最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

函館に医学部招致の必要性を探る

2010年05月23日 18時00分03秒 | 講演会・勉強会
函館五稜郭ロータリークラブは5月29日に同クラブ創立40周年記念シンポジウム
「函館に医学部招致の必要性を探る」を開催する。
コーディネーターは日本銀行函館支店長の市川信幸氏で、
シンポジストは函館市長の西尾正範氏、前札幌医科大学学長の今井浩三氏、
公立はこだて未来大学学長の中島秀之氏、テーオー小笠原社長の小笠原康正氏の4名。
会場は函館ロイヤルホテル、時間は午後4時から。

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北海道新聞の全道版に「日曜日は山ん中」が紹介

2010年05月23日 17時21分54秒 | 山歩き・散歩・温泉
野納邦昭氏(秋山記念病院名誉院長)が出版した「日曜日は山ん中~函館から登る山」が
本日の北海道新聞の全道版で紹介された。


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北海道新聞「みなみ風」に第35号が紹介される

2010年05月23日 16時45分43秒 | メディカルはこだて
5月18日付の北海道新聞「みなみ風」に第35号が紹介された。



記事の内容は下記の通り。
特集は「診療看護師が地域医療を変える」。医師不足問題で注目されて
いる「ナースプラクティショナー(診療看護師)」の養成コースを開講
する、北海道医療大学看護福祉学部准教授の塚本容子さんが地域医療の
中で担うその役割について解説。北海道看護協会常任理事の平川由紀子
さんは看護師が医師の指示の下で医療行為を限定的に行う「特定看護師」
について説明している。

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「日曜日は山ん中」が北海道新聞に掲載

2010年05月13日 09時34分55秒 | 山歩き・散歩・温泉
野納邦昭氏(秋山記念病院名誉院長)が出版した「日曜日は山ん中~函館から登る山」について、
北海道新聞「みなみ風」(5月11日付)が、詳しく大きく紹介した。



市内の書店には問い合わせも多くあったようで、
山登りのベテランもこれから山登りをしようとする人にとっても
常にページをめくりたくなる1冊となるに違いない。


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第35号の紹介記事が函館新聞に掲載

2010年05月13日 03時23分07秒 | メディカルはこだて
5月11日付の函館新聞に最新号の第35号が紹介された。



特集の「診療看護師(ナースプラクティショナー)が地域医療を変える」に関して、
北海道医療大学看護福祉学部の塚本容子准教授、および北海道看護協会の平川由紀子常任理事の
それぞれの記事の内容をわかりやすく紹介している。

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雨の五稜郭公園

2010年05月07日 21時32分00秒 | 函館・道南情報
昨日からの雨は午前中まで降り続いていた。
5日に開花したソメイヨシノだが、一部を除いてはまだ咲き始めの状態である。
雨の五稜郭公園は人もほとんどいない。
週末の喧噪を準備するかのような静かな公園を少し散歩した。
函館の開花は平年より2日、昨年よりは10日遅いそうだ。


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野納邦昭氏が「日曜日は山ん中」を出版

2010年05月06日 15時04分25秒 | メディカルはこだて
小誌「メディカルはこだて」に32回も連載をした「ドクター野納の山登り」。
その著者の野納邦昭氏(秋山記念病院名誉院長)が「日曜日は山ん中~函館から登る山」を出版した。



メディカルはこだて創刊号では自分で登って記事を書いた。
そして「山」の掲載は続けようという気持ちだけは強かったが、これを続けることには自信がなかった。
そんなときに山登りの達人の医師がいると聞いた。
それが野納先生だった。
おそるおそる病院のスタッフを通じてお願いをしたところ、すぐに「了解」の返事が届いた。
「ドクター野納の山登り」の始まりである。

野納先生の文章には人を魅きつける不思議な力がある。
ユーモアにもあふれている。なにより山を愛する気持ちが強く込められていた。
自然を見つめる目もあたたかく厳しいのである。

昨年、野納先生からは最後は駒ヶ岳で終わり、これまで書いたものを一冊の本にまとめたいと言われた。
本書には他に2001年~2002年に北海道新聞に連載した積雪期にしか登れない道南の山の紹介記事も併録させている。
「日曜日は山ん中」というタイトルは先生が付けた。
体力もあふれているが、悔しいことに編集者としてのセンスにもあふれているのだ。
昨年末には「森林インストラクター」の資格をとられた。
夏山の項でそれぞれの最後に付け加えられた一文には、そのインストラクターとしての視線も熱く感じられる。
こういう本の発刊のお手伝いができたことはうれしい限りである。

尚、本書は函館市内の書店(栄好堂美原店、文教堂各店、北文館(長崎屋函館店)、三省堂書店川原店、栄文堂書店)で販売中。
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強風の恵山

2010年05月04日 16時46分26秒 | 山歩き・散歩・温泉
3日は恵山(えさん)に登った。
Yさんとその友人で札幌在住のHさん。それとTさんとWさん夫妻の合計6人のパーティーである。
Hさんとは3年前のこの時期にも恵山を一緒に登っている。
9時にホテル恵風の駐車場で待ち合わせ。僕だけが約10分の遅刻。

歩き始めの「恵山森林浴コース」は風もなく穏やかな春の心地よい山歩きを予想させるが、
その予想は間違いだったことに1時間後に気づかされる。
15分ほどで車道にぶつかる。
左の沢の砂防ダムが見えると木の階段が登場するが、あまりにも幅が狭い。
ちゃんと考えずに造るとこうなるという悪い例の見本ともいえる。
特に雨の日の下りは危険だ。

急な斜面を30分ほど登っていくと、樹木の中の登山道の視界も開けてくる。
海の青が目に飛び込んでくるが白波が立っている。風が強いのだろう。
岬眺望コースの分岐辺りにくると強い風が吹いてきた。

 ゴジラの背中のようだ。

権現堂コースの入り口からは緑とは無縁で、火山礫など石と硫黄の匂いの世界だ。
それにしても風が強い。
キャップを深くかぶっていても飛ばされるのでずっと頭を押さえたまま登る。
山の東側に入ると風の通り道から免れることができるがそれも一瞬だ。

 強風のためにいつものように硫黄の匂いがほとんどない

頂上は強い風が吹き抜ける。5分ほどで下山することにする。

 左からTさんとWさん夫妻

下りになると風はさらに強さを増してきた。

 Yさん

強風にときどき足を止めてしまうようなことも幾度かあった。
岬眺望コースの分岐を過ぎるとようやく強風の範囲を脱することができた。

登山口のすぐそばでカタクリの花が咲いていた。
花を期待してきたYさんがカメラを取り出す。
今年は雪が多かったせいか花の時期が遅いようだ。

 Hさん

Wさん夫妻以外の4人でホテル恵風で食事をする。
海老天丼、海鮮丼、ステーキ丼、弁当セットの4種類があったが、その4種類を注文する。

温泉は別なところでというYさんの希望から恵山温泉旅館にする。
浴室はこじんまりとした内湯があるだけのシンプルな浴場だ。
お湯はワインカラーの酸性明礬(ばん)緑礬(ばん)泉。
pH2.2と酸性度が強い。
「日本一の濃度の明礬泉で永遠に浸かっていたい温泉」と紹介されていたこともある。
明礬泉は肌をひきしめることや殺菌力にもすぐれていることから、
美肌や皮膚病への効果が高いと言われてきた。
ややぬるめだがよくあたたまる。皮膚病に良く効く温泉は石鹸が効かない。

恵山温泉旅館の浴場

Tさんはとても気に入ったようだ。
そのTさんはホテル恵風に風呂道具一式を忘れてきたといって戻る。
YさんとHさんは函館経由でキャンプをしている大沼へ。
「今夜のメニューはどうしようか」とYさんは悩む。
温泉の脱衣場でなにかのきっかけから「今は悩みはない」とHさんが言った。
Tさんは「きょうはない」と言ったので、僕は「きっと5日まではないはず」と言った。
コメント (2)
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「春」号の第35号が発刊

2010年05月02日 00時45分11秒 | メディカルはこだて
メディカルはこだて第35号(春号)が4月下旬に発刊となった。



特集は「診療看護師(ナースプラクティショナー)が地域医療を変える」。

医師不足などの問題を解決するための対策として、米国で活躍する「ナースプラクティショナー(NP)」が注目されている。NP(診療看護師)とは日本では医師にしか認められていない初期症状の診断や治療などの診療を行っている高度実践看護師の一つだ。
日本では大分県立看護科学大学が2008年度に大学院修士課程で全国に先がけてナースプラクティショナー養成コースを新設、今年度からは北海道医療大学でも大学院看護福祉学研究科の看護学専攻にNP教育課程が開講することになった。
厚生労働省の「チーム医療の推進に関する検討会」は、看護師の役割拡大のために、大学院修士課程修了などの条件を満たした看護師に対し、医師の指示の下で「一定の医行為」を認める「特定看護師」(仮称)について創設を提言、同省ではその要件や業務範囲など法制化に向けた検討を進める予定だ。

北海道医療大学看護福祉学部の塚本容子准教授と北海道看護協会の平川由紀子常任理事にそれぞれ話を聞いた。

■北海道の地域医療を担う診療看護師を育てる
「ナースプラクティショナー」養成コースを開講する北海道医療大学
塚本容子(北海道医療大学看護福祉学部准教授)

■「特定看護師」は看護師の役割拡大に向けた新しい一歩
日本看護協会は日本版ナースプラクティショナーへの創設・法制化を要望
平川由紀子(北海道看護協会常任理事)


次号(第36号)は7月20日の発刊予定。

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神の手と仏の手

2010年05月01日 17時23分49秒 | 新聞コラム
北海道新聞の道南版「みなみ風」の「立待岬」の5回目は
3月27日に掲載された。
タイトルは、「神の手と仏の手」。



 神の手を持つと呼ばれる医師がい
る。リスクのある手術に高度な技術
で立ち向かい、死の不安を抱えた患
者の人生を救ってくれるプロフェッ
ショナルたちだ。
 多くの患者がその神の手に助けら
れてきたが、患者を救うのは神の手
ばかりではない。それは仏の手だ。
仏の手を持つ医師は患者と向き合い、
言葉の励ましによって患者を勇気づ
けてくれる。
 わたしが編集している雑誌への読
者からの電話には、いろいろな相談
の他に「○○先生はよく話を聞いて
くれる」という内容が少なくない。
仏の手を持つ医師は仏の耳を持って
いる。そして病気と同時に生活や人
生の主治医でもある。
 仏の手を持つ医師としては、京都
で「わらじ医者のよろず診療所」を
開院している早川一光氏が有名だ。
現在87歳。住民主体の地域医療を
展開するなど山間地域の医療を担い、
その後は地元ラジオ局のパーソナリ
ティーや講演会などで高齢者を元気
づけ、電話相談では病気に対する不
安や悩みなど打ち明ける多くの高齢
者に温かな言葉で励まし、元気を与
えてきた。
 数日前「よろず診療所」に電話を
した。在宅医療に関することを調べ
ていて、診療所がどういう運営をし
ているのか尋ねようとしたが、受話
器からは真剣に患者の悩みを聞こう
とする先生の熱い気持ちがひしひし
と伝わってくる。つい私は1人の患
者となって家族のことを相談した。
相談者を勇気づける温かさと力強さ
は仏の声だった。

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