大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

須佐(魚介系割烹/谷町六丁目)

2013年09月21日 13時26分06秒 | ジャパニーズ
 空堀通り商店街から少し入ったところにある居酒屋と言うよりは割烹です。新鮮な魚貝類が楽しめます。元々は、黒門市場で魚屋をしていたそうです。
 
 カウンター10席、4人テーブルが一つという小さいサイズですが、キッチンもコンパクトにまとまっていて、良くスムーズに料理が出てくると感心するほどです。
 
 カウンターに座ると兎の箸置きがありました。店名が『須佐』ですから、当然のこととして、素戔嗚尊(すさのおのみこと)を連想する訳です。素戔嗚尊の娘である須世理比売(すせりひめ)は、葦原色許男神(あしはらしこを)と結婚します。葦原色許男神は大国主命(おおくにぬしのみこと)ですから、『因幡の白ウサギ』と箸置きの兎が繋がる訳なんですが、店主に確認すると、「その様な関連性はありません」とのことでした。



 
 神話の話はこれくらいにして、まずは造り盛り合わせです。メニューは紙に書かれたものが2枚あり、そのうちの1枚は造りメニューです。もちろん、造り盛り合わせも対応してくれます。左から、カツオ、昆布じめ鯛、鱧、烏賊、鯖です。カツオがいい感じですし、昆布じめもしっかりとしたいい味です。




 蟹系メニューも沢山あったんですが、今回は蟹味噌コロッケをオーダーしてみました。カットした画像がないので残念というか伝わりにくいかもしれませんが、蟹味噌です。酒のアテとして、蟹味噌をチビリチビリなめなるというのは良くやりますが、その蟹味噌の味がします。旨かったので一気食いしてしまいましたが…。




 造りの次は、焼き物か煮物かをかなり考えたんですが、考えた末に、焼き物と煮物を両方オーダーしようという暴挙にでました。で、焼き物はイサキです。実は、一尾まるままではなく半身で出てくるんじゃないだろうかと思ったんですが、丸ままでした。このあたりですでに、トリビーを終えて日本酒が二合目くらいですかね。




 続いてが、アスパラとトマトの蒸し焼きです。カウンターには、野菜類も沢山置かれていて、どれも旨そうなんですが、旨かったです。日本語になってませんが…。




 続いては、アコウダイの煮物です。牛蒡と生姜が添えられているんですが、牛蒡も生姜も旨いです。メンソールは臭み消しとして添えられている生姜があまり好きではないんですが、この生姜は旨かったので食べちゃいました。こちらも半身だと思ったんですが一匹丸ままです。




 野菜の二品目は椎茸のマヨネーズ焼き。ちょいとマヨネーズがきついかなとは思うんですが、酒のアテとしてはかなりいい感じです。魚料理は、焼き物にしても煮物にしても、骨を分けたり身をほじくったりしながら食べることになるので、酒の進み方が遅くなるきらいがあるんですが、この椎茸のマヨネーズ焼きで取り戻した感じです。



 
 
 会計も、結構リーズナブルでした。

 席数が14もあるので、これを大将一人でまかなうというのはかなり難しいと思うんですが、さほど待たされた感もなく、次々と料理が出される感じです。欲を言えば、食べている料理が終わってから次の料理を出してほしいと思ったりはします。目の前のカウンターが皿で埋まってしまうのがあまり好きではないからなんですが、これだけのキャパシティを一人で見るのは、限界がありますから、仕方ないですね。

 一人でもふらっと行けそうなので、また行きます。日本酒は、八種類くらい用意されています。


(店  名) 須佐
(ジャンル) 居酒屋(魚介料理)
(電  話) 06-6761-5020
(所 在 地) 大阪市中央区瓦屋町1-1-2
(営業時間) 17:00-23:00
(休  日) 日曜日
(席  数) カウンター10、テーブル4
(カ ー ド) 不可
(予  算) 5,000~7,000円

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