memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ロシア人士官が酒に酔い船が座礁

2015-12-06 12:18:54 | 海事

ロシア人士官が規制値の8倍のアルコールを摂り、これにより"Lysblink Seaways"が全速でHighlandsの岩場に乗り上げた(11月19日SNT)

36歳の一等航海士は船橋で、ラム酒を3分の2飲み干し、寝てしまったと海難事故捜査局支部が明らかにした。

捜査によれば、支離滅裂になった船員が椅子に崩れ落ち、今年の2月にはSound of Mull を通航の際に変針に失敗したという。 MAIB 海難事故捜査部局は船橋での見張りもされていなかったということ確認、警報システムもスイッチが切られており、船主が変わったにもかかわらず安全上の欠陥があたことを認めた。


エルニーニョ現象が強化され、史上最大規模に   WMO

2015-12-06 12:17:26 | 水産・海洋

現在のエルニーニョ現象は極度の旱魃、嵐、洪水などを伴うが、この年末までにはさらに強化され史上最強となると予測されると国連気象機関が月曜日発表した(1117Reuters)

世界気象気候(WMO)はエルニーニョはすでに強大で成熟している、過去15年間で最大規模であると発表した。この現象は東部太平洋の表面海水温度を上昇させ、この時点で3か月平均の温度は平常よりも2℃上昇している。このエルニーニョは1972-73, 1982-83 および 1997-98年の規模と同じであると WMOはいう。

WMO事務総長の Michel Jarraudは世界はこれまでよりもエルニーニョに対する備えをすべきという。最悪の影響を受ける国々は農業、漁業、ミズ、健康への影響に備え、経済損失や人命を守るために災害管理の事項に努めるべきであるという。

「しかしながらこの事態は未知の領域で発生する。我々の惑星は気候変動により劇的に変化した。一般的な現象としては地球規模の海洋の温暖化、北極海の氷の溶解、北半球における百万平方キロにも及ぶ夏場の降雪などである」とWMOの声明文でJarraud は述べている。

「自然現象としてのエルニーニョと、人間が生んだ気候変動が相互に作用しこれまで体験したことのないものとなろう。エルニーニョの発生前であっても地球の表面温度は新たな記録に到達していた。それがエルニーニョによりさらに増進する」 WMOはこのエルニーニョがいつ収まり始めるかについて言及してはいない。しかし通常その極大期は10月から1月で第一四半期は持続する。


養殖による稼ぎが増えた  マルタ

2015-12-06 12:16:43 | 水産・海洋

主にマグロ養殖や閉鎖養殖種のシーバス、シーブリーム、オオニベmeagre やカンパチamberjackなどによりマルタの養殖業は昨年合計で1.012億ユーロ (USD 107.7 million)を売り上げた。これは2013年対比では3.2%の増額であると地中海諸国統計局が報じた。 数量的にはこの部門は2014年に8,606トンの鮮魚を販売、これは5.2%減で、マグロ販売の現象によるところが大きい。しかしながら、シーバスとシーブリームはそれぞれ49%、6%増加した。

この国は昨年5,451 トンのマグロを販売その金額は8,150万ユーロ(USD 86.8 million)であった。また、190 トンのシーバスと2,704トンのシーブリームを販売し、それぞれの金額は 983,000ユーロ (USD 1 million)と1,200万ユーロ (USD 12.8 million)であった。その他の魚種の販売は290万ユーロ (USD 3.1 million)でその数量は261トンであった。

合計ではマルタの養殖業界は昨年3,370万ユーロ(USD 35.9 million) を費やしたが、その中には魚のえさの2360万ユーロ (USD 25.1 million)が含まれている。