最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

第75号が北海道新聞「みなみ風」に紹介される

2020年10月25日 03時39分34秒 | メディカルはこだて
北海道新聞「みなみ風」に掲載された第75号の紹介記事は下記の通り。



◎メディカルはこだて第75号発売
道南の医療や介護、福祉などの情報を発信する雑誌「メディカルはこだて」の第75号が発売された。
特集は「病院看護師の新たな挑戦と役割」。ドクターヘリに搭乗する市立函館病院の看護師や、医師の判断を待たずに一定の診療行為(特定行為)が可能な国立病院機構函館病院の看護師など15人を紹介。「トピックス・リポート」では、新型コロナウイルス患者を受け入れてきた市立函館病院、抗原迅速診断キット検査を導入した函館五稜郭病院の話題を取り上げた(10月20日付の北海道新聞「みなみ風」より。一部省略)。

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西堀病院は理事長・事務部長が交替する新体制がスタート

2020年10月10日 11時41分01秒 | メディカルはこだて
第75号のトピックスニュースは「西堀病院は理事長・事務部長が交替する新体制がスタート」。

西堀病院(函館市中道2丁目)は今年4月、小芝章剛理事長が会長となり、新理事長に高橋弘院長が就任した(院長兼務)。また、事務部門でも前事務部長の佐藤重生さんが統括部長へ、事務次長の河合俊史さんが新事務部長に就任する新しい体制がスタートした。
同病院は昭和27年市内若松町に開院した西堀外科が出発点。同39年には現在地の中道へ移転、96床の西堀病院が開設した。「癒す人と癒される人の和」を基本理念とし、地域医療を支え続けている。現在は一般病棟48床(地域包括ケア病床18床含む)、回復期リハビリテーション病棟60床、障害者施設等一般病棟60床の合計168床で、診療科は、内科、消化器内科、循環器内科、肛門内科、外科、整形外科、リハビリテーション科の7科がある。
七飯町出身の河合さんは北海道情報大学経営情報学部を卒業後、札幌の一般企業で営業職として就職。その後、地元の病院勤務を経て、西堀病院に入職、13年目を迎える。同病院では医事課課長、総務課課長、事務次長と経験を重ねてきた。「社会人の第一歩は一般企業に勤務しましたが、様々な職種の人との関わりは良い経験になりました」。


事務部長の役割を説明する河合俊史さん

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病院から「介護医療院」へ転換、新たな地域医療へ再出発

2020年10月10日 11時39分15秒 | メディカルはこだて
第75号のトピックスニュースは「病院から「介護医療院」へ転換、新たな地域医療へ再出発」。

函館の西部地区で1924年(大正13年)に創業した社団医療法人尚仁会(竹田公一理事長)は昨年4月、95年の歴史を有する竹田病院を「介護医療院竹田病院」に転換、従来の外来部門は「内科・小児科・歯科竹田クリニック」に名称を変更した。
病棟は慢性期の高齢者を中心にターミナルと看取りも行い、患者一人ひとりに寄り添うことで、地域に根付いた医療と質の良いサービスを提供してきた。
病棟部門は介護療養病床を介護医療院60床としたが、竹田院長は「介護医療院は長期的な介護及び医療が必要な要介護認定を受けた方が入所する介護保険施設です」と話す。介護保険制度の発足後、高齢者医療を提供していた多くの病院は介護療養病床を設置したが、厚生労働省は同病床の廃止を決定、その転換先として介護医療院を創設した。「介護医療院は入所期間に制限のない終のすみかとして、最期まで在宅のように生活できる環境を重視しています」。改修工事により従来の60床を確保しながら、1人当たりの占有床面積を8㎡以上とし、全室に冷暖房エアコンを設置。カーテンはパーテーションに切り換え、多床室でもプライバシーに配慮した居住環境を提供している。


介護医療院について説明をする竹田公一院長

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病院看護師の新たな挑戦と役割

2020年10月10日 10時21分14秒 | メディカルはこだて
第75号の特集は「病院看護師の新たな挑戦と役割」。

労働集約型の装置産業である病院ではさまざまな資格を持つ職員が働くが、最も多いのは看護師だ。少子高齢化が進展する中、医療は生活を支援するケアを重視する方向に変革されようとしているが、看護師も新たな挑戦と役割が求められている。
医療現場には男性看護師が増えて活躍の幅を広げてきた。ドクターヘリに専門医と搭乗するフライトナース。専門看護師は看護師の資格の中でも最も道のりが険しい。診断群分類別包括支払い制度(DPC)データを分析、経営改善の活動をする看護師もいる。
排泄ケアの質向上を目標にした「おむつマイスター」制度により患者の快適さは向上した。看護のレベルアップを効率的に図ることを目的とした独自の研修制度を導入した病院もある。看護技術の習得やスキルアップ向上のためのeラーニングシステムの導入で、看護師や研修担当者働き方改革も進んでいる。医師の判断を待たずに一定の診療行為をできる特定行為の研修制度を修了した看護師も誕生。函館市内の病院看護師を取材した。特集記事の本文は12ページ。



下記は医師の判断を待たずに看護師が一定の診療行為を行うことができる国立病院機構函館病院の2人の看護師の記事


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