最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

ゴォーゴォーと風が鳴る汐首山

2018年04月29日 23時12分53秒 | 山歩き・散歩・温泉
汐首山から海に突き出た汐首岬は本州(下北半島の大間崎)との最短地点。
その距離は約17.5キロ。
今日はNTTの管理道路がある汐首山をのんびりと歩いてきた。
いつもは頂上付近に放牧馬が群れているが、今日は大量の馬糞のみ。
小学生のときは馬糞を踏むと足が速くなると言われ、クラスの男子のほとんどはそれを信じて踏んでいた。
今は足が速くなくてもいいので踏みません。
それにしてもゴォーゴォーと鳴る風の音がものすごかった。


登山口


少し登ると第2ゲート。


30〜40分ほど歩くと頂上が見えてくる。
この辺りから強い風が吹き始めた。


三角点(強風で体がよろめく)。


下海岸(地元ではそう呼んでいる)。


頂上(上空)は函館空港へ着陸する飛行機のルート。





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棒二森屋跡地はイオン案尊重(函館市方針)

2018年04月29日 16時09分52秒 | 函館・道南情報

棒二森屋本館


棒二森屋アネックス館


棒二森屋の建て替え案、計画通り複合施設で。イオン社長(北海道新聞4月21日付の記事)


函館市の老舗百貨店「棒二森屋」を建て替える方針を示している流通最大手イオン(千葉市)の岡田元也社長は20日、北海道新聞の取材に対し「(既に地元に説明している案で)十分に貢献できる」と述べ、地元商店街関係者らが要望している大規模商業施設ではなく、同社の計画通り、ホテルやスーパーなどが入る複合施設とする案で進める意向を改めて示した。
同社は本館と市道を隔てたアネックス館の両方を解体し、本館跡地には下層階にスーパーなどの商業フロア、上層階はマンションが入る建物を、アネックス館跡にはホテルをそれぞれ建てる計画。建て替えを担当するグループ会社イオンモール(千葉市)の幹部が3月中旬、函館市を訪れて地元商店街幹部らに既に説明している。
一方、商店街関係者らは、市道を廃止して本館とアネックス館の跡地を一体化し、大型商業施設のイオンモールを建設することを求めており、3月末にイオンに要望書を送っていた。
岡田社長は「(建設する施設には)いろんなものが集まってくると思う」と述べ、同社の案で一定規模の商業施設ができるとの認識を示した。イオン側は今後、市などと協議し、現店舗の閉店時期なども含め具合的な計画を詰める。


棒二森屋跡地、イオン案尊重。函館市方針(北海道新聞4月26日付の記事)


函館市は25日、流通大手イオン(千葉市)が建て替える方針を示しているJR函館駅前の老舗百貨店「棒二森屋について、イオンが3月中旬に市に提示した建て替え案を尊重する意向を明らかにした。地元商店街関係者らの間で、ショッピングモールのようなより大規模な開発を要望する動きもあり、計画策定まではなお時間がかかりそうだ。
市幹部は北海道新聞の取材に対し、「ショッピングモールが出来るに越したことはないが、市としては固執していない」と述べた。
イオンが市に示した案では、本館とアネックス館を解体し、本館の跡地に下層階にスーパーなどの商業フロア、上層階にマンションが入る建物を、アネックス館跡にホテルを建設する。
商業関係者らは、本館とアネックス館を隔てる市道を含めて更地とし、後継施設として「イオンモール」の建設を求め、3月末、イオンの岡田元也社長宛てに要望書を提出。イオン側に意見交換の場を設けるよう近く求める方針。



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五稜郭公園のサクラが開花

2018年04月23日 08時32分59秒 | 函館・道南情報
道内のサクラは平年よりも早い開花になりそうだ。
函館の開花予想日は26日。
六花亭の裏にある五稜郭公園のサクラは早く開花することで知られている。
昨日の夕方にそこを訪れると、幹のつぼみは開花していた。









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かみさまは小学5年生

2018年04月07日 05時20分29秒 | 新聞コラム
北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
4月6日掲載のタイトルは、「かみさまは小学5年生」。



 作家の三島由紀夫は自伝的小説である「仮面の告白」で、「私は自分が生まれたときの光景を見たことがあると言い張っていた」と書いている。文学作品である以上、真実かはわからないが、出産時や胎児の記憶を覚えている人がいる。  「かみさまは小学5年生」の著者である10歳のすみれちゃんは、胎内記憶と前世記憶を持っていて、生まれたときから神様や天使とも話をしている。すごいのは前世が神様で、一番偉い神様の次に偉い神様だったこと。この辺りで本を閉じる人も多いかもしれないが、すみれちゃんのトークショーでは、多くの人が「生きててよかった」と涙を流し、帰っていくそうだ。
 本に書かれてる内容や神様に祭り上げるような大人の行動に批判的な意見も多い。私は神様などが住む場所に興味を持った。宇宙は神様や天使、魂が住んでいる。宇宙と地球との間には、もうひとつ世界があって、その空の上の世界に魂が遊びに来る。魂が空の上から地球に降りるのは苦しみや悲しみなどは地球でしか経験できないからで、そうやって修行をすることで神様になれる。妖精は人間みたいに普通に暮らしていて、赤ちゃんが初めて笑ったときに生まれるそうだ。
 一流企業の経営者にもすみれちゃんのフアンがいる。この本は疑問な点も数多いが、読後感は素直な明るい気持ちになれた。(メディカルはこだて発行人・編集人)



かみさまは小学5年生
著者:すみれ

目次より
◆かみさまってこんな人だよ
◆みんな、自分を選んで生まれました
◆自分の言葉は一番の薬
◆ママのえがおはあかちゃんの栄養
◆あなたの大事な人は、あなたを大事にする人
◆生と死だけは人生で1回しか経験できない
◆幸せはすごい






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第65号が函館新聞に紹介される

2018年04月06日 17時59分36秒 | メディカルはこだて
函館新聞に掲載された第65号の紹介記事は下記の通り。



函館・道南地域の医療・介護・福祉の専門季刊誌「メディカルはこだて」の第65号がこのほど、発売された。
今回は特集として「他には教えたくない病院のコスト削減策」を紹介。函館市内の6病院で実際に取り組んでいるコスト削減策のアイデアに切り込んでいる。このうち西堀病院では「委託業務の契約見直し」、函館脳神経外科病院では「新電力への転換」、髙橋びょういんでは「マイクロコージェネレーション(小型発電機)の導入」、函館五稜郭病院では「地下水活用システムの導入」などが、効果を挙げている状況について解説している。トピックスリポートでは、北斗市に開設された複合型施設「いなほ」の特色と、桔梗に開院した「函館あかまつ通り整形外科クリニック」のリハビリテーションの内容について詳しく説明している(3月28日付の函館新聞より。一部省略)。






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第65号が北海道新聞「みなみ風」に紹介される

2018年04月06日 17時34分41秒 | メディカルはこだて
北海道新聞「みなみ風」に掲載された第65号の紹介記事は下記の通り。



◎病院のコスト削減策を特集
道南の医療や介護、福祉などの情報を発信する雑誌「メディカルはこだて」の第645号=写真上=が発刊された。
特集は「他には教えたくない病院のコスト削減策」。病院を取り巻く環境が厳しさを増す中、質の高い医療を提供するために各病院が取り組むコスト削減策を紹介している。また自閉症スペクトラム症の子どもを対象にした性教育のための冊子「おとなになるあなたたちへ 自閉症スペクトラムの性の勉強」(ASDヴィレッジ出版)の執筆者の一人、函館中央病院副看護部長で、助産師の川渕ゆかりさんのインタビューなども掲載(3月27日付の北海道新聞「みなみ風」より。一部省略)。




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終末期の人に寄り添いながら支える「看取り士」

2018年04月06日 16時00分16秒 | メディカルはこだて
第65号では看取り士の広瀬雅江さん(日本看取り士会函館研修室「輝砂」代表)と高橋英美さんを取材した。


看取り士の広瀬雅江さん(写真右)と高橋英美さん(写真左)。

人生の最期を住み慣れた自宅や希望する場所で、家 族や友人に見守られながら迎えたい。
余命宣告を受けた終末期の人に寄り添いながら支える「看取り士」が注目されている。
民間資格の看取り士を養成しているのは一般社団法人日本看取り士会(岡山県)。
会長の柴田久美子さんは島根県出雲市出身。2002年、病院のない島根県の離島に看取りの家を設立、本人の望む自然死で抱きしめて看取る実践を重ねた。
2010年には活動の拠点を岡山県に移し、同県のほか島根や鳥取両県で看取りの普及活動をした後、2012年に日本看取り士会を設立。
現在は全国各地に「死の文化」を伝えるために、死を語る講演活動を行っている。
柴田さんの看取りの原点は小学6年のときの父親との最期の立ち会いで、父親から「ありがとう」と言われた経験だった。





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抗がん剤治療はずっと続けなければいけないの?

2018年04月06日 15時59分09秒 | メディカルはこだて
第65号では函館五稜郭病院医療総合サービスセンター緩和ケア看護室看護師主任の中安千佳子さんを取材した。


緩和ケア認定看護師の中安千佳子さん。

がん治療は日々進歩し、患者や家族の生活の質は向上している。
抗がん剤治療をはじめとする薬物療法でも分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬など新しい薬が続々と登場していることから、医療現場では患者や家族から抗がん剤治療に対する期待の声も多く聞かれるようになってきた。
函館五稜郭病院緩和ケア看護室の中安千佳子さんは緩和ケア認定看護師として、がん患者の治療が完遂・継続できるようにサポートしている。
中安さんに緩和ケアチームや緩和ケア認定看護師の活動状況、がん患者の抗がん剤治療中止のタイミングや意思決定支援について話を聞いた。




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どんな人も幸せな「性」を知る必要があるはず

2018年04月06日 15時58分12秒 | メディカルはこだて
第65号では函館中央病院副看護部長の川渕ゆかりさんを取材した。


「子育てをするだけの生活力のない彼女がなぜ二度も出産するのでしょうか。
それは彼女が性の被害者だったからです」と語る川渕ゆかりさん。

対人関係が苦手で、強いこだわりといった特徴をもつ発達障害の一つが自閉症スペクトラム症だ。
自閉症スペクトラム症の子どもたちは、対人関係の維持やコミュニケーション手段の理解・使用などの面で特徴をもっていることから、社会の慣習や常識にあわせて生活することに適応しにくいなど、さまざまな生活上の困難を抱えている。
このような自閉症スペクトラム症の子どもを対象とした性教育のための冊子「おとなになるあなたたちへ自閉症スペクトラムの性の勉強」が昨年2月、ASDヴィレッジ出版から発刊された。
関係者からは新たな教材の誕生を高く評価されている。




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道南初の「救急認定薬剤師」に認定

2018年04月06日 15時56分14秒 | メディカルはこだて
第65号では市立函館病院薬局薬剤科主査の櫻田穣さんを取材した。


注射や点滴用無菌調製を行う安全キャビネットの前に立つ櫻田穣さん。

市立函館病院薬局薬剤科主査の櫻田穣さんは、昨年11月日本臨床救急医学会の救急認定薬剤師に認定された。
近年、救命救急センターやICU(集中治療室)などで多職種とチーム医療を実践する薬剤師が増えているが、通常とは異なることの多い救急・集中治療領域に薬剤師が参画するには、その業務の標準化と同時に、薬剤師の質の向上を維持することが求められている。
日本臨床救急医学会では日本病院薬剤師会の協力を得て、救急医療における薬物療法に関する高度な知識や技術、倫理観を備えた認定薬剤師を養成し、最適な医療の提供などを目的に救急認定薬剤師の認定制度を平成23年度から実施している。
これまでに道内では6人が合格しているが、道南では櫻田さんが唯一の合格者だ。




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