最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

名水に酔う

2014年06月07日 18時34分52秒 | 新聞コラム
北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
6月6日掲載のタイトルは「名水に酔う」。



 全国で名水ブームが続いている。環境省が発表した「名水百選」もそれを後押しした。道内でも無料開放の名水スポットは、週末ともなるとペットボトルやポリタンク持参の多くの人で賑わっているが、最近は商売に利用するような大量取水者の行為が目に余る。
 道南には七飯町や乙部町などに取水場がある。八雲町の「ヤクモ飲料の湧水」には道南以外からも多くの人が訪れている。人気の理由は国内の天然水には珍しい高カルシウムで、健康飲料として飲んでいる人も多いそうだ。
 後志管内の羊蹄山の周辺では、京極町の「ふきだし湧水」や真狩村の「羊蹄山の湧き水」が有名だ。上川管内東川町の「大雪旭岳源水」もおいしかった。山登りの後はこうした名水を飲むことが大きな楽しみだ。ちなみに東川町には上水道設備がない。各家庭では家庭用ポンプで地下25メートルから地下水をくみ上げて使用している。
 ここ数年、一番のお気に入りは後志管内ニセコ町の「さかもと公園の甘露水」。ニセコに滞在していた昭和天皇が「甘露である」と喜んだことから名前がつけられた。この甘露水は他の多くの名水と同様に地域住民の生活水だった。
 甘露の名前が付く名水は利尻島にもある。利尻山の登山道沿いにある「甘露泉水」だ。名水をチェイサーにして飲むウイスキーの酔いはまた格別である。
                                 (メディカルはこだて発行・編集人)

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2014年06月02日 11時55分08秒 | メディカルはこだて
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