最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

日本死の臨床研究会北海道支部の研究会が函館で開催

2011年09月15日 08時24分59秒 | 講演会・勉強会
「日本死の臨床研究会」北海道支部の2011年度秋の研究会が今月17日(土),
函館市総合保健センター(2階健康教室)で午後1時より開催される。
今回の研究会は市民公開講座のため、市民の参加が可能だ。
研究会では「誰しもに訪れる終末期や身近な死生観などについて、
特別講演ならびにシンポジウムを通じて考える機会になれば」と話す。

参加費は会員が無料、非会員は資料代として1,000円。
事前の申し込みは不要で、直接会場までお越しください。

当日のプログラムは下記の通り。

第1部 特別講演 13:10~14:20
「最期まで自分らしく生きるために ~街角ホスピスと意思決定支援を中心に~」
川越正平(あおぞら診療所上本郷)
  ~座長:前野宏(ホームケアクリニック札幌)

第2部 シンポジウム 14:30~17:00
「求められる看取りのあり方」
◇特別養護老人ホームでの看取り  袮津由里(旭ヶ岡の家)
◇グループホームでの看取り    松川郁美(有限会社ウイズ)
◇介護付有料老人ホームでの看取り 波並 孝(あんじゅう七重浜)
◇在宅での看取り         松倉 基(道南勤医協 函館稜北病院)
◇看取りの文化          佐々木馨(旭ヶ岡の家)
  ~座長:福徳雅章(函館おしま病院)・菅原邦子(天使大学)

●日時:9月17日(土)13:00~17:00
●場所:函館市総合保健センター(函館市五稜郭町23-1)
   (会場の駐車場は使用できませんので、最寄りの公共駐車場をご利用ください)
●問い合わせ先:函館おしま病院(0138-56-2308)

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新薬を特集した最新号の売上が好調

2011年09月08日 10時57分10秒 | メディカルはこだて
「メディカルはこだて」の第40号(夏号)は前号(第39号)に引き続き、特集は「続々登場する新薬で診療が変わる」をテーマに、ここ数年に間に多くの領域で登場した新薬を取り上げたが、問い合わせも多く、書店での売上も好調だ。
また書店などから第39号の注文も頻繁にあり、転換期を迎えている新しい薬物治療への注目度の高さが示されているようだ。

第40号で取り上げたのは、アルツハイマー病のレミニール、メマリー、イクセロンパッチ。心房細動治療への期待が高い、脳卒中を予防する抗凝固薬のプラザキサ。それと胃癌や大腸癌など消化器癌で次々に承認されるようになった抗癌剤(分子標的治療薬)。

また第39号では、2型糖尿病のインクレチン関連薬や骨粗鬆症(骨形成促進薬)のフォルテオ、。リウマチ治療のヒュミラやアクテムラ、オレンシアなどの生物学的製剤。そして透析患者のニーズに合った新薬、レグパラとホスレノールなど。

第39号の購入を希望する場合は、書店もしくは小社(0138-51-2603)へご連絡ください。

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ニセコの沼めぐりとシャクナゲ岳

2011年09月04日 14時37分53秒 | 山歩き・散歩・温泉
8月の最後の日曜日はニセコの3つの沼とシャクナゲ岳を訪れた。
ニセコパノラマライン(道道66号)を岩内に向かって進み、レストハウスのある大きな駐車場に
車を停める。道路の向かい側が神仙沼の入り口だ。
駐車場の車の数はそれほど多くはない。

神仙沼(入り口)までは15分ほど。そこから木道が沼まで続き、周回するコースになっている。

神仙沼の木道

神仙沼だけの往復であれば40~50分ほど。
道はよく整備されていて軽装でもまったく問題ない。
ニセコの中でも最も美しいといわれる神仙沼は、その神秘的な趣きから神々や仙人が住むとされ、この名前が付けられた。

 神仙沼

次は長沼へ。神仙沼からは20分ほどで、名前の通りに長い沼が姿を現す。
岸は大きな岩が多い。岩に腰かけてのんびりしている人もいる。
沼の奥にはチセヌプリがどっしりと構えているが、この沼と山の構図は見ていて飽きることがない。

 長沼とチセヌプリ

沼の西側の林の中へ登山道は続いている。
ここからは登山以外の人は訪れることはない。気がつくと静けさに囲まれていた。
登山道が南北に長い長沼の南の淵に達すると、反対側からの長沼が姿を見せる。
南側は水の量が少ない。
ここから40分ほどで「ビーナスの丘」と呼ばれるチセヌプリとシャクナゲ岳との分岐点だ。
分岐点で水を飲んでしばらく休む。西に三つ見える山の一番左がシャクナゲ岳だ。
単独行の男性が急ぎ足で登っていく。もう少し休憩したかったがつられるように歩き出す。

 シャクナゲ岳

右にカーブした道は徐々に高度を上げて白樺山(シャクナゲ沼)との分岐に到達。
見上げる頂上まで後200㍍の標識があるが、この先には急斜面が待ち受けている。
大きな岩の間や岩の上を両手も駆使しながらよじ登っていく。

 頂上までは大きな岩をよじのぼる

途中で何度も休みながらもようやく頂上に達した。
アンヌプリの奥にある羊蹄山はそのほとんどが雲におおわれている。
トンボがたくさん飛んでいた。

 シャクナゲ岳頂上

単独行の男性3人がいた。1人は入れ替わるように下山したが、
残りの2人は「最後はきつかったですね」と汗をぬぐっていた。
女性2人組がやってきた。やはり上半身は汗でびっしょりだ。
山頂部が独特な姿をしている昆布岳を眺めながらのんびりとくつろぐ。
もう少し涼しければいいのだが、それでも高度感ある山頂からの展望は気持ちがよい。

 手前はチセヌプリ

下りもまた両手を駆使しながら白樺山の分岐へ。
シャクナゲ沼へはごろごろした岩の多い道を10分ほど歩く。
誰も人のいない沼の端に立つ。暑さが辛い。残りの水のほとんどを頭からかけた。

 静かなシャクナゲ沼

駐車場に着いたのは午後2時ころで、照りつける陽射しはまだ勢いがあった。


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第40号(夏号)が北海道新聞「みなみ風」に紹介

2011年09月01日 08時27分34秒 | メディカルはこだて
北海道新聞「みなみ風」に掲載された第40号の紹介記事は下記の通り。



「特集は、前号に続き「続々登場する新薬で診療が変わる」(下)。今年から選択肢が広がったアルツハイマー病の新薬や、長い間抗凝固薬として使われてきたワーファリンに代わる新薬として注目を集めるプラザキサ、消化器がんの化学療法について、函館市内の医師が説明している。トピックス・リポートでは、最新のイメージガイド脳神経手術システムを導入した函館脳神経外科病院や、6月にリンパ浮腫外来を開設した函館五稜郭病院など九つの話題を取り上げている」(8月23日付の北海道新聞「みなみ風」より。一部省略)

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