸肉、こころ(心臓)、ずり、肝の造りが出されます。肉の色は鶏肉よりもやや濃いめ、味は濃厚です。もも肉等は、すき焼き風の鍋となりました。関東風の過ぎ焼きで、甘辛く味が付けられていますが、その味に雉肉は全然負けてません。噛めば噛むほど旨味が出てくるような感じで、それはそれはセクシーな味でした。肉がなくなったあとは、うどんを入れていただきました。


 最後は熊シリーズ。熊肉は味噌仕立ての鍋となりました。味噌仕立てにしたということは、やはり臭みがあると言うことなんでしょう。メンソールはあまり気にならなかったですけど....。熊肉は固いと言うことで、しゃぶしゃぶ肉くらいの厚みでスライスされていました。で、なんと言っても脂の厚みにはびっくりでした。

 最後は雉のスープが出ました。こちらも大変セクシーなお味でした。鍋は、熊派の人と雉派の人と別れたようですけど、今回のメンソールは雉派です。馬肉料理は年中されているようですが、猪(ボタン鍋、焼物)、鹿(もみじ刺身、焼き物、たたき)、雉(雉鍋、生地刺身、スープ)、熊(熊鍋、焼物)は季節料理で、11月下旬から2月下旬までだそうです。


(店  名) 牛正
(ジャンル) 鮮馬肉料理
(住  所) 大阪市中央区日本橋1-3-7
(電  話) 06-6213-5503
(営業時間) 
(定 休 日) 日曜日
(交通機関) 地下鉄日本橋駅、近鉄奈良線日本橋駅を下車、二番出口を出て、日
      本橋交差点北西角、東海銀行の北隣。
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Bar in(大正区三軒家)

2004年12月21日 18時11分39秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 メンソールが蟷螂拳使いであることを知られてしまっている珍しいお店。マスターによれば、大正区唯一のバーだそうだ。JR大正駅からこの店に来るまでの間に『バー・アメリカン』という看板のか出た店があったので、「もう少し駅よりにバーがありましたよ」というと、「あれはバーとちゃう。スナックや」と言われてしまった。
 
  シングルモルト系の品揃えはラブリーを通り越してセクシーの域に入ってるし、居心地はなかなかいい。メンソールは、練習帰りにビール飲むのが好きだったりする。
  
(店  名) BAR in
(ジャンル) バー
(住  所) 大阪市大正区三軒家西1-6-6
(電  話) 06-6552-6952
(交通機関) JR環状線大正駅カード下の西橋、
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たかま(天七)

2004年12月21日 18時09分10秒 | 麺類
 あちらこちらのメディアで紹介されたし、混んでるだろうな....と思ったので、昼のピークを避けて13:00に入店した。店構えも結構モダンなんだけど、内装もモダン。入った瞬間、枚方にある『天笑』を思い出したりした。最初に盛り蕎麦食べて、あとから田舎蕎麦を食べようかな....とも思ってたんだけど、それほど時間に余裕がなかったので、メンソールは田舎蕎麦をオーダーした。蕎麦をオーダーすると同時に日本酒もオーダーしたので、あとからサイドディッシュメニューを持ってきてくれた。で、ほやの塩辛もオーダーしておいた。

 磯の香りたっぷりのほやをつまみながら、端麗辛口の日本酒を飲む。平日の昼間から蕎麦屋で酒を飲んで酔っぱらっていると、必ず仕事の電話が鳴るというのがメンソールのジンクスなんだけど、今回はそのジンクスが崩れた。近いうちに壺阪寺行かなくっちゃ....。

 田舎蕎麦はつなぎなしの十割で、それを嘘みたいに細く切ってある。要は極細麺なんだけど、そのためか蕎麦の長さとしては短め。つけダレは、直接飲むとちょい辛いけど、蕎麦に合わせるとものすごく相性がいい。

(店  名) 蕎麦たかま
(ジャンル) 蕎麦屋
(住  所) 大阪市北区天神橋7-12-14
(電  話) 06-6332-8844
(営業時間) 11:30-14:30、17:30-20:00(売り切れ次第閉店)
(定 休 日) 火曜日定休、月曜日は昼のみ
(交通機関) 地下鉄天神橋筋六丁目から天七商店街を北へ10分くらい
(そ の 他) 全禁煙席
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Kurogami(南堀江)

2004年12月21日 18時01分45秒 | カフェ
 船場でランチということになって、頭に浮かんだのは、<TILE>、<LIME>、<Muse Osaka>、<Logic>、<MOUTON>だった。西大橋の駅を降りて、<LIME>、<MOUTON>、<TILE>を見ながら南へ下る。ちょうど12:00前に<Kurogami>の前に着いたので、この日のランチは<Kurogami>で....ということになった。

 店内は、ランチタイムだというのに薄暗い。店の左手側にはカウンター、右手に畑があってそのおくが座席になっている。座席は二人がけがメイン。一組だけソファがあった。

 メンソールが選んだ日替わりランチの内容は鳥の唐揚げ、去年の晩夏に一度別れたんだけど、またつきあうようになったナッキーは、混ぜご飯を選んだ。メンソールはそれに加えてビールをオーダーした。まず、サラダが出されるので、これと合わせてビールを飲む。ごまの味がしっかりと利いたドレッシングだった。

 メンソールのオーダーした鳥の唐揚げは、大皿に鳥の唐揚げに香菜、そのサイドにはドーム型のライス、とナムル様の野菜たちが....。で、食べてみて判ったんだけど、ビビンバなんだ。なるほど....。なかなかいける。鳥の唐揚げの方は甘みが利かせてあって、八角と思われるスパイスが充分に利かせてあって不思議な味。これだけでビールが飲めちゃいそう。

 ナッキーはのオーダーした混ぜご飯も、よく考えてみたらビビンバのバリエーションなんだ。スライスして揚げたかりかりガーリックや、クラッシュド・ピーナッツが、ライスの柔らかく持ったりした食感とのコントラストで、なかなか良い。メンソールのものに比べるとやや柔らかい感じがするけど、どちらもGood。

 ちなみに、同じ南堀江にあるカフェ<8B>の系列店。カウンターの椅子はgrafらしいよ。


(店  名) Kurogami
(ジャンル) アジアンカフェ
(住  所) 大阪市西区南堀江1-15-17
(電  話) 06-6432-1119
(営業時間) 12:00-17:00、18:00-26:00
12:00-26:00(日土祝日)
(定 休 日) 無休
(店  主) 兼子英治
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スパイシー&ワイルド香港オフ(エンジェルトラップ)

2004年12月21日 18時00分19秒 | オフレポート(1999年)
 この日は本町で、VPNするためのルータ設定をしてたんですけど、この設定にはまりまくり、本来ならば二時間程度で終わるはずの内容が六時間かかってやっと開通となりました。もうヘロヘロ状態だったのと、前日からちょっと調子が悪かったので、まずは景気づけに『彼処』へ。ビールと焼酎を一杯ずつ飲んで、疲れていた&体調が悪かったせいか酔ってしまい、それでも歩いて四つ橋までたどり着こうとしたんですけど、色々あって遅刻してしまいました。参加者のみなさんすいません。

 今回はコースでオーダーしているのではなく、着席してからメニューを見て単品でオーダーしました。色々食べたんですけど、食べながら思ったのは、「これって香港料理とちゃうぞ~」でした。香港・広東系の中華料理って、素材の味を生かした薄味が特徴だと思うんですけど、北京系の味付けじゃないかな。激辛麻婆豆腐というメニューがあって、甜麺醤と豆鼓醤でしっかり味付けしてあって、でも山椒はあんまり利いてなかった。別皿によく炒った輪切り唐辛子が添えられていて、全部使って、お代わりもらったら店の人がびっくりしてた。

 ちなみにエンジェル・トラップという名前のスイカとタピオカのデザートがあった。内装はメタリックな感じで、客層は船場という場所がらかちょっと若め。


(店  名) エンジェル・トラップ ANGEL TRAP 香港小厨
(ジャンル) 香港料理
(住  所) 大阪市西区北堀江1-14-7
(電  話) 06-6534-9178
(営業時間) 11:30-23:00
(定 休 日) 無休

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高級ワイン&イタリアンオフ(モンティラート)

2004年12月21日 17時56分40秒 | オフレポート(1997年)
 あいきち嬢の新しいお店『モンテラート』で【高級ワイン&イタリアンオフ】を開催させていたただ来ました。お店はビルの二階で、ビル正面の階段を上っていくのですが、階段のサイドには高級ワインが....。

 今回は、料理一品ごとにワインを合わせ、そのマリアージュを楽しむという趣向で行われました。


1)<Ferrari>
 イタリア発泡酒スプマンテ

 これに合わせられた料理は、上新粉のピザ。ピザの上には季節の野菜がとりどりと盛られていました。ピザ裏面の焦げの香りが何ともいえず良い香りで、食欲をそそります。野菜たちはどれも新鮮で、わずかな苦みと渋みが、さらに食欲をそそる一品でした。スタートからものすごく力が入っていると言う印象です。


2)Jermann Chardonnay
 イタリア・フリウーリ・ベネツィア・ジュリア州 白ワイン 1999年

 メンソールはシャルドネが、なんか好みに合わないのですが、このワインは良かったです。合わせられた料理は、『しらさエビのソテーとモツァレラチーズのムース夏仕立て』です。テーブルに運ばれる以前から漂ってくるエビの香りが最高です。添えられているかぶら、にんじん、だいこんなどの野菜がしっかり主張していてベッラ・ベルドウーラそのものでした。


3)Robert Ampeau Meursault
 フランス・ブルゴーニュ地区 シャルドネ種 白ワイン 1987年

 料理は、『泉南の特上アナゴと満願寺トウガラシの煮込みジンジャー風味』で、メンソール的にはこの日一番のヒットというかホームランでした。柔らかいアナゴと満願寺トウガラシのマッチングが絶妙でした。アナゴを煮込んだスープがジュレに姿を変えて添えられていたのですが、こちらも絶妙。ジンジャー風味も抜群の一品でした。


4)Brida Bricco Uccellone Barbera Dasti
 イタリア・ピエモンテ州 赤ワイン 1997年 バルベーラ種

 料理は、中谷農園のバジルを使ったスパゲッティー・ジュノベーゼ。スパゲッティー・ジュノベーゼにあえて赤ワインを持ってきたソムリエが、その主旨を説明されていたようですが、メンソールは聞き損ねてしまいました。


5)Gaja Barolo Sperss
 イタリア・ピエモンテ州 赤ワイン 1994年 ネッビオーロ種

 料理の方は『松原牛もも肉の煮込み山芋とゴボウとともに』でした。きんぴら的ゴボウの香りが最高でした。

5)デザート

6)エスプレッソ


 これ以外に、当日欠席されたくまさんからの差し入れワインが二本ありましたので、この場で紹介させていただきます。....のつもりだったのですが、メモがなくなってしまったんで正確ではないのですが、

 ○ルイジャドのバタールモンラッシェ
 ○ロマネコンティー・サンヴィヴァン

 です。くまさん、本当にありがとうございました。お礼申し上げます。それからモンテラートスタッフの方々にもお礼申し上げます。


 ワインは料理一皿につきグラス一杯のペースでしたので、一部ウワバミ軍団には不足だったかもしれません。そのぶん、アダルトで、よってしたが麻痺することもなく、正確に料理と、ワインと、それからマリアージュを楽しめるオフになりました。



(店  名) クッチーナ・ベッラ・ベルドウーラ モンテラート
(ジャンル) イタリアン
(住  所) 大阪市天王寺区生玉前町1-16 チェリービル二階
(電  話) 06-6776-5889
(営業時間) 11:30-14:00、17:30~22:00
      11:30-22:00(日祝)
(交通機関) 地下鉄谷町九丁目駅下車、南へ徒歩三分
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イル・ソーレ・ロッソ(心斎橋筋)

2004年12月21日 16時43分12秒 | イタリアン
 心斎橋で人気のイタリアンに『イル・ソーレ』があって、その『イル・ソーレ』が満を持してオープンさせたピッツェリアがこちらの『イル・ソーレ・ロッソ』だそうだ。ナポリで修行した職人が作る、季節ごとのアイディアピッツァが人気らしい。メンソールは、季節を無視して、メンソールが好きな『四種類チーズのピッツァ』をオーダー。正しくは、ハーフ&ハーフのオーダーに応じてくれるので、『四種類チーズ』と『マルゲリータ』のハーフ&ハーフだったけど…。

 ピッツァが焼き上がるまでは、生ハム&モツァレラとスプマンテで時間を潰す。生ハムが結構良い感じだった。
 
(店 名) イル・ソーレ・ロッソ(IL SOLE ROSSO)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市中央区心斎橋筋1-4-14 燕京ビル二階
(電 話) 06-6251-5132
(営業時間) 11:30-14:30、17:30-21:30(日曜日-21:00)
(定 休 日) 無休
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カレーオフ(佳恋)

2004年12月21日 15時59分28秒 | オフレポート(1999年)
 『佳恋(かれー)』というカレーショップは、メンソールは以前から名前だけは知っていた。メンソールの場合は、無性に、訳もなく、けれどもある程度定期的に、外食をしたくなることがあり、この日も地下鉄を本町で降りて、彷徨っている時に『佳恋』を見つけた。この店の少し北側に薬膳ラーメンの店があり、料理の鉄人達と一緒に撮った写真が飾ってあるので、ひょっとしたら『料理の鉄人』に登場されたのかもしれないが、まだこの店に入ったことがないので、レポートはもう少し先になる予定。


 店内はU字型のカウンターのみ13席。店の奥に鏡が張ってあるので、大きく見えるが、それほど大きな店ではない。オフの参加者は12名なので、貸し切り状態となる。

 メンソールは一番奥の席に座った。辛いカレーを食べる人から順に、奥から座っていくというのが、本日の幹事の趣向らしい。メンソールが以前来たときに食べたカレーは『チキンチリカレー』で、3倍の辛さなのだそうだ。メンソールはそれを更に辛くしてもらい5倍で食べたが、それほど辛いとは思わなかった。

 今回のオフでは、一番辛いカレーを食べるつもりでいた。辛くしておいしいカレーとそうでないカレーがあるようで、辛口を食べるならチキンカレーがよいと勧められたので、メンソールはチキンカレーにした。この店の最高倍率は40倍だと聞いていたので、当然の事ながらメンソールは、40倍カレーをお願いした。

 先ずは乾杯。メンソールはビールだったが、グァバジュースやラッシーで乾杯に臨んだ人もいたようだ。

 最初に出てきたのはパパヤという揚げ煎餅のようなもの。豆の粉で作るのだそうで、食べると豆の味がする。メンソールは、薬味として置かれているチリピクルスを大量につけて食べる。心なしか今日のチリピクルスは、以前の時よりも辛いような気がする。

 続いてはサモサだが、ベジタブル・サモサとミンチ肉の入ったサモサの二種類。ソースとしてはケチャップと、グリーンチリのペーストが出されるが、グリーンチリは酸味こそあるものの、それほど辛いものではない。
 
 次は、ダルバラという、豆をペースト状にして揚げたもの。メンソールはこれがけっこう好きで、ビールのお供にはサモサよりもこちらがあっているように思う。

 シシカバブとボディカバブが登場。メンソールはエスニック系のカレーを食べる場合は、スプーンを使わずに手づかみで行く。ナンなどを食べるときでも、極力左手を使わないようにして食べる。ここまでメンソールはすべて手づかみ。他の人を見渡すと、だいたいフォークを使っているようだけど、女性三人組は手づかみだったような気がする。

 次はタンドリーチキンが登場。これはおいしかった。メンソールは鶏肉が好きで、スパイスも好きなので、タンドリーチキンはけっこう好きなメニューの一つなのですが、火を通しすぎるのか固くなったものが多いように思っています。今回のタンドリーチキンは、柔らかく、スパイスの使用も控えめで、鶏肉の良い味が出ていたように思います。

 待ちに待ったカレーの登場。メンソールはチキンチリカレーの40倍のはずだが、隣の20倍カレーと色があまり変わらない。食べ比べてみるとやっぱり同じくらいなので、更に辛くしてもらった。ライスはサフランで軽く色を付け、バターで炒めたもの。ナンは、通常のものと、ミンチ肉が入ったキーマナン、ルティーという揚げナン。この店に限らずメンソールはキーマナンが好きだったりする。それと揚げナンがけっこう好きだ。この店ではないが、ルティーのことを風船ナンと呼んでいる
店もあった。

 メンソールは、エスニック系のカレーを食べるときには、ライスではなくてナンをオーダーする。メンソール自身が、ライスがあまり好きではないというのが一番の理由なんだけど、エスニック系のカレーが好きな人は、ナンをオーダーする人の方が多いように思う。そういうこともあって、ライスを合わせたことがなかったんだけれど、今回は、各種ナンもライスも自由に選ぶことが出来たので、チャンスとばかりにライスを選んでみた。

 ナンでカレーを食べるときも、手づかみで食べると、翌日まで右手にカレーの香が染みついていたりする。今回は初めて、ライスとカレーを合わせるのも、それを口に運ぶのも手づかみで押し通した。作法の方はともかくとして、ライスに合わせる方がカレーが柔らかくなるような気がした。しかもライスから来るほのかな甘みが、なんか安心させてくれる。

 メンソールが食べている40倍カレーだけれど、最初はそれほど辛くないが、徐々に辛くなってくる。最初は甘みを感じるほどだが、半分ほど食べる頃にはかなり辛くなってくる。ルーのボリュームは普通、ルーのとろみはサラサラとまでは行かないが、ややとろとろといった感じ、辛さもメンソールのように 40倍とかをオーダーしなければ普通だと思う。店の人も、「うちのカレーは辛くないよ」と言っていた。ライスやナンの量も、一人で行けば普通だと思うんだけれど、この日はライス、ナン共に、食べ放題的な様相を呈していて、メンソールだけでもライス一人前分くらいと、各種ナンを合わせて一人前くらい食べたと思う。

 メンソールは一応、「50倍でも食べれると思うよ」といわれたので、次回は50倍カレーに挑戦して見るつもり。でも、事前に得た情報では40倍がこの店の最高倍率だったんだけどな。ひょっとして次回行って50倍食べれたら、60倍でも大丈夫とか言われるんじゃないだろうか。


 マスターのカラム氏は、以前はバングラデシュ大使館に勤務していたそうで、そこで賓客が集まるパーティーの料理や作法の指導に当たっていたそうです。そんなマスターにおかんが、大阪勉強室を開講していて、このやりとりが面白かったんだけど、レポートできないところが残念。


【店  名】 佳恋(かれー)
【ジャンル】 カレーショップ(バングラデシュ系エスニックカレー)
【電話番号】 06-6243-4499
【住  所】 大阪市中央区南久宝寺町4-5-11 ライオンズマンション一階
【営業時間】 11:00-14:00, 17:00-21:00
【定 休 日】 日祝
【そ の 他】 地下鉄本町駅15番出口から徒歩5分くらい
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ハーブオフ(リール)

2004年12月21日 15時57分29秒 | オフレポート(1999年)
 メンソールは集合場所である長堀鶴見緑地線『玉造駅』に、集合時間の20分前に到着した。改札を出るとなんとそこにはなると嬢がいるではないか。しかもメンソールの顔を見るなり笑い出しよった。失礼なやっちゃ。しばらく待つと、アレックス嬢とEriko嬢が到着。定刻を五分過ぎたので、会場へと向かう。もう少し後で詳しく説明するが、Eriko嬢はこのオフを機会に、ハンドル名(スクリーン・ネーム)をメグと変更することになった。

 途中「ニフティーって何」という質問を受けて、ちょっとしたやり取りがあった。あとになって、聞いたんだけど、アレックス嬢って Pochi氏が『ビストロ・ル・クレオール』で開催した【ワイン&チーズオフ】がオフの処女参加だそうだから、ニフティーのこともご存じなんじゃないかと思うけれど、違うのかな。

 玉造駅から北へ向かう。玉造公園、エッソのサービスステーションを横目で見ながら会場へと向かう。ちなみに玉造公園の北側を西へ向かうと大阪女子学院の中高短大があるので、制服フェチの方は寄ってみても良いのではないかと思う。レストラン『リール』は、玉造稲荷の向いにあるレンガ造りの瀟洒なマンションの二階にある。ちなみに店名の『リール(RIRE)』というのは『ばか笑い』という意味のフランス語なんだそうだ。映画『フィフス・エレメント』でミラ・ジョヴォヴィッチが演じていた赤毛のエイリアンもリールという名前だったが、こちらとは関係ないらしい。

 店の前でしょうこおもてうら嬢とその友人と合流。店内に入る。レストランが二階にあって、入店するために階段を上っていると、気分が高揚してくる。店内は暖色系の照明が用いられていて明るい。フロアも明るい感じのフローリングだし、雰囲気もかなりカジュアルで明るい感じがする。店内左手側がオープンキッチンになっており、その前に若干のカウンター席がある。右手側にはテーブル席があり、四人掛けテーブルが5席くらい。店の一番奥には一段高くなったスペースがあり、こちらは団体客用にも使えるのだろう。この日も会社の歓送迎会かと思われる団体が騒いでいた。

 メンソールはオフの三日前に、オーナーシェフの浜野氏から予約確認の電話をもらっていた。予約の確認と共に、会食の趣旨(誕生会、歓送迎会など)について尋ねられた。根が正直なメンソールは、素直に特別な集まりではないと答えてしまったが、この時誕生会だと言っておけば、特別なサービスが受けられたのではないかと思うとちょっと悔やまれる。Well....。【大阪グルメ倶楽部】発足以来、何度もオフをしているけれど、レストラン側から確認の連絡をもらったのは初めての事だ。


 メンソールは店に到着するなり、ワインリストを要求し、今日の料理の構成を尋ねた。店内は満席だったし、かなり騒がしかったこともあるのだろうけれど、メンソールは「スープのあとはハト、それから仔牛」だと聞こえた。「スープのあとは、魚を飛ばして肉ですね」と確認すると、そうだとの答え。それなら今日のワインはボルドーで統一しようと思った。ところがこれがとんでもない勘違いだったのだ。


 今日のオフの参加者は九名なんだけれど、通常ワインは一本からグラス七杯分取るので、参加者が九名というのはかなり中途半端で、ワインが一本では足らず、二本ではかなり余るということになる。しかもスープの次はハト料理だ。かなり幹事泣かせでんな。メンソールが選んだワインの一本目はChateau Paradis Casseuil。全員揃うまでの食前酒の代わりにすればいいと思ったので、二本オーダーした。ぎりぎりにたま嬢とその友人、だいさく氏が到着したので、雪崩れ込むように乾杯。オフへと突入した。

 ウェイトレスがワインを注いでくれるんだけど、テイスティングの儀式はなし。別になくったっていいし、多分出来るだけカジュアルな雰囲気を目指しているんだろうとは思うんだけれど、それはホスト尋ねるべきじゃないかと思う。ワインのラベルを剥がしてほしいと言ったんだけど、それも出来ないんだそうだ。ボトルは持って帰ってもいいよと言われたけれど、それはちょっと違わないか。ホール係りの数が若干少ないような気がしないではないけれど....。



◎アミューズ チキン・キノコ・ナッツのテリーヌ

 ホール係りの方がアミューズと言って、料理の説明をされたので、アミューズと書いています。チキンの味がベースになっていて、ナッツとキノコの歯ごたえの差が、何とも言い難いアクセントになっていました。ナッツをまるのまま入れたのは正解だと思います。メンソールの好みです。軽く塩が振られていたのですが、おいしい塩でした。多分岩塩でしょう。マスタードソースとが脇に添えられていましたが、メンソールにとっては不要でした。添えられているハーブはルッコラでした。

 この時メンソールは、ノンアルコール組が二名いることに気がついた。ということはアルコール組は七名か。白ワインは一本でよかったんだ。しかもこのあとスープに続いてはハトやで。


◎スープ ハマグリのコンソメ パイ包みスープ

 とても薄味の、澄まし汁といった感じのスープでした。具は剥き身のハマグリとゼンマイ。スープに合わせてパンも出されたのですが、手前のパン皿に取らなくても香りを感じることが出来る、とても香り高いパンでした。ところでゼンマイってハーブなんですか。


 スープを飲みながら、メンソールは二本目のワインをオーダー。次に出てくるハト料理に合わせるためだ。選んだのはGaston Margaux96。これを二本。ところがここでまた予期せぬことが....。アクシデントは続くもんだねぇ。


◎魚料理 真ハタ

 メンソールは一時的なパニックに陥ったので、料理名までは聞き取れなかった。真ハタに松の実、グリーンピースを使ったソースがかけられており、そのソースの海の中ではホタルイカが泳いでいる。添えられているのは、マッシュドポテトと、セルクル固めされたトマトとズッキーニのみじん切り。使われているハーブは油で素揚げしたセロリの葉。
 
 うっそー、ハトじゃないの....。と思ったが、同時に『ハタ』と『ハト』を聞き間違えたんだろうなということも理解できた。でも、「スープのあとは、魚を飛ばして肉ですね」と確認した時に、「そうだ」という答えだったぞ。

 ということもあって、はっきりとは覚えていないのですが、かなりあっさりとした味付けでした。


◎肉料理 仔牛肉のローズマリー風味

 とてもよい味の肉でした。仔牛ということで、もう少しクセのない肉を想像していたんですけど、しっかりした味でした。


 テーブルをチェックすると、もう一本追加した方が良さそうだったので、最後のワインはChateau Haut-Beausejour Saite-Estephe 1996としました。そういえば、自己紹介タイムを設けるのを忘れてしまいましたが、なると、たま&たま友人、アレックス、 Eriko組ではかなり盛り上がっており、【石焼きビビンバオフ】、【日本酒立ち飲みオフ】、【すしオフ】などの開催が検討されているようでした。

 ちなみにこの席で、アレックス嬢友人のEriko嬢はメグというハンドル名(スクリーン・ネーム)を半ば強制的に襲名させられることになったようです。同様にたまさん友人は水野真紀と呼ばれることになったのですが、この辺は商標の関連もあってまずいのではないかと、メンソールは思っております。高島礼子にも似ているので、ラブリー高島あたりでもいいのではないかと思いますが....。


◎デザート バナナのパイ包みとチョコレートのアイスクリーム
      チョコレートケーキとピスタチオのアイスクリーム

 デザートは二種類ありました。パイの中から暖かいバナナが出てきたときにはびっくりしました。これは意表を突かれました。メンソールも以前バナナの春巻きを作ったことがあるのですが、こちらは不評でした。ピスタチオのアイスクリームは、緑色をしているので、一見メロンかと思わせるのですが、ピスタチオの味がよく生きています。


◎コーヒー or ハーブティー

 食後はコーヒーかハーブティーかを選べるようになっていました。ハーブティーの方はその日によって内容が異なるらしいのですが、この日は『フェンネル』でした。メンソールは『フェンネル』が大好きですので、一も二もなくハーブティーをオーダーしました。かなりあっさり目の味でした。もう少しフェンネルを強調してもいいのではないかと思うのですが、ハーブは好き嫌いがはっきりと出るので、難しいのかもしれません。メンソールもレモングラスは好きなのですが、ハイビスカスが苦手だったりします。


 今日のオフのタイトルは【ハーブオフ】なのですが、料理の方はそれほどハーブを前面に押し出したものではありませんでした。フレンチとしてはあっさり味だと思います。雑誌などの紹介記事では、あまり気取らない店だと割り切って、ちょっと早い目に予約して窓際の席をとり、玉造稲荷神社の森を見ながら愛を語り合うのに使うのがいいんじゃないかな、とメンソールは思ったりしています。


 会計をしているとオーナーの浜野氏が出てこられて、色々と話をさせていただきました。メンソールが守口在住なので、親近感を持っていただいたようです。あわせて、何の集まりなのかを聞かれました。オフの際には、お店側からこの質問を受けることが多くあります。年齢層はばらばらだし、それにしては親しげに談笑しているし、不思議な集団なのでしょう。インターネット上で参加者を募ったと、メンソールにとって九人中六人が初対面だと少し驚いておられたようでした。


 実は『リール』の一軒前に、『バー花本』に寄り食前酒のつもりで、ジンリッキーを飲んだんですけど、その時点であまり体調がよくないことが判ったので、長堀鶴見緑地線に乗って京橋へ、それから京阪電車で帰宅しました。二次会に行かれた方はおられたのでしょうか。



【店  名】 レストラン『リール』 Restaurant RiRe
【ジャンル】 フレンチレストラン
【電話番号】 06-6767-0567
【住  所】 大阪市中央区玉造2-4-13 上町ロングピア二階
【営業時間】 11:30-14:00(ランチタイム)
       14:00-14:00(ティータイム)
       17:30-21:00(ディナータイム)
【定 休 日】 火曜日
【そ の 他】 オーナーシェフ:浜野徳雄
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ワインオフ(ピノ・ノワール)

2004年12月21日 15時54分12秒 | オフレポート(2000年)
 【ピノ・ノワールオフ】に参加いただきました皆様、ありがとうございました。今回もまた至らない幹事でありましたことをお詫びいたします。

 メンソールはこの日、会社の忘年会があったのですが、乾杯だけで抜け出しました。乾杯したのが17:20分頃、【ピノ・ノワールオフ】の開始が18:00ですので、これでもぎりぎりです。

 『ピノ・ノワール』に到着した17:58ごろ。すでに他の参加者は店内に入っていました。遅れて到着したメンソールは、まず初参加の方々に挨拶をして、名刺を配ります。今回は何と静岡からも参加を頂いております。


 さて、一本目はヴーヴ・クリコ。一杯目の乾杯は、シャンペンで行いたいと事前に申し入れて置いたのですが、まさかメンソールの好きなヴーヴ・クリコ(Vieuve Chiequot Ponsardin)がいきなり出てくるとは、大きな喜びでした。実は、シャンペンについてはサーベラージュがもし可能ならとお願いしていたのですが、これは無理のようでした。確かに店の構造上、どちらを向いてサーベラージュしても何かが壊れてしまいそうです。このシャンペンは美味しかったです。会社の忘年会での乾杯はシャンペンもどきだったので、その味の差は歴然でした。


 二杯目は白ワイン。プーシー(Sancerre Domaine:La Poussie、1995)でした。やや酸味のある辛口のワインでした。

 三杯目はいきなりのモンラッシュ(Chassagne Montrachet、1996)でほんのりと甘口、後口がほんのりスパイシーなワインでした。実は、モンラッシュというのは、誰でも名前を聞いたことがあると思うくらい有名な白ワインなのですが、メンソールはこの日初めて飲みました。ブドウはソーヴィニヨン・ブランです。
 
 四杯目はオー・ボン・クリマ(Au Bon Climat、1997)。これまでの二本はブルゴーニュのものでしたが、こちらはカリフォルニアはサンタ・バーバラのワインで、カリフォルニア・シャルドネ種のものです。前回飲んだときは、もっと酸味の強いワインのように思ったのですが、今回飲んだものは美味しかったです。というかめっちゃ旨かったです。まさにしろワインのトリを務めるのにふさわしいワインでした。

 フード類はメモを取っていなかったのでよく覚えていないのですが、トマトのバケット、貝柱のイチゴソース。貝柱はカルパッチョを意識したのか、ニンニクで下味が付けられていたようです。スパゲッティーミートソースは酸味のよく効いた美味しいスパゲッティーでした。もっと固い目に茹であげてくれた方がメンソールは好みなんですけどね。トルティージャにもニンニクが入っていました。

 それでは赤ワイン、五杯目はコート・デュ・ローニュ・ヴィラージュ(Cotes-du-Rhone Villages、1990)、メンソールはこのあたりで単なる酔っぱらいと化しているので、味の方の解説はいたしませんが、こちらの飲み具合に合わせてデカンタージュしていただいていました。他の赤ワインも、事前に開栓していただいていました。

 六杯目はシャトー・シサック(Chateau Cissac、1994)、実はメンソールはこのシャトー・シサックは大好きなのです。前回飲んだときよりもややあっさり気味でした。

 七杯目、オー・ボン・クリマ(Au Bon Climat、1997)、先に飲んだのは白ですが、こちらは赤です。葡萄はカリフォルニアのピノ・ノワール種。こちらもめっちゃ旨かったです。メンソールがシャトー・シサックに感激したのは先月のことなのですが、いともあっさり抜き去られてしまいました。

 八杯目、マルゴーのシャトー・テルトル(Chateau du Tertre、1990)、カベルネ・ソーヴィニヨン種。オー・ボン・クリマの赤で感激したにもかかわらず、あっさりとその上を行ってくれました。メンソールの横には女性達が座っていたのですが、もううっとりとして放心状態。

 フード類の方ですが、鶏肉の煮込み、サラダ、それから茄子のピザ。このピザは絶品でした。口当たりが違うのですが、たぶん、上からパン粉をまぶしてあるのでしょう。美味しかったです。


 実はこの後特別なものが出ました。何が出たのかはメンソールは知りません。まだ飲めるぞーという三名だけが飲みました。

 その後、静岡からのゲストが撃沈してしまいました。
 
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郊外イタリアンオフ(ルッリョ・ドゥデチ)

2004年12月21日 15時53分22秒 | オフレポート(1999年)
開催日
7月10日(土)、18:00~20:30
 

開催趣旨
郊外の一軒家のイタリアンレストランを攻める
 

会場
トラットリア・ルッリョ・ドゥデチ(Trattori Luglio-Dodici)
イタリアン
0722-54-7712
大阪府堺市長曽根町322-2
11:30-14:30, 17:30-21:3006-6213-8069
月曜
三台分の駐車スペースあり。
 

 

オフレポート
 地下鉄御堂筋線『中百舌鳥駅』の改札で待ち合わせ。ところが集合時間の17:45に集合場所に現れたのは古畑ご夫妻のみ、集合時間になっても誰も来ない時って幹事は一番ビビルのですが、名刺交換と挨拶をしているうちに、しゅんさん、メンソールのグルメレポートのファンだという香菜さん、アレックス嬢が到着。ほっと胸をなで下ろすと共に、すでに17:50になっていたので、会場へ向かうのでありました。

 二番出口をでて、そのまま直進すると、最初の信号の左手側に、店を見つけることが出来ます。全体的にクリーム色なのですが、Luglio-Dodiciと書かれたコバルト
ブルーの看板が目を引きます。その文字の下には、なぜか英語でfrom 1998 7. 12.と書かれていたりします。

 外見は、どこにでもあるイタリアンレストランと大差ないのですが、店内、特にカウンターバックの不規則な凸凹を持つ高い壁と、その壁に飾られている調度品がは特筆もので、まるで博物館にでも来ているかのようです。食事をしながらも、何度かその壁に見とれました。一人で行くなら、カウンターに座って、壁を見ながら瞑想するのも良いかもしれません。きっと素晴らしいイメージがわくことでしょう。

 メンソールは入店するとすぐに花束をヘッドウェイターに渡し、開店一周年を祝ったところ、オーナーの楠本氏が挨拶に見えました。ひょっとして花束効果で、多少コースの内容がグレードアップするかと思ったのですが、パスタやドルチェが二品になるといったようなことはなかったです。

 最初の白ワインはあっさり目。まずアンティパスタミストはシャコとヤリイカのサラダ、ヒラメのカルパッチョ、カプレーゼ、ブロッコリ、赤黄ピーマン、鴨のスモーク。ヒラメはおいしかったです。

 二品目のパスタは、メンソールがこの日一番気に入った一品。スパゲッティーの上には、細かく砕いたクルトンのような茶色いものが乗せられていて、それと一緒に食べたときに、強烈なニンニクの薫りがした。で、ニンニクを刻んでソテーしたものを薫り付けとして添えてあるんだろうと思ったんだけど、後でそうではないことに気づいた。この料理の名前は、『鰺のスパゲッティー、アンチョビ・パン粉風味』で、茶色いものはガーリックではなくて、パン粉だったんだ。スープはちょっと多い目。サービスするときの温度がちょっと高すぎるんじゃないかと気になった。それから、料理は四人分ずつしか運ばれてこない。たぶん、四人分以上を同時に作れないんだと思うけど、もう少し工夫できないかな....、と思った。コースの進行は滞りないんだけれど、11人いるということは、料理は三回に分けて運ばれてくるわけで、最後に料理が運ばれる人は、かなり手持ちぶさたじゃないかと思う。とはいえ、ニンニクとオリーブを効かせたスープはおいしかったので、パンをお代わりして、皿はピカピカにしました。パンは、ローズマリーのフォカッチャ、バケット、クルミパンの三種がありました。

 話は戻って、パン粉なんですけど、メンソールは学生時代の立ち食いうどんの、天かすのことを思い出しておりました。その店では、天かすが取り放題だったのですが、うどんだしを吸い込んだ天かすのおいしいこと。結局うどんだしは全部天かすに吸い取らせて食べてしまう訳なのですが、腹は膨れるし、安く上がるし、ということで、学生の強い味方でありました。今日のスパゲッティーの焦がしたパン粉も、スープを吸い取ってとってもおいしくなっており、スパゲッティーの良いアクセントになっていました。鰺のスパゲッティーというのも、ちょっと変わっていておいしかったです。

 メインは、『すずきのソテー ブラックオリーブソース』、『和牛フィレ肉のマルサラソース』からのチョイスとなります。メンソールは肉の方をチョイスしました。通常魚か肉かをチョイスする場面では、魚をチョイスした方がはずれが少ないということは判っているのですが、メンソールは肉好きなもんで、つい肉を選んでしまいます。今回は正解でした。フィレ肉はとても軟らかく、ちゃんと肉の味がします。魚をチョイスした人の話では、それ自体はおいしいけれども、パスタと味の傾向が似ているために、変化がなかったように思うとのことでした。

 ドルチェは、『イチジクのタルト ジェラート添え』でした。メンソールは最近、イチジクと言えば干しイチジクをあてに、カクテルやワインを飲むことが多いので、『イチジクのタルト』といわれたときも、干しイチジクが使ってあるのだろう、と勝手に思いこんでいたので、生イチジクの味は、懐かしくもあり、新鮮でもありました。

 最後は、コーヒー、紅茶、エスプレッソからのチョイスとなります。その後、勇士四名がグラッパに挑戦。サカイシアとネビオーロがあったのですが、ネビオーロは一杯に満たなかったためサービスしていただきました。\8,000-はちょい高い目ようですが、是非カウンターバックの壁を見に行ってください。
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チーズフォンヂュオフ(ファン・ド・ジュリ)

2004年12月21日 15時50分00秒 | オフレポート(1999年)
 オフレポートが遅くなってしまいました。オフ当日体調を崩していたのですが、なんとか復活することが出来ました。

 この日はなんと、主催者のメンソールが集合時間に遅刻してしまいました。なぜか快速よりも各停の方が早く目的地に着いたり、メンソールの時計が5分ほど遅れていたりしたことが重なってしまったのですが、誠に申し訳ありませんでした。

 すでに一週間前のことになってしまいましたので、はっきりとは覚えていないのですが、11名の参加者のうち、メンソールが面識があるのは山田氏とあひあひ嬢、柊氏の三名だけで、残りの7名は全て初参加、しかも妙齢の女性ばかりということだったので、メンソールの体調が万全でなかったことが悔やまれます。

 まず白ワインはグラーブのもの。オードブルの一品目はロックフォールトクルミのムース。これには蜂蜜が添えられている。ブルーチーズに蜂蜜は合いますからなぁ。温度の関係があるのか、蜂蜜はちょっと粘度が高くて、取り分けるには辛かった。

 二皿目は生ハムマリネとシャブルーのカクテル。三皿目は牛肉網焼きとパルメジャーノのカルパッチョ。これは美味しかった。四皿目はエスカルゴとキノコのクリーム煮ラングル風味。これも美味しかった。五皿目はシャンビシュードオムレツ、これも中身半熟で美味しかった。六皿目はサーモンソテーとキノコバターのベーコンサラダアイリッシュブルードレッシング。これも良かった。

 いよいよチーズフォンデュの登場。この日用意してもらった5種類は下記の通り。

◇スイス・スタンダード  グリエール、エメンタール
◇ジェラシス       コンテ
◇ピレネー        オッソイラティー
◇ノルマンディー     グリエール、エメンタール、カマンベール
◇オーヴェルニュ     グリエール、エメンタール、ブルードヴェラーニュ

 
 その後、デザートに移行。メンソールはチーズを4種類カットしてもらいました。赤ワインは、ボジョレー・ヌーボーとキャンティー。ボジョレー・ヌーボーは樽からサーブされました。

 会計は、電卓をはじいたメンソールがビックリしたのですが、ノンアルコールグループが2,800-、アルコールグループが4,700-と、超リーズナブルでした。
 
 このオフの目的は、使用するチーズの違いによる、チーズフォンデュの味の違いを楽しむという趣向だったのですが、それよりもチーズを使ったオードブルの数々が美味しかったです。

 オフが終了したので、一行はJR住吉駅へ。ところがやってきた電車は大阪駅ではなく、北新地へ到着してしまったのであります。



【店  名】 ファン・ド・ジュリ
【ジャンル】 チーズ料理店
【電話番号】 078-857-7494
【住  所】 神戸市東灘区向洋町中5-15 マーケットシーン・リヴァーモール二階
【営業時間】 
【定 休 日】 
【そ の 他】 

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洋食オフ(シェ・マリー)

2004年12月21日 15時48分43秒 | オフレポート(1999年)
 メンソールが開始20分前に店に到着すると、ちょうどテーブルセッティングの最中だった。シェフの住田氏から、参加予定だっただいさく氏がドタキャンだと知らされる。山田氏はキッチンの構造や使用器具などに鋭い視線を注いでいる。おおしま嬢からは遅刻すると連絡が入っていたので、おおしま嬢以外の13名がそろった時点で、時間通りにオフが始まった。

 乾杯をビールにするかワインにするか迷ったが、多数決を取るとワインだったので、まず一杯目はワインとなった。シャンペンにするという手もあったんだけど、ワインにした。料理については人数が多いこともあって、予算を伝えてお任せにした。コース仕立てではなくバイキングのような形式でともお願いしておいた。その方が品数が多くなるだろうと思ったからだ。

 まず海鮮サラダ、ハム盛り合わせ、豚肉の煮込みの三品が大皿に入れてセンターのテーブルに並べられる。まずは乾杯。それまでは上品だった参加者一同は、乾杯が終わると同時に豹変し、料理に群がる。山田流に言えばイナゴ軍団。メンソール流に言えばハイエナ軍団、彩人流に言えば欠食児童軍団となるのだが、料理は一瞬にしてなくなってしまった。メンソールは遅刻してくる渉子嬢のために、それぞれの料理を皿に取っていたんだけど、そのためメンソールは豚肉の煮込み料理を食べ損なってしまった。

 海鮮サラダは酢の使い方がうまいと思う。メンソールはこれくらい酸っぱいのが好きだ。大皿料理というのは、残り少なくなると見た目が悪くなるし、レタスとかの飾りが最後に残ってしまうもんだけれど、ここでは大皿の料理が残り少なくなると、小皿に移してくれるので、飾り付けのレタスだけとか、プチトマトだけとかが残ってしまうことがない。非常に合理的だと思うし、暖かい心遣いだと思う。

 4品目はエビのチリソース。メンソールは中華料理が大好きで、エビチリソースはその中でも好きな一品ではあるんだけれど、いったいどの辺がチリソースなのとさと聞きたくなるくらい甘いエビチリが多くて、そういった物はあまり好きではない。久しぶりにぴりぴりと辛いエビチリを食べた気がする。美味しかったです。

 5品目は肉団子のカレーソース煮込み。肉団子とマッシュルームのカレーと言った方がよく判るかもしれない。伝統的なカレーといった感じで、カレー粉の味がする。こちらも辛くていい感じ。

 6品目は冷製スープ。これはそれぞれ足つきグラスに入れて供されたのですが、美味しかったですねぇ。なると嬢と川口嬢がかなりお気に入りのようでした。

 7品目はピザ三種。シーフード、玉子、カレーの三種類があったらしいんだけど、メンソールは食べ損なってしまいました。ちゃんと全員のことを考えて自分分を取るように....。

 8品目は、鶏肉がメインの煮込み料理。

 9品目はこの店の名物料理でもある若鶏の小悪魔風。マスタード風味なんですけど、前回食べたときとはソースの味が違っていたような気がしました。今回の方がやや甘い目で、チーズの味が強かったように思います。この料理も高く評価する人が多かったようです。

 10品目は幅広のスパゲッティー。これまたメンソールは、気がついたらもう無かったという状態で、食べ損なってしまってしまいました。パスタは全部で三種類出て、メンソールがなんとか食べることが出来たあとのに種類が美味しかっただけに、このきしめんパスタを食べ損なったのは残念でした。

 11品目は野菜サラダ。こちらは野菜だけのシンプルなものです。これもメンソールは幹事業が忙しかったのか、食べた覚えがないです。

 12品目は、二種類目のパスタでナス&ツナ入りのトマトソースの物。

 13品目は、三種類目のパスタでこちらは和風。具はワカメ、イカ、タケノコ、ノリ。これは美味しかったです。

 14品目でやっとデザート。メロンとイチゴ、キウイ。

 とにかく怒濤のごとく料理が運ばれ、運ばれると同時に、センターテーブルに群がってあっと言う間に空にしてしまう。テンポがものすごく速いので、自己紹介する暇もとれなかったし、各テーブルを回って幹事らしいことの一つもしようと思ったけれど、そんな暇もなかった。ということで、デザートを食べ終えて、リラックスしてから自己紹介となりました。


 ちなみに今回これだけの料理が出されたのですが、料理だけなら2,500/人でした。すごいコスト・パフォーマンスだと思います。ワインの方も12本くらいオーダーしましたので、一人あたり一本くらいの量を飲んでいることになります。メンソールのテーブルは特にワインの消費量が多かったという話がないではありませんが....。ワインは全部で四種類頼んだのですが、それもしっかりした味の物がそろえられていたと思います。



【店  名】 シェ・マリー
【ジャンル】 欧風家庭料理
【電話番号】 06-6678-3399
【住  所】 大阪市住吉区東粉浜3-12-16 ロイヤルハイツ住吉一階
【営業時間】 11:30-14:00、17:00-21:30
【定 休 日】 月曜定休日(月曜が祝日の場合は振り替え)
【そ の 他】 最寄り駅は堺阪電車の住吉駅
       シェフ:住田さん
       10名以上の場合は要予約
       パスタコースは\1,500-、ランチ\780-から
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ベトナム料理オフ(サンタオ)

2004年12月21日 15時47分43秒 | オフレポート(1999年)
 それはさておき、【ベトナム料理オフ】に参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。本当のことをいうと、 9月は【大阪グルメ倶楽部】の 3周年記念オフとして【中華料理オフ】を企画していて、それをメンソールが主催する最終オフにしたかったのですが、別のオフと重なってしまいました。日程を変更するのも面倒くさいし、あほらしいし、そちらの方の開催は中止にしましたので、一応メンソールが主催する最後のオフと言うことになります。20名という多数の方々の参加を頂きまして、盛況のうちに終えることが出来ました。

 いつもはもう少し詳細なオフレポートを書いたりするのですが、今回は参加者が多かったことと、さすがにベトナム語のメニューを全部記憶することは不可能なので、簡単なレポートに留めます。


(予備知識)

 ベトナム料理の南方・北方の味の違いについては、すでにやすたろうさんが書かれていますが、別の面から補足しておきますと、ベトナムは中国とフランスに支配されていたという過去を持っています。中国とフランスという二大グルメ大国の影響を強く受け、亜熱帯~熱帯の気候風土や産物を生かした洗練された料理が発達してきたわけです。特徴と言えばやはり米とニョクマムと呼ばれる魚醤だと思われます。ベトナムでは、年に米が二回以上収穫できます。その関係で、生春巻きに使うライスペーパーや米麺など、米の加工品が豊富です。

 ニョクマムについては、わざわざ説明する必要はないと思います。小魚を塩漬けにして発酵させた漬け汁で、独特の強烈な香がありますので、苦手な人もいるかもしれませんが、慣れるとクセになってしまいます。メンソールは米麺(フォー)などには、ちょっと入れたりします。


(オフレポート)

 まず最初はビールで乾杯。ビールはベトナムの国産ビール『333(バーバーバー)』で、こちらはライトな味わい。あとからオーダーした『サイゴン』はやや甘みがあってホップの香が高いビールです。

 最初はゴイ・クォン(生春巻き)でした。実はメンソールの実家近くに六ヶ月間ほどベトナム料理の店がありまして、そこでは春巻きが名物料理になっていました。そこでは小麦粉から作った皮で巻いて揚げたものを春巻き。ライスペーパーで作った生春巻きを夏巻きと呼んでいました。ちなみにそこでは、秋巻きと冬巻きというメニューもあったのですが、残念ながらメンソールは食べておりません。話を戻してゴイ・クォンですが、エビや野菜など7種類の具を包んだものだそうです。やすたろうさんが解体して具の写真を撮られたそうですから、本当に7種類あるかどうか確認してみるのも面白いかも知れません。たれはニョクマム味と味噌味。メンソールは赤青二種類の唐辛子の輪切りが好きでした。それほど辛くはなく、それでも味覚を活性化させてくれる気がします。

 ソフトクラブシェルのフライはクア・ロ・チェンというのだそうです。脱皮直後のマングローブ蟹を揚げたもので、香ばしいし、かみ切れるほど柔らかい甲羅の食感が良かったですね。

 青パパイヤのサラダは、なかなか美味しかったんですけど、ちょっと量が多かったです。ちなみに青パパイヤというのは、パパイヤが熟す前のまだ青い頃のものだそうです。

 米麺(フォー)は何度か食べたことがあるのですが、非常に上品で、特にスープがよい味を出していました。先に述べたとおり、フォーを食べるときはニョクマムを少し足すのですが、今回は入れ忘れてしまいました。入れる必要がなかったというのが正解なのですが....。

 デザートは、ベトナム風汁粉でした。



(フードリスト)

・生春巻き
・揚げ春巻き
・鶏のスープ
・グリーンパパイヤのサラダ
・車エビのココナッツ蒸し
・ソフトシェル蟹のフライ
・ベトナム風サイコロステーキ
・肉うどん風ベトナム汁麺
・ココナッツアイスクリーム
・コーヒー


(ドリンクリスト)

 ベトナムビール 333(バーバーバー)       30缶くらい
         サイゴン            2本

 日本酒     東一をはじめ全部で三種類   計3号

 発泡ワイン   モエ・エ・シャンドン      2本
         ハウスワインならぬハウスカバ  1本




【店  名】 サンタオ
【ジャンル】 ベトナム料理
【電話番号】 06-6378-7881
【住  所】 大阪府吹田市豊津町21-20 クルーズ江坂第二ビル一階
【営業時間】 17:00-22:30
【定 休 日】 水曜日
【そ の 他】 北ベトナム、ハノイ付近の料理
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