最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

昨年8月、函館五稜郭病院の看護部長に就任。働き続けられる環境の構築や看護の質向上を推進

2019年03月30日 15時58分58秒 | メディカルはこだて
第69号のトピックスニュースは「昨年8月、函館五稜郭病院の看護部長に就任。働き続けられる環境の構築や看護の質向上を推進」

昨年8月函館五稜郭病院(中田智明病院長)の看護部長に就任したのが松田美也子さんだ。乙部町生まれの松田さんは函館市内の高校を卒業後、北海道立衛生学院看護学科(札幌市)に進学。昭和58年函館五稜郭病院に入職し、消化器内科や集中治療センターで勤務してきた。
平成10年同病院を退職。「夫の転勤で旭川へ移りました。8年間看護師の職を離れたことで、様々な体験をして、多くの人たちの考え方を知ることができました。ケアマネジャーの資格を取得し、在宅で仕事をしましたが、このケアマネジャーの経験なども今に繋がっています」。18年同病院へ復職した後は、HCU(高度治療室)や呼吸器内科を経て副看護部長となる。この間、日本看護協会の「認定看護管理者」に合格、経験や知識を積み重ねてきた。
平成21年がん診療連携拠点病院の指定を受けた同病院は、地域のがん診療の中心的な役割を担っている。「当院は道南の急性期医療を担う中核病院として、設備・アメニティの質の向上を図るなど、患者のニーズに応えられる病院づくりを実践してきました」。函館市の高齢化は急速に進行している。「入院患者は高齢者の占める割合が高く、認知機能が低下した患者も増えています。高齢化や医療の高度化などの背景から、業務の煩雑・多様化や責任の増大があり、その状況に対応できる看護師を育成するため、さまざまな教育研修を導入しています」。


「最先端の医療を提供している病院の看護を担っているという自信と誇りを持ち続けてほしいと思っています」と語る看護部長の松田美也子さん。
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