昨日の昭和の日は、午前中に一仕事を終えるとすぐに陣川まで車を走らせた。
陣川温泉は道の両側がパークゴルフ場になっているが、車の数がとても多い。車を停めて覗いて見ると若い人の姿も結構目立っていた。
温泉から奥へ続く道を進むと大きな木があり、そこから荒れた道の少し先に蝦夷松山の登山口がある。進入禁止の看板が目印だ。
この辺りは栗の木公園と呼ばれていて、道の両側には石仏がおかれている。間伐が進んでいる林の道はやけに明るいが、登山道分岐からは少し山登りの道らしくなってきた。
道の両側にある石仏
松林の道には木製の電柱が何本も置かれている。
小さな沢がいくつか流れていて道がぬかるんでいるところは、その電柱が木道の代わりになっているところもある。電柱に取り付けられる絶縁体の碍子もあった。この気になる電柱であるが、Sさんのサイト「一人歩きの北海道山紀行」によると、昔、設置されていた磯谷発電所からの亀田送電線の残骸であるようだ。
道にはところどころに登山道の標識もあって迷うことはない。T字路を直進していくとまだ葉の茂っていない木々の先端部分にごつごつとした岩とわかる蝦夷松山の頂上部分を見ることができる。
尾根道を進んでいくと岩場になり、呼吸もちょっと苦しくなる。いくつか大きな岩を越えていくとロープが垂れていて頂上まではあと一息であるが、ここからが最後のひとふんばりだ。
なるべくロープには頼らないようにするが、どうしても掴まらないと岩を乗り越えられないところもある。
ロープが登場してこの先に緊張する岩場がある
下を見るとかなり緊張する。山登りでなければこんなことはしないはずで、足を滑らせると相当に危険なことは間違いない。頂上直下の岩は重たくなった身体にはしんどいが、どうにかそれも登り切って頂上に立った。
蝦夷松山の頂上
標高の割には高度感のすごいところがこの山の特徴でもある。
薄曇りで遠くは霞んでいるが、腰を下ろしてのんびりと景色を楽しんだ。この蝦夷松山からは雁皮山へとさらに登山道が続いているが(往復で1時間40分ほど)、用事のある時間まではぎりぎりなので諦めることにした。
下りはロープのある部分はやや難儀するが、それを過ぎると後は散歩気分で歩く。
早春の山はどこか気持ちがうきうきするようだった。
三森山(写真左)、蝦夷松山から見る雁皮山(写真右)
陣川温泉は道の両側がパークゴルフ場になっているが、車の数がとても多い。車を停めて覗いて見ると若い人の姿も結構目立っていた。
温泉から奥へ続く道を進むと大きな木があり、そこから荒れた道の少し先に蝦夷松山の登山口がある。進入禁止の看板が目印だ。
この辺りは栗の木公園と呼ばれていて、道の両側には石仏がおかれている。間伐が進んでいる林の道はやけに明るいが、登山道分岐からは少し山登りの道らしくなってきた。
道の両側にある石仏
松林の道には木製の電柱が何本も置かれている。
小さな沢がいくつか流れていて道がぬかるんでいるところは、その電柱が木道の代わりになっているところもある。電柱に取り付けられる絶縁体の碍子もあった。この気になる電柱であるが、Sさんのサイト「一人歩きの北海道山紀行」によると、昔、設置されていた磯谷発電所からの亀田送電線の残骸であるようだ。
道にはところどころに登山道の標識もあって迷うことはない。T字路を直進していくとまだ葉の茂っていない木々の先端部分にごつごつとした岩とわかる蝦夷松山の頂上部分を見ることができる。
尾根道を進んでいくと岩場になり、呼吸もちょっと苦しくなる。いくつか大きな岩を越えていくとロープが垂れていて頂上まではあと一息であるが、ここからが最後のひとふんばりだ。
なるべくロープには頼らないようにするが、どうしても掴まらないと岩を乗り越えられないところもある。
ロープが登場してこの先に緊張する岩場がある
下を見るとかなり緊張する。山登りでなければこんなことはしないはずで、足を滑らせると相当に危険なことは間違いない。頂上直下の岩は重たくなった身体にはしんどいが、どうにかそれも登り切って頂上に立った。
蝦夷松山の頂上
標高の割には高度感のすごいところがこの山の特徴でもある。
薄曇りで遠くは霞んでいるが、腰を下ろしてのんびりと景色を楽しんだ。この蝦夷松山からは雁皮山へとさらに登山道が続いているが(往復で1時間40分ほど)、用事のある時間まではぎりぎりなので諦めることにした。
下りはロープのある部分はやや難儀するが、それを過ぎると後は散歩気分で歩く。
早春の山はどこか気持ちがうきうきするようだった。
三森山(写真左)、蝦夷松山から見る雁皮山(写真右)