完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

呉善花(オ・ソンファ)著「反日韓国に未来はない」読み終わりました

2006年06月15日 | 
私は中年である。
今日、こちらの地方も梅雨入りした。
ワールドカップがらみの話も、日本を含め
「梅雨入り」っぽいことばかりなのを憂いている「中年」である。

さて、例の「雷騒ぎ」の前にUpしようと思っていた
話をしようと思う。

呉善花(オ・ソンファ)という女性を知っているだろうか。
1956年生まれ、韓国済州島出身の作家兼拓殖大学国際
開発学部教授の肩書きを持つ才媛である。

1983年に来日し、以後正確な日韓関係の状態を見極める
活動を続け、それを評論・発表し続けている人物だ。

今回「『反日韓国』に未来はない」を読み終わっての感想を
Upしようと思ったのは、最近特に日韓関係は「面白く」なって
きているからだ。

韓国人の日本に対する感覚は前にブログでUpした。
(3/19 「嫌韓流1・2」読み終わりました 参照)
そして、その感覚を裏付けている国民性がある。
それは「国家の方針」に対する「妄信」である。

韓国も中国も、子供達に与えている教科書は1種類しかない。
国家が指定したものだ。この状態をそれぞれの国民は疑問を
持っていないようだ。

我々からすれば、教科書が正しいかどうかをまず疑ってしまう。
ゆえに「教科書検定」が現在においても、文部科学省の圧力が
あったとか、なかったとか、内容がどうだとかがいつも問題と
なる。

自国の教科書に何の疑いも持たない人々が、他国の教科書が
「間違っている!」と大騒ぎをしているわけだ。
これこそ、大きな矛盾ではないだろうか。
何故、自国の教科書が間違っていると疑わないのだろう?


韓国にとって「日本が悪い」と言い続けている方が、間違いなく
物事を有利に進められる。ただし、それは「対日本」において
だけだ。世界的に見れば逆に大きな「損」をしていることに
気が付かない。

呉女史が言いたいのは「このこと」なのだ。

さて、呉女史は日本においても、とても重要なことを提言して
くれている。「東京裁判とはなんだったか」を検証することの
重要性だ。

韓国・中国が「日本が悪い」という意識から逃れられないように
日本も「東京裁判」の意味から逃れられていない。

「東京裁判」は戦勝国が敗戦国を「統治する」ために無理やり
考え出した矛盾だらけの戦争裁判なのだ。(それゆえ、これ以後
戦争の後に、こうした裁判はほとんど開かれていない)

完全中年を自認する私には、この「東京裁判」なる奇妙な
儀式を解き明かすことが私のライフワーク「日本は何故、
勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」の最終的な
答えになるように思えてならないのだ。

この東京裁判の内容を受け入れることで、日本は戦勝国
アメリカに喜んで「強姦」してもらった。と誰かが称して
いたのを思い出す。

当時の世界情勢を鑑みて、日本のやったことは本当に
単に「侵略」だったのか?アジアにおいて、植民地を
作り続けていた欧米列強はのやったことは「侵略」では
なかったのか?

欧米における「世界平和」なる言葉は、自分達の利益を
守るための「おためごかし」ではなかったのか?

戦争に対する反省は必要だが、8月15日を「終戦記念日」
といい続けるのは欺瞞だとしか私には思えない。
良くも悪くもこの日は「敗戦記念日」なのだ。

どの国にも「歴史」があり、その国の国民になって見なければ
その「歴史」の意味を理解することは出来ない。戦後60年が
経って、その戦争をしらない「私たち」だからこそ、本当の
「戦争の意味」を見つけることができると考えるのは、
妄想だろうか・・・。妄想であってもいい。若い世代に
このことを考えるタネを残していければ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなに幸福が訪れますように。
「『反日韓国』に未来はない」是非読んでみて欲しい!
目から鱗が流れ落ちるだろう。

                      may







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