memories on the sea 海の記録

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最後の晩餐?フグの肝を食べる

2016-08-13 16:19:17 | 

フグの肝を食べることはロシアンルーレット、しかし一部の料理人は毒を除いたものを提供したいという(8月5日theguardian)

フグ、その有毒な肝臓の解毒剤はない。だがある料理人は養殖したフグの美味を提供したいという。タカハシユタカの手は揺れながら、目の前の魚の皮膚を取り除こうとしている。彼の包丁が肝に近づくと緊張は高まる。このきわめて毒性の高い器官の扱いを少しでも謝ると、それを食べたものは誰でも死に至る。20分後彼は一尾のフグの調理を完了した。

審査官の目の前で、タカハシは魚肉、鰭とその他の部分を可食と記されたトレーに並べた。別に彼は肝、卵巣やほかの器官を並べたがこれら器官にはシアン化カリウムの1000倍もの神経毒が含まれている。「最もむつかしいのは完全に毒を除去し食べられるようにすることだ」と高橋はいう。彼は東京の調理学校で何十人もの調理師の中でフグ調理師の資格を取得している。

「もし何らかの毒の部分が見つかればそれは惨劇だ」という。

リスクにもかかわらずく日本の西部にある佐賀県は何十年にもわたるフグ肝提供禁止令を止めるように呼びかけている。その理由は肝がフグで最も美味であるからということ。地元漁業者、大学の研究所らの支援を得て、県当局は養殖したフグでテトロドトキシンの無毒化けできるとしている。

しかし毒があれば摂取した場合、神経毒は、口の周りのしびれを引き起こし窒息により麻痺そして死が待っている。解毒剤はない。フグの毒はこの魚が有毒の人手や巻貝、その他の生物を食べることで起こる。フグを養殖すればそのリスクはないというのが理屈である。しかし佐賀県の料理店は法規制の解除は死者が出ることにつながるという。(以下省略)

 


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