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木に登ったり、フェンスを乗り越えてBien Hoa航空基地の中の湖で魚を獲る。その7時間後、彼らはおよそ100㎏の魚を漁獲。それを1時間かけて持ち帰り街路で販売する(12月3日TNN)
この魚を買う人々は魚が違法漁獲であること、湖が非常に危険な物質で汚染されていることを知らない。この基地はホーチミン市から30㎞のところにあり、世界で最も深刻な長年にわたり消滅しないダイオキシンで汚染されている。ベトナム戦争の際に米国は大量のAgent Orange, Agent White, Agent Blueなどの毒物をベトナム解放軍との戦いで枯葉剤や森林壊滅剤として備蓄していた。
1969年から1970年のあいだに2,500 リットルの Agent White とand 25,000 リットルの Agent Orangeが湖を含む環境にばらまかれたと当局はいう。
地元民によれば余所者がやってきてここ3,4年ここで漁をしているという。湖が汚染されていることやここの魚を食べれば健康被害が出ることを知っているにもかかわらずであるという。地元民はその危険性につい十分認識しているが、余所者は気にかけないという。
Thanh Nien氏の記者が先週日曜日取材した相手はメコンデルタのSoc Trang省からであった。彼らは工場で働ているが週末にこの湖に来るという。「誰も我々をとがめない」と彼らはいう。 地元の婦人によればときおり当局者が現場に来て体協を伝えると、いったんは消えるがまた戻ってくるという。(中略)
国防省が行った2000~2004年に行た調査では安全全基準が10 pptであるのに対し2,000 ppt であるという。
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