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最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

函館の老人ホーム元施設長が入所者の現金窃盗疑い

2025年04月24日 14時39分56秒 | 函館・道南情報
老人ホーム施設長の立場を利用して入所者のキャッシュカードで現金を引き出し盗んだとして、函館中央署は22日、窃盗の疑いで函館市中道2、介護士金原利津子容疑者(50)を逮捕した。
逮捕容疑は、2024年7月31日から11月18日までの間、同市本通1の住宅型有料老人ホームに入所する60代男性のキャッシュカードを使い、市内の4カ所の現金自動預払機(ATM)から13回にわたり計約59万円を引き出して盗んだ疑い。
同署によると、金原容疑者は当時、施設長として入所者のキャッシュカードを預かり、財産管理を代行する立場だった。
(4月24日の北海道新聞より)

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五稜郭公園のサクラ

2025年04月20日 12時03分36秒 | 函館・道南情報
函館のサクラ開花予想日は21日。
五稜郭公園の標本木はつぼみのまま。
例年、一足早く開花する六花亭裏のサクラは、木の幹から直接花が咲いていました。
ちなみに桜の幹から直接花が咲く現象は「胴吹き桜」と呼ばれます。


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函館蔦屋書店の変貌

2025年03月29日 10時10分45秒 | 函館・道南情報
昨日、注文のあったバックナンバーを届けに函館蔦屋書店(函館市石川町)を訪れると、店内の雰囲気が変貌していた。
2カ所あったレジが広場の1カ所だけとなり、中央通路の両脇にある棚は雑誌以外のモノが目立つようになった。
蔦屋書店は本を中心にライフスタイルを提案する書店がコンセプトであるが、函館は「書店」のイメージがどんどん薄くなっていくようだ。
さらにショックだったのは、小誌(メディカルはこだて)も含めて、医療関連の本と雑誌は中央通路の棚からスターバックス側の一番奥の窓際へと追いやられてしまったこと。
函館は特に本や雑誌が売れないから、変貌せざるを得ないのだろう。

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膵臓がんの検査

2025年03月23日 12時28分12秒 | 函館・道南情報
20日、ホテルテトラ会長の三浦孝司さんが、膵頭部がんのため死去した。
三浦さんは1986年、父が創業したホテルテトラの2代目社長に就任。当時は函館市内の1ホテルだけの経営だったが、後継者不足などに悩む道内外ホテルの運営を引き継ぐなどして事業を拡大。現在は道内のほか、青森県から福岡県まで26のホテルを運営している。
20年以上前になるが、三浦さんに会って話をしたことがある。交換した三浦さんの名刺はホテルのフロントで掲示すると割引されるので、札幌のホテルで何度か利用した。

膵臓は胃の後ろに位置している長さ20㎝、厚さ2㎝ほどの細長い形をした臓器で、食物の消化を助ける膵液をつくり分泌する外分泌機能と、血糖値の調節をするインスリンなどのホルモンをつくり分泌する内分泌機能の2つの役割がある。
膵臓は、膵頭部(すいとうぶ)、膵体部(すいたいぶ)、膵尾部(すいびぶ)の3つの部位に分けられ、がんが発生する部位としては、十二指腸に近い膵頭部がもっとも多い。また膵臓がんの多くは膵管に発生する。悪性度が高く、早期発見が難しいことから治療成績は悪い。5年生存率も他のがんと比べて著しく低い。

膵臓がんの検査について、函館五稜郭病院消化器内科の井上宏之主任医長に話を聞いたことがある。
井上医師は三重大学出身。同大学消化器肝臓内科で胆膵診療を専門に行ってきた。
膵臓がんは、まず危険因子を知ることが大切だと井上医師は話す。「危険因子は家族歴が膵臓がんや遺伝性膵がん症候群。合併症疾患として、糖尿病、肥満、慢性膵炎、遺伝性膵炎、膵管内乳頭腫瘍。喫煙と飲酒などが挙げられます。家族歴は、第一度近親者(親、兄弟、子)に膵がんの患者がいる場合、1人いれば4.6倍、2人では6.4倍、3人では32倍のリスクがあるといわれています」
胃の裏に位置する膵臓はがんが見つかりにくい。ステージは7段階に分類されていて、がんの大きさや周囲への広がり、リンパ節や他の臓器への転移の有無によって決まる。
「がんの大きさが2㎝以下で膵臓内に限局し、リンパ節への転移もないステージ1でも完治は難しいです。5年生存率が高いのは1㎝未満で、がんが膵管の上皮内にとどまっているステージ0の1㎝未満で見つけることが重要です」
膵臓がんの疑いがある場合はさまざまな検査が行われる。まず行われるのは腫瘍マーカーと画像診断検査。膵臓がんの腫瘍マーカーは精度が低い。
腹部超音波検査は膵臓が胃の裏側に位置することや消化管のガスの影響で見えづらいことがある。通常のCT検査では分からないステージ0のがんについては、「造影剤を急速注入して行うダイナミックCTや、膵管のわずかな変化もわかるMRI検査が有用です」
MRCP(膵胆管MRI検査)はMRI装置を用いて膵管と胆嚢や胆管を同時に描出する検査だ。「膵臓の嚢胞性病変や膵臓がんの発症母地である膵管の評価に優れていて、胆石や胆管結石など胆道の評価も可能です。身体の負担が少ないためスクリーニング検査として有用です」
超音波内視鏡検査(EUSーFNA)は、口の中から超音波内視鏡を入れて、カメラの先から胃の壁越しに針を刺して細胞を取る。「確定診断のために行いますが、病変が固まりのないものでないと針を刺すことができないので、対象はステージ1以上です。ステージ0の場合、胆管や膵管の造影検査をし、膵液を採取して細胞を調べる検査をして診断をします」
ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)は特殊な内視鏡を使用する。「十二指腸から膵管や胆道に造影剤を注入し、カテーテルを挿入することで胆管や膵管を造影する手技です。膵液、胆汁を採取し細胞診断することができます」
膵臓は非常に微妙な臓器だ。「膵管に直接造影剤を入れることで、一定の割合で膵炎が起こることがあります。そのためERCPを実施する際には注意が必要です」
内視鏡を用いるEUSーFNAとERCPは、消化器内科の胆膵を専門とする医師の高い技術が求められると井上医師は語る。「膵臓がんの5年生存率を高めるためには、がんをごく小さい段階で発見することが重要です。危険因子がある場合には積極的に検診を受けることを勧めます」


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新函館北斗駅前の土産店「高砂屋」営業再開

2025年03月17日 07時47分22秒 | 函館・道南情報
JR新函館北斗駅前の市観光交流センター別館「ほっくる」内の土産店「高砂屋 金沢」が15日、約1カ月ぶりに営業を再開する。
運営会社の自己破産申請で休業していたが、函館市の土産品卸売業「不二屋本店」が営業を引き継ぐ。
「高砂屋 金沢」は、函館市の老舗印刷業、辻商事が函館空港内の土産店とともに運営していたが、同社は2月上旬に自己破産を申請し、事業を停止した。
ほっくる内の土産物店は、同店と、地元商品を中心に取り扱うアンテナショップ「ほっとマルシェおがーる」の計2店。
大型連休を前に市の中心的な観光施設の店舗が休業していることを懸念した北斗市などが、高砂屋に商品を納品していた不二屋本店に、店舗継承を打診した。
同社は「多くの観光客が通る場所を空けたままにするのは忍びない。にぎわい作りなどに貢献できれば」と話している。
(北海道新聞3月15日)

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函館の老舗印刷業者・辻商事が破産申請

2025年02月11日 07時10分35秒 | 函館・道南情報
函館空港とJR新函館北斗駅前の「ほっくる」(北斗市観光交流センター別館)の土産店「高砂屋」を運営していた函館市の老舗印刷業「辻商事」は10日、函館地裁に自己破産を申請した。
帝国データバンクなどによると、負債総額は約7億円。
辻商事は、1912年(大正元年)8月に創業、今年で113年目。
函館本社と札幌工場での印刷業が主力で、新聞社や広告業者のチラシやパンフレットなどの印刷を手掛けていた。
売上高は2006年6月期には17憶9500万円を計上していたが、近年はネット広告の普及や印刷需要の落ち込み、インク代など材料費の値上がりの影響などから、2019年6月期からは赤字を計上。
2024年6月期の売上高は8億7200万円に減少していた。
今月9日に事業を停止。
2024年12月時点の従業員数は48人。

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函館市の特別養護老人ホームに改善指導

2025年02月09日 07時11分21秒 | 函館・道南情報
函館市の特別養護老人ホーム「恵楽園」で職員が入所者に対して不適切な身体拘束を行っていた問題で、運営する社会福祉法人恵山恵愛会(同市)に市が改善を求める指導を行っていたことが分かった。
指導は昨年12月3日に文書で行った。恵楽園では入所者に対して職員がベッドの四方を柵で囲い、シーツなどを体に巻き付ける行為があったとして、市が昨年3月から同8月まで高齢者虐待防止法に基づき、施設での現地調査や関係者への聞き取りを実施した。
調査の結果、身体拘束のほか、処方されていない入所者に下剤を投与する行為なども発覚し、計6件が身体的虐待や心理的虐待にあたると認定した。同法人の菅龍彦理事長は5日、北海道新聞の取材に対し「虐待と認定されるようなことがあったのは事実。しっかり反省し改善していかなければならな話した。
市は同法人に対して介護保険法に基づく監査なども並行して行っている。
(2月6日北海道新聞)

恵楽園では昨年3月に同ホームで不適切な身体拘束など入所者への虐待が行われていると市に通報したところ、不当に懲戒解雇されたとして、元職員の女性が地位確認などを求める訴訟を函館地裁に起こしている。
元職員の女性は同施設では入所者に対する身体拘束が日常的に行われていたほか、介護士が暴言を吐いていたと主張。市に通報したところ、自宅待機を命じられ、「繰り返しハラスメント行為を行った」として懲戒解雇とされたという。
提訴後に記者会見した女性は「こういう形で口をふさぐ行為は到底許せない」と訴えた。

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介護給付費不正請求 運営会社を行政処分

2024年09月15日 01時02分01秒 | 函館・道南情報
函館市は13日、介護給付費を不正に請求したなどとして、同市日吉町4の居宅介護支援事業所「ケアプランセンター襷(たすき)」を運営する合同会社「LIFIX(リフィックス)」(稲垣誠代表社員)に対し、10月1日から3カ月間、新規利用者の受け入れを停止する行政処分を発表した。
処分は9月13日付。市が昨年4月から行った同社への監査で発覚した。同社は2021年12月~23年1月の間、利用者2人について、サービスが計画通りに提供されているかを把握するための記録を行わず、居宅介護サービス計画費を不正請求した。市は同社が不正受給した介護給付費の返還と、返還額の4割にあたる徴収金を請求する方針だ。
(9月14日北海道新聞)

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函館新聞記者を盗撮容疑で逮捕

2024年09月03日 14時35分06秒 | 函館・道南情報
女性の下着姿を撮影したなどとして、北海道警函館西署は17日、函館市港町3の函館新聞社記者、小林省悟容疑者(40)を性的姿態撮影処罰法違反(撮影)容疑で逮捕した。小林容疑者は「自分の性的欲求を満たす目的で撮影した」などと容疑を認めているという。
同署によると、小林容疑者は16日午後9時半ごろ、函館市内の10代女性宅の敷地に入り、スマートフォンを使って窓越しから女性の下着姿を撮影した疑い。目撃者から110番があり、発覚した。
( 8月17日毎日新聞)

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医療ミスで死亡と遺族提訴 ガーゼ残り再手術

2024年09月03日 14時31分25秒 | 函館・道南情報
北海道函館市の市立函館病院で、男性=当時(72)=が2回の手術後に死亡したのは、1回目の手術の際にガーゼを体内に残したミスなどが原因だったとして、遺族3人が5日までに、同市に計約5千万円の損害賠償を求め函館地裁に提訴した。提訴は7月2日付。
訴状によると、男性は2022年9月30日、市立函館病院で大腸がん手術を受けた。その際に担当医師らが体内にガーゼを残してしまい、翌日に再び開腹手術を受け、11月に亡くなった。
遺族らは男性には肝機能障害があり、2回の手術をされたことで、麻酔薬投与などにより肝機能が悪化したために死亡したと主張している。
函館市は「コメントは差し控える」とした。
(8月6日共同通信社)

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