最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

またひとつ書店の灯が…

2008年05月16日 13時35分52秒 | 函館・道南情報
すでに新聞でも報じられていたが、書籍販売の大文堂が本店(函館市本町)を今月20日で閉店することになった。同店は70年以上の歴史を持つと同時に、現在では本町・五稜郭地区の唯一の書店として市民に親しまれてきただけに残念だ。



もちろん私にとっても書店が閉店することは残念であると同時に、地域限定の超微細出版社にとっては非常に「厳しい」現実である。
大文堂本店の閉店は近くに大型書店がオープンした影響のようだが、ざっと思い出してもここ4~5年の間に市内で閉店した書店は、森文化堂(5店鋪)、BOOKSいずみ(2店鋪)、リブロ(函館西武)、ブックポート赤川店、港書店、畑中文武堂など10店以上に及ぶ。
函館では管外の書店が複数店鋪を経営するようになってきた。そして書店にとってのライバルは同業他社ではなくコンビニとインターネットになった。さらに図書館も大きなライバルとなっている。
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細い尾根道のアップダウンがきつかった雁皮山

2008年05月07日 08時57分12秒 | 山歩き・散歩・温泉
5日の「こどもの日」には桧山地方での山歩きを予定していたが、天気予報は午後に雨となっていたので、4日に函館近郊の山へと変更、4月29日に時間の余裕がなく蝦夷松山で引き返した雁皮(がんぴ)山を登ってきた。
陽射しは29日よりも強くて、春というよりは初夏を思わせる。

 熊出没の看板

「8月4日熊が出没しました」。
あまりじっくりと見たくはないが、これはどうしても眼に飛び込んでくる。
この看板は2カ所あって、きっと昨年のことなのだろう。ホイッスルを忘れたので口笛を吹いた。
数日前に登ったばかりの岩場に辿り着く。深呼吸をしてから登っていくが、最後の岩の辺りでは息が苦しい。「えいや(よっこらしょ…だったかもしれない)」の掛け声で岩を乗り越えると蝦夷松山の頂上だ。
少し休んだだけですぐに出発する。雁皮山までの道は見た目には易しそうだが、歩き始めてすぐに大きな勘違いだと気づかされる。
岩場もある細い尾根道はアップダウンが結構きつい。両手も頻繁に使うのでまた軍手をポケットから取り出した。道の両側は急斜面だが、樹が多いのでそれほど緊張感はない。でも、つまづいたりすると危険なことは間違いない。
まず手前にある石南花(シャクナゲ)山に到達する。

 石南花山の頂上

水を飲み息を整えてまた歩き始める。
身長ほどの背丈のある笹の刈分けを過ぎ、最後の急坂を上るとようやく雁皮山の頂上だ。
蝦夷松山山頂には「雁皮山まで40分」と記されていたが、50分近くかかったかもしれない。

 雁皮山の頂上

樹が邪魔で北側の眺望はよくないが、標高の割には高度感のある眺めは蝦夷松山同様に気分爽快である。
心地よい風が山を通り過ぎて行く。

 ここの山登りは両手も酷使する

20分ほど休んで下山開始。
石南花山で男性1人女性2人のグループ、その後は若い男性と出会った。
膝がやや辛い状態となり歩きづらい。少し休もうとして立ち止まったとき、すぐ下に袋に入ったデジカメを見つけた。出会った4人の誰かのものだ。眼の高さの枝に架けておく。
蝦夷松山直下の岩場も一気に降りる。
登山口で左のポケットに入れていた軍手を落としてきたことに気づいた。

 雁皮山から眺める蝦夷松山
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