memories on the sea 海の記録

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魚を殺さずにキャビアを取る

2014-04-15 12:21:10 | 
このVivaceの殺さずにキャビアをとる情報はシベリアチョウザメにマッサージをする技を使っている。魚は死ぬことはない、然し味は大丈夫なのか?(3月30日NPR)

キャビアはかつてはロシアの王様や皇帝の食べるものであった。それはチョウザメが殺されることを意味した。しかしメスのチョウザメをマッサージすることによ魚を殺したり腹を開いたりすることなく成熟した魚卵を取り出せる。つまりこれによりチョウザメの数は減らず、より手ごろな価格で、いつでも手に入ることになる。

全てが最高になる。ドイツの科学者のAngela Köhlerは新しい生産システムを9年間掛けて開発、”殺さないでキャビアを”あるいは,”残酷でないキャビア”とか”正しいキャビア”とこれを生産する人々から呼ばれている。この手法によれば闇市場のキャビアを減らし、捕獲することにより絶滅の危機にある野生のチョウザメを救うことが出来る。
このアイデアは養鶏、卵あるいは牛乳などの生産に類似したものでそれをキャビア養殖にも用いたものである。この新しいアイデアはドイツのLoxstedtにある小規模幼魚場のVivace GmbHで行われている。採卵が可能とわかった段階で、魚卵採取のために先ずはじめにチョウザメの卵を超音波で計測する。これで可能と判定したら数日間信号伝達タンパク質を魚に与える。

このことを Köhlerは ”ラボを誘発する”といい、腹腔の中の袋から魚卵を放出する。そのとき、やさしく腹部をマッサージしポンプで魚卵を取り出すことが出来るという。. Köhlerによればこの採卵方法は15ヶ月に一度可能であり、チョウザメのしょうが続けることが出来るという。(以下省略)

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