北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
10月23日掲載のタイトルは、「杏仁豆腐」。
甘いものはほとんど食べないが、例外はプリンと杏仁豆腐。特に杏仁豆腐の独特な香りとほのかな甘さは、疲れた体を癒してくれる。
杏仁とは杏(あんず)の種の中の核(仁)のこと。杏仁は漢方では「キョウニン」と呼び、呼吸器や腸を潤す働きがあるとして、せき止めや便薬秘に用いられる。本来は薬膳料理の一種だった杏仁豆腐。杏仁を粉末にして砂糖などを加えた杏仁霜(きょうにんそう)を用いることもある。固め方は寒天やゼラチンなど様々で、アーモンドエッセンスなどが使われることも。
この愛してやまない杏仁豆腐が手軽に食べられることを教えてもらった。輸入食品店カルディコーヒーファーム(函館蔦屋書店)の「パンダ杏仁豆腐」はパッケージのパンダ柄も可愛いが、杏仁の風味などはしっかりとしている。もっと満足感を味わいたいと思っていたときに、全国紙で杏仁豆腐の取り寄せランキングが紹介された。パンダ杏仁豆腐は3位で、1位は伊達市の牧家(ぼっか)。自社の「だて牛乳」と練乳のダブル仕立てに本くず粉を使用した、みずみずしく、とろりとした食感が口の中に広がった。
牧家の余韻からは、ニセコ町の高橋牧場が運営するレストランの「ミルク餅」を思い出した。うっすらと甘く味付けした牛乳の中に上新粉などで作られた餅が浮かぶ一品にはファンも多い。「歯応えのないものが好きなんだね」と言われた。
(メディカルはこだて発行人・編集人)
パンダ杏仁豆腐
伊達市の牧家
プラティーヴォ(ミルク工房)のミルク餅
10月23日掲載のタイトルは、「杏仁豆腐」。
甘いものはほとんど食べないが、例外はプリンと杏仁豆腐。特に杏仁豆腐の独特な香りとほのかな甘さは、疲れた体を癒してくれる。
杏仁とは杏(あんず)の種の中の核(仁)のこと。杏仁は漢方では「キョウニン」と呼び、呼吸器や腸を潤す働きがあるとして、せき止めや便薬秘に用いられる。本来は薬膳料理の一種だった杏仁豆腐。杏仁を粉末にして砂糖などを加えた杏仁霜(きょうにんそう)を用いることもある。固め方は寒天やゼラチンなど様々で、アーモンドエッセンスなどが使われることも。
この愛してやまない杏仁豆腐が手軽に食べられることを教えてもらった。輸入食品店カルディコーヒーファーム(函館蔦屋書店)の「パンダ杏仁豆腐」はパッケージのパンダ柄も可愛いが、杏仁の風味などはしっかりとしている。もっと満足感を味わいたいと思っていたときに、全国紙で杏仁豆腐の取り寄せランキングが紹介された。パンダ杏仁豆腐は3位で、1位は伊達市の牧家(ぼっか)。自社の「だて牛乳」と練乳のダブル仕立てに本くず粉を使用した、みずみずしく、とろりとした食感が口の中に広がった。
牧家の余韻からは、ニセコ町の高橋牧場が運営するレストランの「ミルク餅」を思い出した。うっすらと甘く味付けした牛乳の中に上新粉などで作られた餅が浮かぶ一品にはファンも多い。「歯応えのないものが好きなんだね」と言われた。
(メディカルはこだて発行人・編集人)
パンダ杏仁豆腐
伊達市の牧家
プラティーヴォ(ミルク工房)のミルク餅