最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

「メディカルはこだて」第75号が発刊

2020年09月30日 07時37分16秒 | メディカルはこだて
函館・道南の医療・介護の雑誌「メディカルはこだて」第75号が発刊しました。


現在、函館市内および近郊の書店で販売中です。

【特集】
病院看護師の新たな挑戦と役割

医療現場で活躍の幅を広げている男性看護師
職員が楽しく働き続ける職場環境作りが重要
北村和宏(高橋病院看護部長)

ドクターヘリに搭乗するフライトナース
救急医療に精通した空飛ぶ看護師として活躍
井下田恵(市立函館病院4階西病棟)

専門看護師には実践、相談などの6つの役割
看護師は相手の思いを汲み取る想像力が必要
東  修(亀田北病院看護部長補佐)

医療の標準化に向けてDPCデータを分析
過剰な医療資源を明確にして改善を提案
蛯子茂樹(市立函館病院医療企画センター企画担当課主査)

函館脳神経外科病院は「おむつマイスター」制度を導入
排泄ケアを看護スタッフとリハビリセラピストが連携
岩本厚子(函館脳神経外科病院看護部長)
藤本奈美(函館脳神経外科病院看護部看護師長)
石田理恵(函館脳神経外科病院看護部主任看護師)

函館渡辺病院は看護師のアドバンスナース制度を導入
看護のレベルアップを効率的に図ることを目的
土屋佑太(函館渡辺病院西棟3階A病棟副看護師長)
荒川寛人(函館渡辺病院東棟2階病棟看護主任)

函館五稜郭病院看護部は「eラーニングシステム」を導入
看護の質の向上や働き方改革に大きく貢献
須佐庸子(函館五稜郭病院副看護部長)
大間依子(函館五稜郭病院副看護部長)
蓮田由美(函館五稜郭病院南4病棟看護師長)
三浦真優(函館五稜郭病院企画情報システム課システム係主任)

国立函館病院は「特定行為」が可能な看護師が活動開始
医師の判断を待たず看護師が一定の診療行為をできる
岩尾あかね(国立病院機構函館病院皮膚・排泄ケア認定看護師)
野館 陽(国立病院機構函館病院感染管理認定看護師)

【トピックス・リポート】
新型コロナウイルス患者を受け入れてきた市立函館病院
木村 繭(市立函館病院感染管理室主査)
埜畑有子(市立函館病院感染管理室主査)

【トピックス・リポート】
函館五稜郭病院は抗原迅速診断キット検査を導入
野渡 裕之(函館五稜郭病院検査科長)

【トピックスニュース】
病院から「介護医療院」へ転換、新たな地域医療へ再出発
竹田公一(介護医療院竹田病院院長)

【トピックスニュース】
西堀病院は理事長・事務部長が交替する新体制がスタート
河合俊史(西堀病院事務部長)

日本口蓋裂学会認定師に認定される
矯正歯科分野での認定師は北海道では村井茂院長1人
村井 茂(みはら歯科矯正クリニック院長)

【ドクタークローズアップ】
国立函館病院の麻酔科と形成外科の医師として着任
登 有紀(国立病院機構函館病院麻酔科・形成外科医師)

身近な漢方医学の知識 免疫力を高める漢方薬はありますか?
久保田達也 (久保田内科医院院長)

目立たない矯正『マウスピース型矯正』 [3] 3D光学スキャナー「iTero element」
古田樹己(ふるた矯正歯科院長)

函館口腔保健センター事業 休日救急歯科診療、障がい者(児)歯科診療について
川瀬 敬(川瀬デンタルクリニック院長)

広く浸透してきた「ホワイトニング」
村田真介(吉田歯科口腔外科院長)

歯科衛生士は国家資格を持つ「口腔のプロフェッショナル」
向山英明(向山歯科桔梗クリニック院長)

東洋医学の治療院から 〜人との繋がりに想いをはせる〜
益井 基(益井東洋治療院院長)

冬でも夏でも1年を通して快適な暮らしを可能
三川貢治(ハウジング・コバヤシ新築事業部営業課主任)

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病院看護師のいま

2020年09月29日 22時18分17秒 | 新聞コラム
北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
9月4日掲載のタイトルは「病院看護師のいま」。



 小誌「メディカルはこだて」を創刊した2001年当時、ある病院の事務長が「病院は労働集約型の装置産業だよ」と教えてくれた。
 労働集約型産業とは、労働力への依存度が高い産業のこと。確かに病院の人件費率は他の産業と比較しても高い。装置産業とは、生産やサービス提供に巨大な装置が必要な産業を指す。特に高度な医療を提供する病院では最新の高額医療機器の設置が求められる。
 病院ではさまざまな資格を持つ職員が働くが、最も多いのは看護師だ。その活動の場は最近多様化し、病院側も変わりつつある。そこで、今月下旬に発行する次号では、病院看護師の「今」を特集する。
 最近医療現場には活躍の幅を広げる男性看護師。看護師の資格の中でも最も道のりが険しい専門看護師。ドクターヘリに専門医と同乗するフライトナース。医師の判断を待たずに一定の診療行為をできる看護師。診断群分類別包括支払い制度(DPC)データを分析、経営改善の活動をする看護師もいる。
 病院側も看護のレベルアップを目的に、独自の研修制度を導入を進める。ある病院では排せつケアの質向上を目標にした「おむつマイスター」制度で、患者の快適さは向上させた。
 近年、看護技術の習得やスキルアップを目指すeラーニングシステムが登場し、看護師や研修担当者働き方改革も進んでいる。(メディカルはこだて発行人・編集人)

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