最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

汐首山で馬に囲まれる

2019年02月13日 09時27分00秒 | 山歩き・散歩・温泉
汐首岬の山頂(通称・汐首山)付近では、冬の間も馬の群れが草を食べている。
30㍍ほどの距離から群れを眺めていた。その数は14頭。
数頭がこちらに歩き始めると、ゾロゾロと付いて来る。
あっという間に囲まれてしまった。














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「内なる魚」の教え

2019年02月12日 08時12分35秒 | 新聞コラム
北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
1月18日掲載のタイトルは「内なる魚」の教え。



 晴れた日の穏やかな冬の海。砂浜に座って打ち寄せる波を眺めていた。遠くにいる釣り人に当たりがきて、釣れた魚はカレイのようだった。
 海辺や川岸はわたしたちを引きつけ、ざわついた気持ちに潤いを与えてくれる。その理由はどこにあるのだろうか。それは、わたしたちヒトの、生物としての歴史に関係があって、そのことは「魚に聞くのがいちばんだ」と古代生物学者で解剖学者のニール・シュービンは言う。
 彼は、魚が海から陸に上がっていったという学説で、魚と両生類の間を埋める重要なミッシングリンク、ひじがあって腕立て伏せのできる魚「ティクターリク」の化石を発見した。著書の「ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト」は、その化石を発見するまでの臨場感あふれるドキュメントであるが、水中から陸に上がってこようとした魚とヒトの体は驚くべき類似を示していることも教えてくれる。わたしたちの体のなかには「内なる魚」がいるのだ。
 ティクターリクが暮らしていた3億7500万年前は、ティクターリクの2倍に達する魚もいるなど、魚どうしが食い合う世界だった。この状況で成功するためには大きくなるか、武装するか、水から出るかである。わたしたちのはるかな祖先は戦いを避ける選択をした。「逃げるが勝ち」は、内なる魚が教えてくれたのだった。(メディカルはこだて発行人・編集人)



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第68号が北海道新聞「みなみ風」に紹介される

2019年02月12日 07時38分48秒 | メディカルはこだて
北海道新聞「みなみ風」に掲載された第68号の紹介記事は下記の通り。



◎メディカルはこだて第68号発売
道南の医療や介護、福祉などの情報を発信する雑誌「メディカルはこだて」の第68号が発売された。
特集は「虐待から子どもを守るための地域のネットワーク チャイルドファーストはこだて」。「チャイルドファーストはこだて」は、函館中央病院と児童相談所の勉強会が出発点となり、さまざまな職種の人が2カ月ごとに勉強会を開いている。同病院小児科医長の石倉亜矢子さん、同病院総合医療支援センター医療福祉相談室の藤井三四郎さんに話を聞いている。
また、「ピックアップニュース」では「がんゲノム医療」の「連携病院」に指定された市立函館病院と函館五稜郭病院の取り組みを紹介している(1月15日付の北海道新聞「みなみ風」より。一部省略)。


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