最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

第74号が北海道新聞「みなみ風」に紹介される

2020年08月14日 21時53分59秒 | メディカルはこだて
北海道新聞「みなみ風」に掲載された第74号の紹介記事は下記の通り。



◎メディカルはこだて第74号発売
道南の医療や介護、福祉などの情報を発信する雑誌「メディカルはこだて」の第74号が発売された。
特集は「患者に恩恵を届ける新しい治療法と新しい検査法」。瞬間接着剤を用いた下肢静脈瘤(りゅう)に対する新しい治療法(市立函館病院)や、敗血症の早期治療方針の決定に大きく貢献する血液中の細菌の種類を調べる細菌遺伝子検査装置(函館五稜郭病院)などを紹介。「新院長に聞く」は4月に亀田北病院院長に就任した宮澤仁朗医師、「ピックアップニュース」はななえ新病院が始めた薬剤師による「訪問薬剤指導」を取り上げている。
(7月17日付の北海道新聞「みなみ風」より。一部省略)。

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障害に関わる地域の「よろず相談」として年中無休

2020年08月14日 20時04分58秒 | メディカルはこだて
第74号のトピックスニュースは「障害に関わる地域の『よろず相談』として年中無休」。

障害に関わる地域の相談機関である「ぱすてる」(函館市石川町)は、平成11年10月社会福祉法人侑愛会が当時の1市3町(函館市・上磯町・大野町・七飯町)から委託を受けて開設された。ぱすてる所長の小谷素美子さんは「侑愛会としては地域に向けた初めての相談機関でした」と話す。おしまコロニーと呼ばれてきた侑愛会は創設者で前理事長の大場茂俊さんが園長室で発達の遅れのある子の個別指導を通じ、その子の成長を考えて作った児童施設が出発点。現在では80以上の施設を運営している。
佐賀県出身の小谷さんは佐賀大学卒業後、国立秩父学園附属保護指導職員養成所での研修や長崎県の南高愛隣会コロニー雲仙を経て、平成14年侑愛会に入職した。ぱすてるは開設当初から「障害種別や年齢を問わない」「24時間365日年中無休」で受け付けてきた。「悩みごとに休みはありません。相談者ファーストの精神は継続しています」。相談者は本人や家族ばかりではなく、関係機関や関係団体など様々だ。「まずは相談内容を聞き、面会を重ねながら必要な情報の収集を行い、信頼関係を築きながら問題点や解決手段を一緒に考えます」。


障害者生活支援センター「ぱすてる」で、関係機関からの
電話相談を受けている小谷素美子さん。


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すべての人々が地域で共に生きるため

2020年08月14日 20時04分58秒 | メディカルはこだて
第74号のトピックスニュースは「すべての人々が地域で共に生きるために」。

「分けない教育、分けない社会」「すべての人々が地域で共に生きるために」を目標として取り組んできたのが社会福祉法人「道南福祉ねっと」(七飯町本町)だ。議員や精神科医師、歯科医師、教諭、地域ボランティアなどのインクルーシブな議論に基づく障害当事者の地域生活保障運動から生まれた法人で、全国的にもユニークな存在である。
1997年から準備を進め、2000年の無認可作業所「共動作業所ToMoハウス」の開設が出発点。就労支援事業や共同生活援助、共同生活介護、短期入所、相談支援等の事業所を開設し、法人名を「道南福祉ねっと」に変更後は、新たに生活介護事業所や就労移行支援事業所を開所。北斗市、七飯町、森町の1市2町で、共生・共学、ソーシャル・インクルージョンを理念に、高度地域福祉社会の実現と充実を期して、障害当事者支援を行っている。


道南福祉ねっと理事長の西本愛さん(右)と
統括管理者の高橋雄介さん(左)。

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函館整形外科クリニックは「生活習慣病・糖尿病内科」を開設

2020年08月14日 18時51分01秒 | メディカルはこだて
第74号のトピックスニュースは「函館整形外科クリニックは『生活習慣病・糖尿病内科』を開設」。

館整形外科クリニック(大越康充院長)は4月1日「生活習慣病・糖尿病内科」を開設した。担当するのは副院長の安田浩之医師だ。同クリニックは2007年6月の開院以来、膝関節疾患に特化した診療を行ってきた。手術に関して、変形性膝関節症では骨切り術や人工膝関節置換術、スポーツ外傷では靭帯再建術や種々の鏡視下手術を実施。独自の最小侵襲手術(MIS)、麻酔科による周術期の疼痛管理、そして術後リハビリで高い評価を受けている。
安田医師は神奈川県横浜市生まれ。平成元年鹿児島大学医学部を卒業後、糖尿病・循環器等の研修を経て、平成7年北海道へ赴任した。安田医師は「当院では消化器疾患を除く、内科全般の診療を担当しますが、特に糖尿病などの生活習慣病、甲状腺疾患の指導、治療に力を入れていきます」と話す。膝関節疾患の治療で通院している患者には糖尿病や高血圧などを抱えているケースが少なくない。「当院でも生活習慣病で他の医療機関を受診している患者さんがいますが、複数の医療機関への受診が少なくなるメリットがあります。また術前内科的評価や入院中に内科的治療が必要な場合にも対応が可能となり、当院のさらなる機能強化が実現しました」。


写真下右は安田浩之副院長、左はリハビリテーション部部長
の吉田俊教さん。写真上右は管理栄養士の和田徳子さん、左
は副看護部長の白戸道子さん。

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