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最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

寒川への登山

2010年02月17日 05時57分34秒 | 山歩き・散歩・温泉
先週の11日(建国記念の日)、Yさんと函館山の裏側にあった
寒川という集落跡まで歩いてきた。
標高の高い所を目指すのが山登りであるが、今回の目的地は
海岸という極めて低い場所が目的地である。
予想通り、函館山管理事務所前の駐車場は満車状態であったが、
どうにか1台分の駐車スペースを確保することができた。

汐見山コースを登る。
訪れる人はとても多いのだろう。雪道はしっかりと踏み固められていた。
よく晴れていて横津岳など山々の姿がくっきりと見える。
旧道から千畳敷への車道を進む。

 山々がはっきりと見える

12番観音から右方向へ進み、使われていない古い建物を過ぎると寒川への下山口だ。

 寒川への下山口

やや深い雪を予想して長靴を履いてきたが、道は圧雪状態でしかも氷になっている場所が多い。
夏場はダニやマムシが多いと言われている道だ。
もっとも下山口には通行禁止の看板も設置されているのだが…。
ロープが設置されている所ほど斜面は急でよく滑る。
ロープに頼ると逆に転びやすいのでストックを使って慎重に降りて行く。
女性二人が先行しているが、二人共しっかりとアイゼンを着用していた。
最後の急斜面を下ると岩場の海岸が目の前に広がっている。

 太いロープのある最後の急斜面

「寒川 鹿島神社跡」と、明治28年富山県から移住したことを記した石碑が並んでいる。

 石碑

この寒川の地には明治17年から昭和30年ころまで集落があり人が住んでいた。
小学校の分校(分教場)もあった。

 石垣跡とYさん

それにしてもこの場所に人が住んでいたということが容易には想像できない。
風もなく海は穏やかだ。
岩に腰かけて沖の船を眺めているのは気持ちがよい。

 穴澗方面

積まれた石垣から当時の集落を思い描く。
フノリを採っている男性がいた。
「おいしいぞ」というので、岩から指でひっぱり口に運ぶ。
5~6回、それを繰り返した。

 穏やかな波打ち際

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「箱館歴史散歩の会」で講演します

2010年02月08日 12時38分08秒 | 講演会・勉強会
小誌に最新号(第34号)まで30回にも及び連載を続けてきた「函館歴史散歩」。
同コーナーを担当・執筆してきたのは中尾仁彦氏であるが、
その中尾さんが主宰する「箱館歴史散歩の会」で講演することになった。
函館新聞でも紹介されている通り、第33回の同会の講演会は今月19日午前10時から
函館市末広町の函館市地域交流まちづくりセンターで行われる。
中尾さんは「川のない函館に水道が敷設されるまで」と題して講演、
私は「救急時にどう対応すべきか」というテーマでの講演である。
昨年発刊した小誌「別冊」は救急対応マニュアルを特集としたが、
その別冊の内容を重点に講演をする予定である。

 函館新聞(2月4日)

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函館新聞にも第34号の紹介記事が掲載

2010年02月03日 09時12分28秒 | メディカルはこだて
昨日(2月2日)の函館新聞に最新号の第34号が紹介された。



「いかぽっぽ」のコーナーに掲載された内容は、
○…特集は「民主党の医療政策でどう変わるのか」。函館の医療の
未来像を、逢坂誠二衆議員にインタビュー。函館への医学部設置に
ついて「道南や北東北の地域医療充実のために大きな役割を果たす
のみならず、地域活性化にも貢献する。地域の総意で医学部の新設
が実現できるようにまい進します」と結ぶ。
○…医療機関がインターネット回線で情報を共有する「道南地域医
療連携ネットワークシステム」の評価も。病院や医師らが励む研究、
医療サービスの紹介も充実している。


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札幌の書店でも取り扱いを開始

2010年02月02日 18時08分07秒 | メディカルはこだて
北海道新聞「みなみ風」の記事でも紹介されていましたが、
「メディカルはこだて」第34号は札幌の書店でも販売しています。

現在、販売しているのは下記の書店です。
■紀伊國屋書店札幌本店
■三省堂書店札幌店(ステラプレイスイースト)
■ジュンク堂書店札幌店(丸井今井南館)
■文教堂書店さっぽろ駅店
■くすみ書房大谷地店

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第34号の紹介記事が北海道新聞に掲載

2010年02月02日 10時56分50秒 | メディカルはこだて
先週金曜(1月29日)の北海道新聞「みなみ風」に
「メディカルはこだて」第34号のことが記事となった。



「民主党の医療政策でどう変わるのか」という特集記事については、
「民主党が掲げる医療政策の7項目の中から、国民皆保険制度の維持発展、医療
提供体制の整備、診療報酬、各診療科・疾患対策の具体的な内容について質問し、
逢坂誠二衆院議員が答えている」と紹介された。
また道南MEDIKAに関して、「道南地域の医療機関がインターネットを使って
医療情報を共有する道南地域医療連携ネットワークや、運用を開始した医療機関での
患者の満足度の向上について医師らが紹介している」とまとめられている。


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「まずい」と言わない

2010年02月02日 00時43分59秒 | 新聞コラム
北海道新聞の道南版「みなみ風」の「立待岬」の4回目は
1月27日に掲載された。
タイトルは、「まずい」と言わない。
書き足りないことがあって自分では消化不良のところも。
それにしても短いものほど難しい。



 「靖国」や「人声天語」などの著書で知ら
れる評論家の坪内祐三さんは、小さいころの
記憶で忘れられない父の一言があると新聞の
コラムに書いていた。
 それは大好きなハンバーグライスをいつも
食べるデパートとは違うデパートで食べたと
き、「まずいね」と父に告げると、「おいし
いと思って食べている人もいるんだから、そ
んなこと言うな」と叱られたことだ。おいし
いと言うならともかく、まずいなんて人前で
言うのは下品だと言われたのだ。
 昔の大人は「まずい」ということをあまり
言わなかったのではないか。「まずい」とい
う言葉を発することは卑しいことであり、な
により食べ物について喋々することを好まな
かった。それが大人であり、食べ物に能書き
を並べたてることもなかった。
 坪内さんには「酒日誌」という著書がある。
連夜の深酒、酒席の日々を日記にしたものだ
が、その四年間の日記で「うまい」は連発し
ているが、否定的な表現はイタリア料理店の
「ひどかった」という一回だけ。しかもその
店はすでに閉店している。
 これからその映画を観る人に「面白くなか
った」という人もいる。世の中に貶す人は増
えたが、誉める人は少なくなっているのかも
しれない。評論の中で自分の嫌いという感情
を押しつけようとは思わないと坪内さんはい
う。「まずい」や「嫌い」を言わないように
するだけでも人生はもっと楽しくなるはずだ。

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冬号の第34号が発刊

2010年02月01日 18時41分59秒 | メディカルはこだて
第34号(冬号)が1月下旬に発刊しました。



特集は「民主党の医療政策でどう変わるのか」。
民主党のマニフェストは五原則、五策、五大重点分野から構成されていて、
その重点分野の一つが「年金・医療」である。
民主党は医療崩壊を食い止めるために、医療従事者等を増員し質を高めることで、
国民に質の高い医療サービスを安定的に提供、
特に救急や産科、小児、外科等の医療提供体制を再建し、
国民の不安を軽減することを政策目的としている。

民主党はどのような医療の未来像を描きそれを実現しようとしているのか。
またその政策によって函館の医療はどう変わっていくのだろうか。
内閣総理大臣補佐官で民主党北海道第8総支部代表である逢坂誠二衆議院議員に話を聞いた。

この特集のINDEXは下記の通り。
●後期高齢者医療制度の廃止と医療保険の一元化
●包括払い制度の導入を推進
●大学医学部定員を1.5倍に増加
●函館における医学部の新設の可能性は
●苛酷な労働が常態化している勤務医の就業環境の改善
●崩壊の危機にさらされている救急搬送・救急医療の連携強化
●地域医療を守る医療機関を維持
●来年度の診療報酬改定は
●レセプトオンライン請求と外来管理加算の五分要件
●がん対策・肝炎総合対策・難治性疾患対策
●介護療養病床は削減から凍結へ

次号(第34号)は4月20日の発刊予定。

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