最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

北海道新聞「みなみ風」に第36号が紹介される

2010年08月12日 10時14分47秒 | メディカルはこだて
8月9日付の北海道新聞「みなみ風」に第36号(夏号)の紹介記事が掲載された。



「特集は第四の治療法として広がる「がん免疫療法」とは。免疫療法に取り組む
札幌と函館の医療機関の院長に話を聞き、がん免疫療法の特徴と治療費、ほかの
治療法との比較などをまとめた」と紹介されている。
またトピックス・リポートはE型肝炎の話題も取り上げてもらった。

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函館新聞に第36号の紹介記事が掲載

2010年08月06日 23時50分14秒 | メディカルはこだて
8月6日付の函館新聞に最新号である第36号が紹介された。



特集記事の、第四の治療法として広がる「がん免疫療法」に関しては、
「同治療法は人間が持ち合わせている免疫力を回復させてがんに立ち向かう免疫療法で、
副作用が少ないとされている。同治療法に先進的に取り組む瀬田クリニック札幌の
小澤正則院長と函館泌尿器科の敦川浩之院長に話を聞き、免疫療法の特徴や効果などを
紹介している」と解説。
またトピックス・リポートについても、「せぼね骨折センター」を開設した函館中央病院の
戸川大輔医師や、E型肝炎の研究で日本消化器病学会の支部奨励賞を受賞した市立函館病院の
山本義也医師のことを取り上げている。

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笹が被る袴腰岳の横津岳コース

2010年08月06日 20時01分03秒 | 山歩き・散歩・温泉
一昨日は横津岳コースから袴腰岳を目指した。
歩くのは昨秋以来。

スキー場奥のゲートが登山口で、航空レーダー基地への舗装道路を30分ほど歩くと、
縦走路との分岐点となる。
アンテナの目立つ施設をいくつか過ぎると舗装の道から笹の刈り分け道となる。

 刈り分け道の最初にある熊注意の看板

このコースは途中に小さな池のある湿地帯があるが、
そこまでの道が随分と笹が被っていた。
胸以上の部分もあるなどこれまでの道の様子とはかなり違っている。
さらにスパッツも付けていないので膝から下は泥だらけでぐじょぐじょになった。

 湿地帯。中央部分は小さな池。

烏帽子岳の分岐を過ぎると急な下りの斜面で、袴腰岳とのコルだ。
雲が急ピッチで袴腰岳を隠そうとしている。
あっという間に辺りは灰色の世界となった。
すぐに晴れることを予想して先に烏帽子岳へ行く。

 烏帽子岳頂上

まだ稜線も少し見えていた袴腰岳はまったくその姿が隠れてしまった。
10分ほど休んでいたが、この調子だと横津岳も雲の中になりそうなので、
下山することにする。

 雲に隠れる袴腰岳

黒っぽい雲も出てきた。突然「ごおー」という音に雷かとおもったが、
飛行機のようだった。
笹で被われた道を戻るが、乾いたズボンがまた泥だらけになった。

 横津岳から見える駒ヶ岳

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キツネの嫁入り

2010年08月06日 19時08分11秒 | 新聞コラム
北海道新聞の道南版「みなみ風」の「立待岬」。
7回目は7月26日に掲載された。
タイトルは「キツネの嫁入り」。



 郊外の山道などでときどき、
キツネを見かけることがある。
一度、車から降りてしばらく
見ていたが、キツネもじっと
こちらを見続けていた。動く
様子もなく立ち止まったまま
で、あまり友好的な目つきで
はない。どうやら敵と見なし
ているというよりは、なにか
たくらんでいるような、そん
な目をしていた。
 日本ではキツネが人を化か
すと考えられてきた。化ける
のは女が多いようだが、男は
もちろんのこと、月や石、家
屋、汽車、または猫などの動
物に化け、さらには雨や雪の
ような自然現象まで起こすこ
とができると伝えられいる。
 本州生まれの母は、小さい
ころ祖父と近所を歩いていた
とき、田んぼに家や灯が見え
て、それがあまりにも不思議
な光景で、親に尋ねることは
できなかったという。後日、
台所仕事をしていた母親が同
じような光景を見て、「今夜
はキツネの嫁入りだね」と話
していたそうだ。
 大阪では、化けたキツネた
ちが戦後も人間社会で生計を
立てていたという話が残って
いる。しかも、化けたキツネ
は名前までもっていて、住民
票も交付されていたという。
 渓流釣の著書で知られた山
本素石は、キツネが化ける術
を使えなくなったのは、人間
が高度に電波を利用するよう
になってからだと指摘した。
空中を飛び交う電波が、キツ
ネのもつ通力よりも勝ってい
るそうだ。だとするとキツネ
は今でも化かしているつもり
なのだろう。道端でじっとこ
ちらを凝視するあやしい目つ
きのキツネの態度がうなずけ
る。

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第36号(夏号)が発刊

2010年08月01日 10時50分55秒 | メディカルはこだて
「メディカルはこだて」の夏号となる第36号が発刊した。



特集は、第四の治療法として広がる「がん免疫療法」とは。

がんの免疫療法が手術、放射線、抗がん剤に次ぐ第四の治療法として期待されている。
本来、人間が持ち合わせている免疫力を回復させてがんに立ち向かう免疫療法は、
自らの血液や細胞を活性化させ、再利用することから副作用が少ないことが特徴であるが、
保険適用外の治療法なので治療費が高額になってくる。
道内でも札幌を中心に免疫療法を始める医療機関が増えてきた。
今回は瀬田クリニック札幌の小澤正則院長と函館泌尿器科の敦川浩之院長に話を聞いた。

■免疫細胞療法は副作用の少ないオーダーメード治療
小澤正則(瀬田クリニック札幌院長)
「瀬田クリニックグループは創設以来、副作用の少ない、患者さんにやさしく
最良の医療提供を常に目標として掲げてきましたが、免疫細胞治療について
蓄積した経験・症例数は厳然たる世界一となり、多くの中核的医療機関と
共同研究を行い、治療法の改良、新しい治療法の開発を行った結果、治療内容も
格段に進歩しました。今では、ご賛同いただいた多くの大学病院、中核病院の
先生方も瀬田クリニックグループの診療に直接参加をしていただく体制も稼動しています。
今後はより多くの医療者の方々にも、免疫細胞治療へ純粋な興味をもってアプローチ
していただきたいものと願っています。このために私は今後もできる限りの努力を
惜しまないつもりです」(小澤氏)

■免疫療法は標準治療との組み合わせで効果が期待される
敦川浩之(函館泌尿器科院長)
「治療を開始する時期ですが、なるべく早い時期から治療を始められることを
おすすめします。手術を受けられた方は、再発・転移防止のためにも活性化リンパ球療法を
受けられることをおすすめします。尚、採血は一回の採血で数回分の投与が可能ですので、
投与のたびに採血する必要はありません。あらかじめ採血を、化学療法の治療後や
手術後に活性化ンパ球治療を行うこともできます。化学療法で用いられる抗がん剤のような
重篤な副作用はありません。一部の患者さんで軽度の発熱が認められる場合があるとされて
いますが、当院ではこれまでそういう例はありません。メリットの幅はさまざまありますが、
デメリットがないのがこの治療の特徴です」(敦川氏)


次号(第37号)は10月20日ころの発刊予定。

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