最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

クリニックの待合室にある仕切り壁の扉を開けると「ふわもこ動物」が

2023年12月31日 13時25分12秒 | メディカルはこだて
第87号ではみどりの森さとう内科・こどもクリニックの中里諭美院長を取材した。

昨年9月市内桔梗4丁目に開院した「みどりの森さとう内科・こどもクリニック」は、中里諭美院長の母・佐藤美智子氏が昭和53年に開業した佐藤内科小児科医院を移転継承した。平成4年に父の佐藤武憲氏が院長に就任し、同18年には中里院長も勤務、親子で40年以上にわたり地域の「かかりつけ医」として子どもから大人までの診療を行ってきた。
待合室には仕切り壁のあるキッズコーナーが設けられている。「仕切り壁には5カ所のニッチ(壁や柱の厚みを利用して作られるくぼみ)を作って、本や小物を置きたい」と中里院長は考えた。施工業者はニッチに扉も付けることを提案。「扉は開けた時の楽しみがありますよね。びっくり箱のようで面白いと思いました」
ニッチには、中里院長の長女(開院当時は小学2年)が、毛糸で作った「ふわもこ動物」シリーズを入れることにした。「娘は小学1年のから学童保育に通っていますが、工作の時間に毛糸で動物を作っていました」。子どもは扉を開けて、動物を手に取って遊んでいる。戻すときは全部を集めて1カ所に押し込める子どもなどさまざまだ。ふわもこ動物に子どもたちは癒されている。


仕切り壁のニッチには、中里諭美院長の長女が毛糸で作った「ふわもこ動物」が置かれている


診察や注射が終わると、子どもたちは専用のコインをもらってガチャガチャを楽しんでいる
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