最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

濃霧の元山~笹山~八幡岳

2010年06月08日 12時00分31秒 | 山歩き・散歩・温泉
6日は江差の元山、笹山、八幡岳を歩いてきた。
天気予報は晴れだったが、江差の上空は霧が広がっている。
豊部内川沿いの道を6キロほど進むと駐車場のある登山口だ。
見上げると青空もある。このまま晴れるはずと確信して出発するが…
元山分岐からは元山の頂上が見える。

 元山分岐から眺める元山

頂上に着く直前から霧がどんどん広がってきて、すぐに濃霧に飲み込まれてしまう。
下に見えるはずの風力発電の風車も濃厚な灰色に消されてしまった。

 濃い霧で視界はほとんどない

元山から笹山へは2つのピークを越え、さらに直前の急な登りが待っている。
2つ目のピークを越えたときに霧が一瞬だけ晴れて笹山の頂上部分が顔を出した。

 笹山の頂上部

道は草に覆われている所が多い。

 たくさん咲いていたシラネアオイ

笹山には笹山稲荷神社がある。霧がたれこめて静かだ。
社殿から下に進み、鳥居の近くで少し休む。

 社殿もかすむ霧の濃さ

ここから下山するがどうか悩んだが、風もほとんどないので、
予定通りに八幡岳を目指すことにする。
八幡岳へは緩やかなアップダウンがあるが、ブナの木も多い快適な道だ。

 八幡岳への道はブナが多い

八幡岳の頂上はフキに占領されていた。

 八幡岳頂上は灰色一色

笹山の分岐からの下りは結構きつい。
あと15分くらいで登山口というあたりで携帯が鳴る。
話をしているうちに笹山神社へ物資を運搬する車道側に進む方向を間違えた。
前回とは違う景色と気づいたが、登り返すのも面倒だとおもいそのまま下った。
登山口からはそれほど距離が離れていない道に出るはずとの考えは甘かった。
約1時間30分は余計に歩いただろう。
最後はさすがに疲れた。

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せたな町の浮島公園

2010年06月04日 18時19分44秒 | 函館・道南情報
昨日は札幌からの帰りに「せたな町」へ。
ここで待ち合わせをして遅れた場合は何と言うでしょうか?
答えはもちろん「またせたな」。正解でしたか?

温泉取材の後には浮島公園(うきしまこうえん)へ立ち寄った。



道南八景にも選ばれたこの公園には、
昔々竜神が住んでいたと言い伝えられている「うぐい沼」がある。
うぐい沼には風と共に水面を漂う大小の浮島が浮かんでいる。
この浮島はヨシなどの根がからみあって土壌とともに漂いだしたもの。
春には水芭蕉が咲き乱れ、秋には紅葉に包まれる。
沼を一周する道もあるが、降り続く雨であきらめた。


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広場の記憶

2010年06月04日 17時38分55秒 | 新聞コラム
北海道新聞の道南版「みなみ風」の「立待岬」の6回目は
5月27日に掲載された。
タイトルは「広場の記憶」。



 五稜郭公園で工事が進んでいる箱館奉行所
が7月29日にオープンする。
 奉行所のあたりはグラウンドのような広場
になっていて、小学生のころは運動会が行わ
れていた。5月の日曜日、大人はごちそうの
詰まった重箱やゴザなどの敷物を抱えて公園
までの道をぞろぞろと歩いた。足袋を履かさ
れた子どもたちは真剣勝負に緊張し、大人と
子どもの入り交じった大きな声援が公園中に
響く。家に帰ってからは銭湯へ行くのも定番
で、湯船の中では自慢話が飛び交うなど運動
会の余韻が続いていた。
 仕事の予定がキャンセルとなり、ぽっかり
と空いた天気のよい昼下がりなどには広場の
隅にあるベンチに腰かけてぼんやりとする時
間を過ごす。超零細自営業者の会議はすべて
自分の頭の中だけで行うので、積み重なった
問題を整理をするためには広場のベンチは欠
かせない会議室だった。
 風が通り過ぎる広場を眺めていると小学生
の走る姿が浮かんでくる。座り心地はあまり
よくはなかったが、広場の景色としてよくな
じんでいた。くつろぐ人もいれば、泣いてい
る人もいた。広場の風はやすらぎや勇気を与
え、ときにはなぐさめてもくれた。その広場
は消失した。ベンチも処分されたのだろうか。
 奉行所は観光客を迎える新しい函館の顔と
なるのだろう。5月の日曜日の午後、公園の
土塁を歩く。見下ろす奉行所の上には青い空
が広がり、からだに風をうけた。広場はもう
記憶の中にしか残らない。

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音楽療法の講演会

2010年06月04日 16時59分58秒 | 生と死を考える会
道南・生と死を考える会(山田豊会長)は、5日(土)午後2時間から
音楽療法に関する講演会を函館中央病院南棟8階講堂で開催する。

講演のテーマは「音で紡ぐこころのメッセージ」。
講師は日本音楽療法学会認定音楽療法士であり大谷大学短期大学部の中山ヒサ子教授。

近年、日本でも注目されている治療に音楽が役立つということはどういうことか。
また、どんなところで音楽療法は活用されているのか。
その成り立ちや背景などを実践を交えて紹介する。
尚、当日は和・ハーモニー音楽研究会の鈴木隆佳さん、中島真由美さんが演奏する。
参加費は500円で、参加希望者は当日直接会場まで。

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