最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

五稜星の夢

2015年11月30日 18時09分11秒 | 函館・道南情報
28日から五稜郭公園では、堀の周囲約1.8キロを2000個の電球で飾る「五稜星の夢」がスタートした。



1989年にスタートした「五稜星の夢」イルミネーションは、電球によって五稜星形を浮かび上がらせるもの。
電球の灯かりで浮かび上がった五稜星型は、冬の五稜郭の美しさを全国にアピールしている。


「五稜星の夢」のホームページから





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写万部山

2015年11月27日 11時17分51秒 | 山歩き・散歩・温泉
22日は今金町のカニカン岳を登るつもりだった。
八雲町の市街地を過ぎると内陸側の山々は真っ白くなっている。
カニカン岳は諦めて黒松内岳に変更するが、黒松内岳も雪が降ったようだ。
国道の気温も零下に近い。黒松内岳も断念して写万部山(しゃまんべやま)を登ることにした。
写万部山は長万部と静狩の中間に位置する。
登山口の広い駐車場には車は1台もない。
登り始めてすぐにヒグマのフンがあった。
ダケカンバの林は葉が落ちて見通しがよい。



4合目くらいから登山道の脇には雪があり、道は霜柱でおおわれている。



稜線に出ると強い風が吹いてきた。



山頂標識の「写万部山」は薄くなっていた。



内陸側は曇っているが、噴火湾は明るく輝いている。



下山後はオタモイ川の河口を訪れる。
数十羽のカモメが一斉に飛び立った。



温泉はパシフィック温泉ホテル清龍園(八雲町上の湯)へ行く。



冷えた体を温めるのには時間がかかる。
大きな露店風呂では風がものすごく冷たかった。



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松川湯のいま

2015年11月23日 17時59分14秒 | 函館・道南情報
小学生の頃にときどき利用していた市内松川町にある「松川湯」。
どのくらい前に閉湯していたかは知らないが、数10年ぶりに前を通ったら驚くような光景が待っていた。
燃えやすいような物が玄関の中にも山積みになっている。
近所の人は火事が心配だろう。



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室蘭岳(南尾根コース~西尾根コース)

2015年11月05日 17時55分03秒 | 山歩き・散歩・温泉
3日は室蘭岳(鷲別岳)へ。函館から山麓にある駐車場までは約190キロ(片道)の道程で、高速を利用しないと3時間以上はかかる。
100台以上のスペースがある広い駐車場だが、8割は埋まっている。
駐車場から500㍍ほど林の中を歩くと「白鳥ヒュッテ」で、ここが登山口だ。


白鳥ヒュッテ

南尾根コースを登る。
「水神社」の鳥居を過ぎると、廃タイヤの階段やゴロゴロとした岩の道もある。



次々と下山してくる人とすれ違った。
葉の落ちたダケカンバの林が目の前に広がっている。
木の幹の輝きは眩しいほどだった。



頂上が近づくと景色は林から草原へと変化する。



頂上には大きな標識と鐘がある。
鐘を鳴らそうとしても鳴らなかったが、別の人がヒモを大きく振ったらちゃんと鳴った。見習って大きく振ったら、場違いのような大きな音がした。



頂上のすぐ下にはカムイヌプリへの縦走路がある。


カムイヌプリ

帰路は西尾根コースを下る。



途中には岩塔や855㍍と825㍍の2つのコブがある。



尾根の道や登った室蘭岳、室蘭の街を眺めながら歩く。


室蘭岳

小さな沢が現れた。ペトトル川だ。
白鳥ヒュッテは近い。


ペトトル川

山麓の駐車場にはまだ多くの車があった。
下山後の温泉は伊達温泉(伊達市館山下町)を予定していたが、右折する信号を見落としてしまい行き過ぎてしまった。Uターンが面倒だったので、豊浦町「しおさい」の駐車場の混雑状況では、長万部の温泉まで我慢しようとしたが、駐車場は閑散としていた。


天然豊浦温泉「しおさい」

温泉の右正面の山(ポロモイ山)の頂上には、2008年北海道洞爺湖サミットの舞台となった「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート& スパ」が見える。


ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート& スパ(ズームで)

この温泉は海(豊浦漁港)のすぐそばにある。
温泉の後、海からの風は格別だった。


豊浦漁港



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函館山(汐見山~七曲りコース)

2015年11月02日 17時49分46秒 | 山歩き・散歩・温泉
昨日の午後は久しぶりに函館山を歩いた。
汐見山を登る。
この辺りの木々の葉はほとんど落ちている。
千畳敷コースの終わりにある休憩所は閉鎖中だった。


展望台のある函館山山頂

七曲りコースに入ると、ところどころ色づいた葉が残っている。


男1人、女2人の旅行者が登ってきた。
山頂までの時間を聞かれる。


七曲りコース

登山口の駐車場は1台分の空きしかなかったが、1組の旅行者以外には誰とも会わなかった。

新撰組の土方歳三や中島三郎助などの旧幕府軍約800名が祭られている慰霊碑「碧血碑(へっけつひ)」には、今日も花が供えられていた。


碧血碑

最後にエゾダテ山を登るとゴールまでは6~7分だ。

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第56号の一部を紹介

2015年11月01日 19時20分41秒 | メディカルはこだて
◎第56号の特集は「函館市の人口動態 死亡数トップの『がん』。その実態を数値で分析」。

函館市の高齢化率は昨年3月に初めて30%を超えたが、それ以降も高齢化に歯止めはかかっていない。この10年間で年少人口は1.4ポイント減り、高齢者人口は8.9ポイントも高くなった。死亡者数は平成17年に3千人を超えたが、その後も増加傾向は続いている。死亡者数のうち、がんの占める割合は29.6%と約3割に達している。
今回の特集では、がんの種類別の死亡者数と北海道や道内各都市、全国との比較。函館市の死亡者数の年齢別の統計。北海道健康づくり財団が発刊した「北海道における主要死因の概要」、がん研究振興財団の「年齢階級別罹患リスク」や「年齢階級別死亡リスク」などを紹介する。また、がんの早期発見のために行われている函館市の各種がん検診や、たばこによる健康被害を受けない環境づくりを効果的に推進する「たばこ対策」について取り上げた。
今回の特集は12ページ。10の「図表」を用いて函館市の人口動態や函館市のがんの死亡者数による分析などに取り組んだ。

◎カヌーポロの全日本代表、クラブチームを日本一にしたキャプテン。

カヌーポロというスポーツがある。1人乗りのカヌーに乗って、相手ゴールにボール(水球で使用されているボールと同様のもの)を入れる競技だ。1チーム8人。水上のコートのプレイヤーは5人で、残りの3人が交代要員としてコート外で待機する。国体やオリンピックでは非種目だが、日本でも徐々に競技者人口が増加している。
このカヌーポロの全日本代表選手として活躍したのが栄好堂美原店に勤務する日隠修さんだ。


日隠さんの波や風に負けないパドル操作は見事だった(大沼にて)。

カヌーポロはボールを所有している相手プレーヤーの体を押すことが可能で、非常にエキサイティングな競技だ。「水上の格闘技」とも呼ばれている。
東京で生まれ、千葉県佐倉市で育った日隠さんは高校1年からカヌーを始めた。地元の高校を卒業後は日本大学法学部に進学。大学1年のときには全日本のメンバーに選出されている。その後は地元のカヌーポロチーム「佐倉インヴァース」の一員となり、素人同然の友人(大学生)4人をチームに加入させ、キャプテンとして「俺と一緒に優勝して海外に行こうぜ」とチームを引っ張った。
(以上、本文より一部を抜粋)


1995年に佐倉インヴァースのキャプテンとして出場し、優勝した日本選手権大会(赤谷湖)。写真左が日隠さん。


◎慢性心不全患者の療養支援をする認定看護師

特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる認定看護師には21分野あるが、最も新しいのが2012年に開始された「慢性心不全看護」だ。今年度の合格者を含めても道内ではまだ3人しか認定者がいないが、そのうちの1人が函館五稜郭病院に勤務する梅木恵さんだ。


慢性心不全看護認定看護師の梅木恵さん(函館五稜郭病院循環器内科病棟にて)

心不全とは心臓の機能が低下して、体に十分な血液を送り出せなくなった状態で、心臓のポンプ機能が低下することで全身にさまざまな症状を引き起こす疾患です。
梅木さんは同病院に入職後は胸部外科や集中治療室での勤務を経て、現在の循環器内科病棟へ移り10年が経過した。「循環器に特化した資格を取得したいと考えていたので、認定看護師で慢性心不全看護がスタートしたときから興味があり、その翌年には資格取得を目指すことにしました」。
(以上、本文より一部を抜粋)





 

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「メディカルはこだて」の秋号(第56号)が発刊

2015年11月01日 10時26分00秒 | メディカルはこだて
メディカルはこだて」の秋号(第56号)が10月27日に発刊しました。



現在、函館市内および近郊の書店で販売中です。

【特集】
函館市の人口動態
死亡数トップの「がん」 その実態を数値で分析

京野 尚(市立函館保健所地域保健課企画担当主査)
金子良介(函館市保健福祉部健康増進課主事)
天野 香(函館市保健福祉部健康増進課主査)


【ドクター・クローズアップ】内科一般を広く診療する呼吸器の専門医
本間紀之(函館中央病院内科科長)

【ピックアップニュース】発達障害など小児神経を専門とする小児科医
悪化すると痛みで歩行困難や下肢切断にも至るPAD(末梢動脈疾患)
下肢救済へ、市立函館病院は多職種の「フットケアチーム」で対応

【トピックス・リポート】函館五稜郭病院は道南の医療機関として初めて「人間ドック健診施設機能評価」を取得
専用個室の診察や保健指導でプライバシーへ配慮

【トピックス・リポート】9年ぶりの「こんにちは赤ちゃん」。市立函館病院が産科再開。
浅野拓也(市立函館病院産婦人科医長)

【トピックス・リポート】函館五稜郭病院は数日間連続のCGM検査を実施
佐々木景子(函館五稜郭病院検査科生理検査担当)

【トピックス・リポート】函館渡辺病院に精神科看護のプロフェッショナルが誕生
「精神科認定看護師」と「認知症看護認定看護師」に2人が合格

マタニティヨガや産後ママヨガのインストラクターとして活躍
笠原視砂子(マタニティ・産後ヨガインストラクター)

カヌーポロの全日本代表、クラブチームを日本一にしたキャプテン。
日隠 修(栄好堂美原店)

岡村昭彦の写真 in 函館
ヴェトナム戦争からホスピスまで われわれはどんな時代に生きているのか

慢性心不全患者の療養支援をする認定看護師
梅木 恵(函館五稜郭病院慢性心不全看護認定看護師)

冬の「雪かき」から解放 函館もロードヒーティングの一般家庭が増加
斉藤明紀(株式会社東商建設 住宅事業本部設計担当部長)

「生と死を考える会全国協議会」の全国大会が開催
「書くことが生きなおす力になる」(柳田邦男さんの講演)

『機能性ディスペプシア』の漢方治療について(その3)
久保田達也(久保田内科胃腸科医院副院長)

「セラピア便り」  扇の要、函館から
平田 聡(特定非営利活動法人理事長)

痛みとしびれに画期的な治療の「遠絡療法」とは
久米 守(久米整形外科院長)

お薦めの一冊 [小食・不食・快食]の時代へ
日隠 修 (栄好堂美原店)

The 矯正インタビュー Before&After ⑬
古田樹己(ふるた矯正歯科院長)

診断・治療に能力を発揮するマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)
川瀬 敬(川瀬デンタルクリニック院長)

高齢者における「口腔ケア」の重要性
勝又 譲(吉田歯科口腔外科)

東洋医学の治療院から 最新の治療機器を用いた画期的な治療方法
益井 基(益井東洋治療院院長)

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