memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

海藻市場が世界的に成長

2012-03-31 00:00:56 | 
フランスの研究機関CEVAによれば海藻の利用と生産が1950年以降順調に成長、2009年には1470万トンになった(3月20日TFSND)

ほとんどの生産はアジアからのもので、欧州は0.01%にしか過ぎない。これらはフランスとロシアである。アジアの食卓の伝統食、寿司を包む海苔のようにアジアの食には 50種を超える海藻がみられる。しかしながら欧州では少ないが、自然食品として栄養に富むことが知られるようになってきた。フランスではおよそ年間800トンが収穫され食用としては23種類が知られている。これはスプレッド、サラダ、マリネなど革新的な製品として知られ、塩漬けや乾燥した製品も含まれている。FoodAlertの記事はさらなる市場革新もあるとしている。

Brittanyの革新的な会社の中にはC-WEED社のように養殖や製品化をおこない、乾燥品、粉末にしたもの、海藻の葉体などがある。こうした製品は欧州の有機ラベルの承認を得ている。およそ50%の製品が生鮮状態で販売されているが水から取り上げた後は24時間以上は長持ちしない。残る25%が塩蔵、、またさらに残る25%は乾燥される。

Algues Services社はRoscoffにある海藻会社で様々な食用の道がある印象的な製品の範囲を扱っている。海藻タルタルがこの会社により開発されているがこれはマリネした海藻、オリーブ油、ハーブなどによるものである。この製品は成長過程にある。カキ養殖会社にあっても海藻の拡大に取り組んでいる。こうした生産の増加、革新的な製品、自然有機お求める需要が欧州の海藻に明るい未来をもたらすことは間違いがない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿