最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

昨年より10日早く桜が開花

2014年04月30日 03時02分16秒 | 函館・道南情報
一昨日、函館海洋気象台は函館市内の桜が開花したと発表した。
昨年より10日早かった。
先週後半より気温の高い日が続いていたが、森町も昨年より16日も早く開花した。
昨日は夕方に五稜郭公園を歩いたが、外国人も多く訪れていた。
場所によっては蕾のままのところも多く、見ごろはもう数日先になりそうだ。
堀の内側にある土塁(どるい)の上を歩くと、桜の花はすぐ目の前で眺めることができる。



開花直前の状態はとても可憐な雰囲気だ。
五稜郭公園には猫(捨て猫)が増えてきた。



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匠の森公園のカタクリ

2014年04月27日 07時05分29秒 | 函館・道南情報
昨日(26日)は北斗市(旧大野町)のきじひき高原・匠の森公園を訪れた。



この公園には「カタクリ」の群生地があり、毎年4月下旬が見頃になっている。
春に薄紫の花を咲かせるカタクリは春の妖精とも言われるが、風の吹く夕暮れには家に帰りたくない子供たちが遊んでいるようにも見えるのかもしれない。




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第50号が北海道新聞「みなみ風」に紹介される

2014年04月25日 08時12分51秒 | メディカルはこだて
北海道新聞「みなみ風」に掲載された第50号の紹介記事は下記の通り。



 「道南の医療や介護、福祉を紹介する雑誌「メディカルはこだて」(メディカルはこだて発刊)の50号が発行された。節目を迎え、編集人の塚本敦志さんは「今後も読者、患者の声を反映させたい」と話している。
 50号の特集では、「地域医療を変える新たな開業医の挑戦」として市内の4人の医師を紹介。トピックスリポートでは、就労で支援を求めるがん患者のため、社会保険労務士と連携した相談窓口を設ける函館五稜郭病院など六つの話題を取り上げている。このほか1月に市内東雲町に開院し、がんの超早期発見、治療を始めたがん専門クリニック「アドバンス・クリニック函館」などを掲載している。
 同誌は2001年創刊。塚本さんが取材、編集を手がけて年4回発行しており、これまでに別冊も5冊出した。セカンドオピニオン、かかりつけ医など読者や患者の声から特集も生まれた。
 発刊から12年が経過し、道南の医療事情も変化。塚本さんは「病院と連携しながら、高い専門性を持った医師が開業したり、在宅医療や訪問診療を行うクリニックが増えた。がん治療の拠点病院もできた」とし、「読者、患者の声を伝え、病院の取り組みを考えていくきっかけになれば」と話している」(4月24日付の北海道新聞「みなみ風」より。一部省略)。

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第50号が函館新聞に紹介される

2014年04月24日 17時02分31秒 | メディカルはこだて
函館新聞に掲載された第50号の紹介記事は下記の通り。



 「道南の医療・介護・福祉の専門雑誌「メディカルはこだて」の第50号がこのほど、函館市内、近隣の書店などで発売された。
 節目の50号に、編集者の塚本敦志さんは「医業者が取材に快く応じてくれたおかげ。100号まで発行を続けていきたい」と話している。
 2001年9月創刊し、以後年4回、休まず発刊。病院側が発信する情報のほか、患者、読者の要望を聞き取材を重ねてきた。
 50号では、30年前から待合室に自作の壁新聞の掲示を続けている「ごとう内科胃腸科」や北美原クリニックに開設した乳腺センター、がんの超早期発見・治療を始めたアドバンス・クリニック函館、社会保険労務士と連携してがん患者の就労支援をする函館五稜郭病院などを紹介している」(4月24日付の函館新聞より。一部省略)。

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全国連携室ネットワーク連絡会

2014年04月24日 13時07分46秒 | 講演会・勉強会
全国の地域連携に携わる実務者が顔の見える連携を実現するために、勉強会や交流会を通じて情報共有や意見交換を行う全国連携室ネットワーク連絡会が、19日と20日の両日、函館市内で開催されたが、北海道新聞みなみ風に「地域医療の連携とは 道内外実務者が議論」とする記事が掲載された。
記事の内容は下記の通り。



 「地域医療連携に携わる全国の実務者による意見交換会「第7回全国連携室ネットワーク連絡会」が19、20日の両日、函館市の金森ホールで開かれ、道内外から参加した医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、医療事務職員ら160人が医療機関間の協力のあり方について議論を交わした。
 基調講演では、がん患者らの在宅診療に取り組む北美原クリニック(函館)の岡田晋吾理事長が、総合病院の医師や看護師らと共同で入院患者と家族の希望を聞き取っている「退院前カンファレンス」について説明。「クリニックの関係者の顔が見えることで安心して在宅医療を受け入れてもらっている」と地域医療連携の重要性を指摘した。
 また、インターネットを使って患者の投薬記録や検査データ・画像などを医療機関同士で共有する「道南MedIka(メディカ)」の取り組みを紹介。「地元で診てもらい、地元で治す『地診地療』を目指したい」と語った」(4月21日付)

20日はメディカルコンソーシアムネットワークグループ理事長の山田隆司さんの講演(連携実務者が知っていくべき病院広報)の後、シンポジウムが行われ、私も3人のシンポジストの1人として、「患者の気持ち」について話をした。

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第50号が発刊しました

2014年04月21日 11時56分16秒 | メディカルはこだて
「メディカルはこだて」第50号が11日に発刊しました。
今回の特集は「地域医療を変える新たな開業医の挑戦」。



函館は医療機関の数が多い地域とされているが、特に診療所は人口10万人当たりで比較では、道内ではもっとも数値の高い激選区である。
診療所の多くは、プライマリケアとしての1次医療の役割を担い、専門的な治療が必要になった場合には、検査や入院のできる病院に患者を紹介する「病診連携」により、役割を分担することでそれぞれの機能を十分に発揮することを求められているが、最近はプライマリケアを基本とした上で医師の専門性を高めた形で開業するケースが増えている。
4月から5月にかけて、市内で新たに開業したり、既存の診療所に診療科を新設する4人の医師の新しい挑戦を紹介する。

特集の内容は下記の通りです。

■自治医科大学の現職教授から函館での開業医に転身
 家族や知人に勧めたいクリニックを目指す
 小西宏明(こにし内科・心臓血管クリニック院長)

■北美原クリニックに「乳腺センター」がオープン
 手術はオープンシステムを利用し病院で実施
 早川善郎(北美原クリニック乳腺センター)

■医療機関が相次いで進出する石川町・北美原地区に開院
 スポーツとリハビリをメインにした整形外科
 永澤雷太(ながさわ整形外科院長)

■内科・泌尿器科・人工透析内科のクリニックが日吉町に開院
 患者や家族に納得してもらえる医療を実践
 武藤雅俊(むとう日吉が丘クリニック院長)

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動機はノーネクタイ

2014年04月19日 13時55分13秒 | 新聞コラム
北海道新聞みなみ風の「立待岬」。4月14日掲載のタイトルは「動機はノーネクタイ」。



 会社員から自営業者になって13年。真面目な努力家にはほど遠く、唯一継続しているのは晩酌くらいだが、3カ月ごとの小誌「メディカルはこだて」発刊が50回を数えた。
 私が取材で使う100ページの大学ノートは大きな字でメモしていることもあって年間10冊ほどになる。苦労するのはノートに書いた自分の字が判読できないことで、記憶に想像力を駆使しながら記事をまとめてきた。
 4月から5月にかけて、市内では新しくクリニックの開業が相次ぐ。函館では初めての診療科、クリニックの医師がオープンシステムを利用した病院での手術、混雑する病院外来の緩和、医療と介護の連携など、新たな開業医の挑戦は地域医療を変えていくはずだ。がんの診断と治療のために、別のクリニックを開設した医師もいる。第50号では、こうした開業医の挑戦を紹介した。
 開業の動機が「カラーコピー機を院内に置いて自由に使いたかったから」と教えてくれた院長には驚かなかった。私の脱サラは「ノーネクタイで仕事をしたい」が一番の動機だったかもしれないからだ。指輪などはもちろん腕時計も身に付けないくらいで、ネクタイはとても苦手だった。ネクタイの起源はルイ13世の傭い兵として雇われていたクロアチアの兵士が首に巻いていたスカーフとされているが、私の戦いのシンボルは胸ポケットの4色ボールペンである。
              (メディカルはこだて発行・編集人)

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