一気に冬本番に突入

　昨日の五稜郭公園

一昨日から雪が降り出して昨日は本格的な吹雪となり、雪かきに追われる人の姿をあちこちで見た。
降雪量は20センチを超え、最低気温も氷点下6.3度と今季一番の冷え込みとなった。
超零細出版社にとっても移動時間が長くなるなど雪は大敵である。除雪がよくないので道路がソロバン状態になると車での移動が続く時は身体が小刻みに震えるようでとても好ましくない。

　工事中の箱館奉行所

18日（火）は五稜郭公園を久し振りに散歩した。
公園内では箱館奉行所の復元工事が行われている（完成は2010年夏）。1864年に完成した奉行所は、明治維新の「箱館戦争」の舞台となった。復元されるのは当時の建物約3000平方メートルのうち、玄関、表座敷などを役所部分の約1000平方メートルとのこと。

　箱館奉行所の完成予定図

奉行所が建つ場所は、小学校時代の運動会が行われた懐かしいところでもある。当時の函館の小学校の一部は学校のグランドではなく五稜郭公園で運動会を実施していた。
たくさんの落葉を眺めながら歩いていたが、その日は秋の最後の一日となった。

　公園内はたくさんの落葉が敷き詰められていた

晩秋の函館山

夕暮れ時に函館山を歩いてきた。
函館山には展望台のある御殿山のほか薬師山 、つつじ山、 入江山、八幡山、観音山など13の山がある。
御殿山の南東に位置する汐見山を登り始める。頂上付近はすっかり葉の落ちた木が多い。

　汐見山の山頂手前

海は穏やかなようだ。対岸の下北半島の大間の町がくっきりと見える。

　肉眼では大間の町並みがはっきりと見える

日が暮れるのが早くなった。下りは予定していた立待岬側の七曲コースではなく、旧山道コースをのんびりと歩く。大きな杉のところの木々の葉はまだ色づいていない。
下まで降りてきたら旅行者（中年カップル）から「歩いて山頂まで行けますか？」と尋ねられた。

記念号プレゼントにたくさんの応募

7周年特別記念号となった第29号の発刊を記念して、抽選で20人に同号をプレゼントする旨を新聞（北海道新聞と函館新聞）で掲載してもらったところ予想を大きく超える応募が数多く寄せられた。
そこで小社としては「大盤振る舞い」を断行、抽選にはずれた人からもさらに40人にバックナンバー（第27号か第28号のどちらか）をプレゼントすることにした。
たくさんの応募に感謝申し上げます。

北海道新聞みなみ風、08年10月20日付
函館新聞、08年10月24日付