最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

5年がかりで作り上げた「森の丘のcafe 青い空」

2016年11月28日 20時47分10秒 | 函館・道南情報
昨年5月、仁山にオープンした手作りログハウスのカフェ「森の丘のcafe 青い空」(七飯町仁山)を訪れた。
場所は函館からは「蕎麦小屋」の先を左折し、案内の幟(のぼり)を目印に進んでいくと辿り着くことができる。
店はオーナーの藤田正男さんが別荘として5年がかりで作り上げたログハウス。



屋根にそびえる白い塔は、かつて訪れたドイツのノイシュヴァンシュタイン城をイメージして作ったもの。
普段は藤田麻弓さんと紗耶可さん姉妹が店を切り盛りしている。
紗耶可さんはmy&Jennie(マイ&ジェニー)というインストゥルメンタルユニット(歌のない楽曲・演奏)で、カホンを担当し、札幌や小樽を中心に演奏活動を行っていて、オリジナルシングルCDも発表している。


1階の暖炉

暖炉はの火はやさしい暖かさだ。
室内の「手作り感」は心地よい。
窓の外では野鳥が餌を催促していた。


2階


サイフォン式で淹れる美味しいコーヒー(有機栽培)にはメイプルクッキーが付いてきた。

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2千個の電球でライトアップする「五稜星の夢」

2016年11月25日 09時36分42秒 | 函館・道南情報
国特別史跡の五稜郭跡周囲を約2千個の電球でライトアップする「五稜星の夢(ほしのゆめ)」の準備作業が23日、行われた。
1989年にスタートした「五稜星の夢」イルミネーションは電球によって五稜星形を浮かび上がらせるもので、市民らでつくる実行委が企画、ほぼ毎年開催されてきた。
橋の側面やオンコの木にも4年ぶりに電球が取り付けられた。
最低気温が氷点下7度の昨日は点灯のリハーサルが行われた。



実際の点灯は12月1日から来年2月28日まで。
時間は午後5時から午後8時まで。


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がん患者への活動支援を積極的に行っている「がん相談支援室」

2016年11月23日 16時15分59秒 | メディカルはこだて
第60号では函館五稜郭病院がん相談支援室看護師長の高橋玲子さんを取材した。


高橋玲子さん(がん患者・家族サロン「菜の花」にて)

日本人の3人に1人ががんで死亡する時代になった。函館五稜郭病院は平成21年専門的ながん医療の提供や地域のがん医療連携体制の構築、がん患者に対する情報提供や相談支援を行うことを目的とした「がん診療連携拠点病院」の指定を受けたが、同20年にはがん相談支援室を開設して、医療関係者と患者会などが共同で運営するサポートグループ活動や患者サロンの定期開催などの患者活動に関する支援を積極的に行ってきた。同病院がん相談支援室看護師長の高橋玲子さんに話を聞いた。
がん相談支援室が行っているのは、院内乳がん患者会「ピーチ会」、がん患者・家族サロン「菜の花」、乳がんサポートグループ「すもも」、乳がんサポートグループ「すもも」、がん患者会活動ラウンジ「ごりょうかく」、アピアランスケア。
アピアランスとは広く「外見」を示す言葉だ。がん患者のアピアランスケアについて、高橋さんは「がん患者さんの外見に関する不安や悩みを少しでも軽くして、治療中も今までと同じく自分らしく過ごすために、患者さんの『社会に人として生きる』を支える取り組みです」と教えてくれる。
ウイッグと乳がん補正下着に関する患者相談会を隔月第1木曜に開催、年2回はソシオエステティシャンやウイッグメーカー担当者が治療による脱毛や眉の描き方、顔色をよく見せるメイク、皮膚や爪の変化への対応など、抗がん剤治療等による患者さんの外観に対するケアを行ってきた。また、医療者向けにも勉強会を行ってきたが、今年10月には国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センター長の野澤佳子さんによる「アピアランスケアセミナー」を開催した。

(以上、本文より一部を抜粋)

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心がけていることは、常に笑顔をいただく介護

2016年11月23日 16時14分20秒 | メディカルはこだて
第60号では介護付有料老人ホームあい日吉管理者の竹原瑞子さんを取材した。


介護付有料老人ホームあい日吉管理者の竹原瑞子さん

介護有料老人ホームあい日吉(函館市日吉町)と、併設の小規模多機能ハウスあい日吉は社会福祉法人心侑会の運営する施設として平成19年に開設した。管理者の竹原瑞子さんは「その人の人生に関わる介護という仕事を20代のときから天職だと思ってきた」と話す。函館生まれの竹原さんは市内の高校を卒業後、短大で保育士と幼稚園教諭2種の資格を取得。小さい頃からの夢だった「幼稚園の先生」が目前だったが、縁があって高齢者施設の職員となった。
「当時は介護員という言葉もなく、寮母と呼ばれていました。施設からは汚い仕事もできますかと聞かれましたが、排泄介助もまったく気にならなかった」と竹原さんは当時を振り返る。「介護については、施設の先輩職員よりも、利用者や入居者から学んできたことが多くありました」。常に疑問を持ちながら仕事をしてきたという竹原さんは、問題点があれば仲間の職員と一緒に改善を行ってきた。

(以上、本文より一部を抜粋)

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働く女性のために早朝や夜間の乳がん検診を実施

2016年11月23日 16時12分40秒 | メディカルはこだて
第60号では国立病院機構函館病院副看護師長の伊藤みずえさんを取材した。


伊藤みずえさん(乳腺カウンセリング外来にて)

がんで亡くなる人の数は年々増え続け、1981年に脳卒中を抜いて第一位になって以来、死因のトップである。日本の女性のがんのなかで最も患者数が多いのは乳がんで、生涯に乳がんを患う日本人女性は現在、12人に1人。乳がんで亡くなる女性も2013年に1万3千人を超え、今や乳がんは30〜64歳女性のがん死亡原因の1位となっている。
乳がんは早期発見により適切な治療が行われると、良好な経過が期待できる。国立病院機構函館病院では早朝や夜間などの乳がん検診や乳腺カウンセリング外来を実施している。同病院副看護師長で乳がん看護認定看護師の伊藤みずえさんに話を聞いた。
「当院では予約不要の乳がん検診を火曜日の午前と午後、金曜日の午後に実施しています。また、火曜日と金曜日は朝7時から、イブニングマンモグラフィーの木曜日は夜7時まで検診を受けることができるなど、仕事を持つ女性に配慮した検診を行っています」。さらに同病院では土曜日の午前やマンモグラフィーサンデーの毎月第3日曜日にも検診を実施している。

(以上、本文より一部を抜粋)

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高齢者の聞こえを改善する対話支援機器を導入

2016年11月23日 16時08分57秒 | メディカルはこだて
第60号では、西堀病院外来看護師長の山田仁美さんを取材した。


西堀病院外来看護師長の山田仁美さん。

高齢化に伴い老人性難聴者が増加、家庭や医療機関、施設でのコミュニケーションの課題が年々高まりつつある。従来は難聴者本人が補聴器や助聴機などを装用することにより、聞こえを改善する方法が一般的だった。西堀病院(小芝章剛理事長)は、声を発する側で難聴者が聞き取りやすい音を作り出すことにより、中等度の難聴者であれば補聴器を装用せずに聴こえを改善することが可能になる卓上型会話支援機器を導入、コミュニケーションの向上に大きな成果をあげている。
この対話支援機器は、ユニバーサル・サウンド・デザイン社のスピーカー「コミューン」(COMUOON)で、聞こえに悩んでいる人が自ら工夫をするのではなく、話す側から聞こえの改善に歩み寄るという逆転の発想から生まれた。同病院では2年前に1台導入し、評判が良いことから昨年秋にはすべての診察室に4台を設置した。音や声が聞こえにくいというのは「こもって聞こえることで認識しづらい」というケースがほとんどで、こもった音を大きくしても、聞こえにくさは変わらない。コミューンは、マイクから入力された音を明確に分解し、卵形状のスピーカーが聞き取りやすいクリアな音へと変換してくれる。


ユニバーサル・サウンド・デザイン社のスピーカー「コミューン」(COMUOON)

(以上、本文より一部を抜粋)

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糖尿病性腎症重症化予防へ積極的な取り組みを展開

2016年11月23日 10時49分11秒 | メディカルはこだて
第60号の特集は「糖尿病性腎症重症化予防へ積極的な取り組みを展開〜日本慢性疾患重症化予防学会道南支部の活動に注目〜」

平成28年4月厚生労働省は、日本医師会や日本糖尿病学会などの日本糖尿病対策推進会議とともに、糖尿病性腎症から透析治療に移行する患者を減らすための「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を策定した。
糖尿病性腎症が進行すると透析治療が必要になるので、腎臓の働きが低下する前に治療を始めることが大切だ。腎症は透析の原因になるだけではなく、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の重大な危険因子でもあり、患者のQOLを低下させるだけではなく、医療経済的にも大きな負担を社会に強いることとなる。プログラムは糖尿病が重症化するリスクの高い医療機関の未受診者などについて、関係機関からの適切な受診勧奨、保健指導を行うことにより治療に結びつけるとともに、糖尿病性腎症等で通院する患者のうち、重症化リスクの高い者に対して主治医の判断により保健指導対象者を選定し、腎不全、人工透析への移行を防止することを目的としている。
昨年1月函館稜北病院の佐々木悟副院長の呼びかけで日本慢性疾患重症化予防学会(JMAP)の道南支部が設立された。同学会では慢性疾患の重症化予防が地域の医療を守り、医療費の増加を食い止め、国民皆保険制度を存続させることにつながると確信し、その実現を目指している。日本慢性疾患重症化予防学会道南支部の佐々木悟会長は、同支部のミッションを糖尿病性腎症重症化予防(国が策定した糖尿病性腎症重症化予防プログラムのJMAP方式による実践遂行と地域内展開)、糖尿病の無症候性冠動脈疾患の重症化予防として病病連携を基盤にした頸動脈エコーと冠動脈CTによるハイリスク患者の層別抽出と治療を掲げている。函館稜北病院と函館五稜郭病院が実施中の注目の取り組みを紹介した。

◎急速進行性糖尿病腎症となる患者を早期に発見し重症化予防を行う「稜雲プロジェクト」を開始
慢性疾患、特に糖尿病は重症化に伴って起こるさまざまな合併症が医療費高騰の一因ともなっている。慢性透析の患者数は年々増え続けているが、新規透析導入の原因となる病気の第1位が糖尿病で、右肩上がりで増加している。透析医療費の増大は医療経済上におけるインパクトも非常に大きく、糖尿病性腎症の防止が強く求められている。
函館稜北病院と稜北クリニックは、定期通院中の糖尿病患者から急速進行性糖尿病性腎症となる患者を早期に発見し、重症化予防を行う「稜雲プロジェクト」を開始した。平成26年11月透析導入予測患者を抽出したのがプロジェクトの出発点で、翌27年1月函館稜北病院の佐々木悟副院長の呼びかけで日本慢性疾患重症化予防学会の道南支部が設立され、同年2月以降は疾病管理MAPとΔeGFRを活用した急速進行性糖尿病性腎症患者の層別抽出や対象者と介入方法の確定、重症化予防外来スタートなど、プロジェクトは順調に進展を続けている。


函館稜北病院医事課主任の中尾健さん。


◎患者の推定塩分摂取量と塩分味覚閾値を比較、塩分過剰の原因や減塩のポイントが明確化
日本においては、高齢化が進む中で、生活習慣と社会環境の変化に伴う糖尿病患者の増加が課題となっている。糖尿病は放置し悪化すると、網膜症や腎症、神経障害などの合併症を引き起こし、患者のQOLを著しく低下させるだけではなく、医療経済的にも大きな負担を社会に強いている。このため、糖尿病性腎症による年間新規透析導入患者数の減少と医療費の適正化が強く求められているが、腎機能を低下させる危険因子の低減に関しては、「減塩」が大きなテーマとなっている。
函館稜北病院では、患者の推定塩分摂取量および塩分味覚閾値を測定することで、減塩への取り組みを行っている(閾値とはある反応を起こさせる最低の刺激量のこと)。同病院検査科科長の滝沢智春さんに話を聞いた。


函館稜北病院検査科科長の滝沢智春さん。


◎推定塩分摂取量と塩分交換表を活用した減塩指導、外来看護師の在宅訪問療養指導も9月から開始
函館市の平成27年度における国民健康保険給付の人工透析患者は189人。1人当たりの医療費でみると、月平均47万2464円、年間で約570万円となる。また、起因が明らかになったのは116人で、生活習慣を起因とする糖尿病性腎症は98人(84・5%)。人工透析患者189人の52%が糖尿病性腎症が原因となっている。
このように人工透析の最も大きな要因となる糖尿病性腎症と塩分摂取量の関連に関する知見として、稜北クリニック内科外来看護師の高橋友美さんは「塩分摂取過剰は血糖や血圧とは独立した糖尿病性腎症の発症促進因子。糖尿病腎症2期では塩分摂取過剰は尿中微量アルブミンの増加をもたらす腎症進展促進因子。CKD(慢性腎臓病)3b期の糖尿病性腎症では減塩により、eGFRの低下が改善したなどの知見がある」と話す。


稜北クリニック内科外来看護師の高橋友美さん。


◎地域ぐるみの減塩をめざす「減塩サポーター構想」、外来で塩減ができない患者をサポートする方法とは
層別化機能を持った患者データベースに基づき、多職種による糖尿病を中心とする慢性疾患の重症化予防を目指している日本慢性疾患重症化予防学会道南支部(佐々木悟会長)のキックオフセミナーが開催されたのは昨年1月。今年9月には第1回道南支部総会が函館五稜郭病院で開催されたが、同学会の道南支部では退院後の糖尿病腎症や心不全の患者を対象に自宅で減塩指導を行う「減塩サポーター」の展開を計画中だ。
地域ぐるみの減塩をめざす「減塩サポーター構想」は、全国で函館が初の試みとなるが、その目的について、函館五稜郭病院栄養科の工藤茂さんは「塩分味覚が低下している患者では、調理する家族の指導と支援を通じた減塩実践が重要で、そのための在宅で減塩実践を行うサポーターを育成すること」と話す。


函館五稜郭病院栄養科の工藤茂さん。


◎冠動脈エコーと320列CTを利用した無症候性冠動脈疾患の地域連携
函館五稜郭病院と函館稜北病院は、糖尿病患者の重症化予防を目的に、冠動脈エコーと320列CTを利用した無症候性冠動脈疾患の地域連携を開始した。連携の概要は、函館稜北病院の外来に定期通院する糖尿病患者に、冠動脈エコーや安静時心電図(長期データの比較)、心エコー、ホルター心電図等の検査を実施、検査結果から無症候性冠動脈疾患が疑われる患者を抽出し、函館五稜郭病院へ紹介する。同院では320列CTによる冠動脈造影を実施し、その検査結果から、心臓カテーテル検査、高度狭窄病変に対してはPCI(経皮的冠動脈形成術)やCABG(冠動脈バイパス術)による治療を行うというもの。
連携を開始するにあたり、函館稜北病院の外来に定期通院する糖尿病患者約800人全員に頸動脈エコーを実施。IMT(頸動脈の内腹中腹複合体厚)が1・5ミリ以上はIHD(虚血性心疾患)のリスクが高く、CCAT(冠動脈CT造影検査)が推奨される中で、1・5ミリ以上の患者は579人、実に検査を受けた72%の患者がリスク高と判定された。その後、両院で検討を重ね、IMT1・5ミリ以上の患者の中でも特に心筋梗塞などのおそれがある、両または片側が2・0ミリ以上2・5ミリ未満の患者(153人)、両または片側が2・5ミリ以上の患者(179人)、合計332人を対象に連携をスタートさせた。


函館五稜郭病院経営企画課長の船山俊介さん。

(以上、本文より一部を抜粋)



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「メディカルはこだて」の秋号(第60号)が発刊

2016年11月21日 08時15分42秒 | メディカルはこだて
「メディカルはこだて」の秋号(第60号)が発刊しました。



現在、函館市内および近郊の書店で販売中です。

【特集】
糖尿病性腎症重症化予防へ積極的な取り組みを展開
日本慢性疾患重症化予防学会道南支部の活動に注目

急速進行性糖尿病腎症となる患者を早期に発見し重症化予防を行う「稜雲プロジェクト」を開始
中尾 健(函館稜北病院医事課主任)

患者の推定塩分摂取量と塩分味覚閾値を比較、塩分過剰の原因や減塩のポイントが明確化
滝沢智春(函館稜北病院検査科科長)

推定塩分摂取量と塩分交換表を活用した減塩指導、外来看護師の在宅訪問療養指導も9月から開始
高橋友美(稜北クリニック内科外来看護師)

地域ぐるみの減塩をめざす「減塩サポーター構想」、外来で塩減ができない患者をサポートする方法とは
工藤 茂(函館五稜郭病院栄養科)

冠動脈エコーと320列CTを利用した無症候性冠動脈疾患の地域連携
船山俊介(函館五稜郭病院経営企画課長)

【トピックス・リポート】カプセル内視鏡の導入で患者の負担を軽減
加藤元嗣(国立病院機構函館病院院長)

【トピックス・リポート】函館脳神経外科病院は「子育てサポート企業」に認定
中村 猛(函館脳神経外科病院経営システム室室長)

【トピックス・リポート】函館五稜郭病院で「第3回腱縫合セミナー」が開催
佐藤 攻(函館五稜郭病院整形外科主任医長)
石崎力久(函館五稜郭病院形成外科科長)

【トピックス・リポート】 国立函館病院は「がん遺伝子診断相談外来」を開設
加藤元嗣(国立病院機構函館病院院長)

【ピックアップニュース】がん患者への活動支援を積極的に行っている「がん相談支援室」
高橋玲子(函館五稜郭病院がん相談支援室看護師長)

【スペシャルリポート】神経内科医として医療現場で活躍するとともに全国難病センター研究会会長など難病対策事業に尽力
木村 格(ななえ新病院内科医師)

【ドクター・クローズアップ】循環器内科の専門医として函館脳神経外科病院に勤務
吉谷 敬(函館脳神経外科病院循環器内科主任医長)

【ドクター・クローズアップ】身体への負担が少ない肩関節鏡下手術を実施
杉  憲(函館五稜郭病院整形外科医長)

高齢者の聞こえを改善する対話支援機器を導入
山田仁美(西堀病院外来看護師長)

働く女性のために早朝や夜間の乳がん検診を実施
伊藤みずえ(国立病院機構函館病院副看護師長)

高橋病院の栄養管理室が考案したレシピがコンテストで入選
丸山祥子(高橋病院栄養管理室室長)

環境企業として「ゴミの地産地消」に地域貢献
岸 寛樹(株式会社西武建設運輸代表)

新たな価値を与え、性能を向上させるリノベーション
坂本 香(東商建設専務取締役)

独自のサポート体制で、お客様から信頼されるNO.1パートナーを目指す
山田佳祐(パナソニックメディコムネットワークス株式会社)

「セラピア便り」  扇の要、函館から
平田 聡(特定非営利活動法人理事長)

身近な漢方医学の知識 『肩こり』の漢方治療ついて(その2)
久保田達也 (久保田内科医院院長)

お薦めの一冊 「脳神経外科医が教える病気にならない神経トレーニング」
日隠 修 (栄好堂美原店)

痛みとしびれに画期的な治療の「遠絡療法」とは
久米 守(久米整形外科院長)

The 矯正インタビュー Before&After
古田樹己(ふるた矯正歯科院長)

診断・治療に能力を発揮するマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)
川瀬 敬(川瀬デンタルクリニック院長)

歯周病はサイレント・ディジーズ
村田真介(吉田歯科口腔外科院長)

5分で分かる歯科の話 〜歯周病=死周病!〜
伊藤正明(函館新都市病院理事・歯科科長)

矯正治療を始めようとしたときに考えるのは「費用」「期間」「痛み」です
向山英明(向山歯科桔梗クリニック院長)

歯科医院から足が遠のく理由の一つは「治療が痛いから」
鎌田 俊(シュンデンタルクリニック院長)

東洋医学の治療院からーマラソンブームへの警鐘
益井 基(益井東洋治療院院長)

メアリー・エイケンヘッドにホスピスの原点を求めて
細野容子(元岐阜大学医学部看護学科教授・京都市在住)

心がけていることは、常に笑顔をいただく介護
竹原瑞子(介護付有料老人ホームあい日吉管理者)



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町立松前病院の医師確保を求め署名活動

2016年11月21日 07時38分10秒 | 函館・道南情報
北海道新聞11月17日付の記事は下記の通り。



院長や医師の辞職が相次ぎ、診療体制を縮小している町立松前病院を巡り、自治労などは医療充実や医師増員を道に求める署名を町内で集める。町内全域を19、20の両日に集中的に回り、集めた署名を髙橋はるみ知事に提出する。
自治労道本部、同渡島地方本部、同松前町職員労組連合会などでつくる署名実行委が主催。19、20の両日には200人が2人1組で、町内全域を回る。目標は5千人という。
著名は髙橋はるみ知事宛ての「町立松前病院の充実と医師が働きやすい環境を求める著名」。医師の負担が増える中、①同病院の医療機能の充実②医師が働きやすい環境づくりのために医師を増員する③これらの実現のために医療関係機関などに働き掛けるーことを道に求める。
実行委は「行政や病院が医師確保に努める中、自治体に働く側として大変な現状を何とかしなければと思い、署名に取り組むことにした。地域住民の声を道に届けたい」と話している。





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はせがわくんきらいや

2016年11月02日 20時51分24秒 | 新聞コラム
北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
10月24日掲載のタイトルは「はせがわくんきらいや」。



 国内で販売が認められていない乳児用液体ミルクが解禁する方向に進みそうだ。欧米で広く普及している液体ミルクは、お湯で溶かす必要がなく、粉ミルクに比べて乳児に飲ませる手間が少ない。販売解禁により、育児の負担軽減や水・ガスが使えない災害時備蓄品としての期待が大きい。
 粉ミルクからは、絵本の「はせがわくんきらいや」(長谷川集平著)を思い出す人も多いはずだ。1955年の森永ヒ素ミルク中毒事件では急性ヒ素中毒で乳児130人が死亡し、西日本を中心に1万3千人に健康被害が出た。この絵本は実際にヒ素ミルクを飲んだ著者の長谷川さんが、幼少のときのことを思い出しながら描いたものだ。
 「てえとあしひよろひよろやし、なにしてもへたやし、かっこわるい」。長谷川くんのことを、同級生の「ぼく」は嫌っている。山登りでは交代で長谷川くんをおんぶして登った。
 事件の被害者は、就職差別や結婚差別を受けたり、ミルクを飲ませた自責の念から精神的に苦しんできた被害者の親も多い。
 「長谷川くんといっしょにおったら、しんどうてかなわんわ。長谷川くんなんかきらいや。大だいだいだいだあいきらい」。だが、幼稚園から一緒の長谷川くんのことを「もっと太りいな」などといつも気にかける。長谷川くんに寄り添う気持ちが伝わってくる大人が読む絵本の秀作だ。
                                         (メディカルはこだて発行・編集人)


「はせがわくんきらいや」


「はせがわくんきらいや」





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