最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

「メディカルはこだて」の第63号(夏号)が発刊

2017年08月29日 17時12分35秒 | メディカルはこだて
「メディカルはこだて」の第63号(夏号)が発刊しました。



現在、函館市内および近郊の書店で販売中です。

【特集】
後悔しない「終のすみか」の選び方
函館市の高齢者施設「最新事情」

特別養護老人ホームの待機者は9割強の2038人
平成29年度までの整備計画は346床を新設

【ドクター・クローズアップ】東大在学中、外交官の夢を変え、医者になることを決断
清水 平(函館中央病院内科科長)

【ドクター・クローズアップ】専門分野を耳鼻咽喉科から呼吸器内科へ転科
庄田英明(亀田病院内科医師)

【トピックス・リポート】日本ヘリコバクター学会学術集会が函館で開催
加藤元嗣(国立病院機構函館病院院長)

【トピックス・リポート】函館整形外科クリニックは増改築工事を実施
三浦幸浩(函館整形外科クリニック事務長)

【トピックス・リポート】ゆのかわメンタルクリニックは地域医療連携室の機能拡充
神田 理(ゆのかわメンタルクリニック地域医療連携室室長)
花田雅美(ゆのかわメンタルクリニック地域医療連携室副室長)

【トピックス・リポート】 日本感染管理ネットワーク学会学術集会が函館アリーナで開催
山根のぞみ(函館五稜郭病院感染情報管理室看護師長)

【ピックアップニュース】函館五稜郭病院は日本放射線腫瘍学会認定施設に。認定されたのは道内6施設、道南では唯一の認定施設
大内 敦(函館五稜郭病院放射線治療科科長)
藤井 収(函館五稜郭病院放射線治療科主任医長)
西川貴博(函館五稜郭病院放射線科係長)
秋山香織(看護師主任・がん放射線療法看護認定看護師)

【ピックアップニュース】長引く咳やたん、息切れの症状はCOPDの可能性も。原因は長期喫煙、症状が進行すると日常生活も困難に
蓮沼晶子(ききょう内科クリニック院長)

【スペシャルリポート】発達障害と診断されている子どもが増えている背景は。その人の特性として、生きづらくなることを防ぐこと
須佐史信(はこだて療育・自立支援センター診療所所長)

5月8日赤十字フェスティバルが開催
安達寿世(函館赤十字病院事務部総務課)
阿部 穣(函館赤十字病院事務部総務課)

専門性を発揮することを期待されるアドバンス助産師
村上信子(函館中央病院周産期センター副看護師長)

函館渡辺病院は介護予防の「ゆのかわいきいきクラブ」を開催
新谷綺子(函館渡辺病院地域交流部会)
内藤弘貴(函館渡辺病院作業療法士)

がん患者にハンモックヨガを無料レッスン
山崎恵子(ヨガスタジオチャクラ代表)

雪の降る前にロードヒーティングの準備
齊藤明紀(株式会社東商建設住宅事業本部設計担当部長)

「セラピア便り」  扇の要、函館から
平田 聡(特定非営利活動法人理事長)

身近な漢方医学の知識 症状による漢方治療 『疲れやすい』(その2)
久保田達也 (久保田内科医院院長)

お薦めの一冊 「肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい」
日隠 修 (栄好堂美原店)

The 矯正インタビュー Before&After
古田樹己(ふるた矯正歯科院長)

口腔アレルギー症候群
川瀬 敬(川瀬デンタルクリニック院長)

インプラントガイドシステム
村田真介(吉田歯科口腔外科院長)

5分で分かる歯科の話 〜口腔ケアのチカラ〜
伊藤正明(函館新都市病院理事・歯科科長)

歯の詰め物・被せ物について
向山英明(向山歯科桔梗クリニック院長)

歯科技工士という生業
鎌田 俊(シュンデンタルクリニック院長)

東洋医学の治療院からートリガーポイント治療とは
益井 基(益井東洋治療院院長)

鹿部町へ移住した10年後に食道がんが見つかる
児玉三郎(鹿部町在住)


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コーヒーフィルターの代わりに

2017年08月29日 16時04分12秒 | 新聞コラム
北海道新聞みなみ風の「立待岬」。
7月14日掲載のタイトルは、「コーヒーフィルターの代わりに」。



 登山は早朝に出発する早立ち・早着きが一般的だが、夜間にヘッドライトをともしながら歩くナイトハイクが人気だ。札幌では円山や三角山、藻岩山などをナイトハイクで訪れる人が多い。
 昨年末に夜の函館山を登った。多くの外国人観光客と一緒になり、冷たい風に身をすくめながら街の明かりを眺めた。下山中、明かりを持たない背の高い人とすれ違うが、挨拶をしても返事はない。真っ暗な登山道で口を開かない人との遭遇は怖い話になるだけだ。
 今月初めにはニセコアンヌプリをナイトハイクした。満天の星空を期待していたが、登山口は雲の中で雨も降り出した。頂上に近づくと夜が明けてきたが、灰色の雲は厚みを増している。山頂は風がひどく強いので避難小屋に入った。
 くんできた名水・甘露水(ニセコ町)を沸かし、カップにコーヒーバネット(ドリッパー)を乗せる。コーヒー豆はあるが、フィルターがどこにもない。これが日本茶だったら万事休す(急須)というダジャレも浮かんだが、なんの慰めにもならない。
 諦めようとしたが、包帯があることに気づいた。適当な長さに切ってバネットに重ねる。お湯を注ぐと落ちるスピードは速いが、香りは申し分ない。カップを持って外に出る。視界がほとんどない乳白色の雲はミルクのようで、コーヒーと一緒に飲み込んだ。
                             (メディカルはこだて発行人・編集人)


ニセコアンヌプリ山頂。奥が避難小屋。


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一般会計繰り入れ黒字。函館市立3病院経営評価委

2017年08月29日 16時02分16秒 | 函館・道南情報
北海道新聞6月21日付の記事は下記の通り。



赤字が続く函館市の市立3病院(函館、恵山、南茅部)の事業立て直しをめざす経営改革評価委員会(委員長・鎌田直善公認会計士)の2017年度初会合が6月20日、函館病院であった。市は16年度の病院事業結果について報告し、一般会計からの緊急繰り入れで収支は約5億3千万円と、3年ぶりに黒字に転じたことを明らかにした。
報告によると、3月に市がまとめた改革プランでも16年度の黒字化を見込んでいたが、計画額(約2億9千万円)より8割多かった。ただ、一般会計からの繰り入れ約16億円がなければ15年度とほぼ同じ水準の約10億7千万円の赤字だった。
医業収益に占める不足額の割合を示す「資金不足比率」は改革プランの計画9.9%より1.1ポイント下がったものの、 8.8%と依然高止まりしており、市病院局は「10%を超えると企業債の借り入れができなくなる。20%を超えると健全化計画をつくる必要があり、その際に国の関与が一定程度出てくるとみられる」と説明した。
会合で民間医療法人経営者や3病院の院長ら10人の医院が参加。委員からは「今後、計画より5億程度赤字が増えれば資金不足比率が20%を超え、大変なことになる」「現状で経営が持ちこたえられないというなら、人を減らすなどダウンサイジング(規模縮小)も避けられない」などの意見が出た。




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