私は初老男である。
こんなことはなかなか無いのだが・・・。
先回のUpに蛇足を加えたいと思う。
いつもの日曜のワイドショーを見ているのであるが・・・。
まあ、いつも思っていることがまた繰り返された。
MCの関口という人と、張本という人は「スポーツをわかっていない」ということ。
決めつける気はないけれど、スポーツにおいて「世界的大会(オリンピックを含む)」がすべてにおいて優先する。
それがなされていないスポーツは、世界的に認知されていないスポーツと思って間違いない。
「野球」とか「アメリカンフットボール」とかは、世界大会の権威が薄いからWBCとか、アメリカンフットボール世界選手権が思ったほどは盛り上がらない。(つまり、世界的に認知されていないスポーツだということ)
ゆえに選手たちもそれらより、個々の大会・リーグ戦を優先する。
そうした意味でも、サッカーワールドカップは見方によれば「オリンピックより上」に位置される。
「すべては『ワールドカップ』のため」とすべての選手・国民も思っているはずだ。
その競技場にいた人たちは「憤慨」するだろう。
私だって、目に前で「10分間のボール回し」を見せられればブーングだってする。
これがワールドカップのグループリーグでないなら、そして、ノックアウトトーナメント進出がかかっていないなら、ブーングで済まさないかもしれない。
まぁ「金返せ!」てレベルだよね。
ボール回しをした日本ばかりを責めるなら、もっと積極的に攻めてこないポーランドだって同様に批判されるべきだ。
しかし、ポーランドにも「攻めれない理由」がある。
ヘタに攻めて「同点」にでもなったら、それこそいい面の皮であり、母国に帰ってどういう仕打ちをされるかわからない。
今回のような「フェアプレーポイントの優越」によって順位が決まるルールが、採用されなければ当然違った試合展開になっただろう。
つまり、今のサッカー・ワールドカップは多分の「政治化」しているのだ。
そうしたことを理解せず、単純のゲームを評論する人を「愚か者」と呼ぶ。
「フェアプレー」とは、どういうモノのことを言い「戦術」と「戦略」の違いを認識していない輩が多いこと、多いこと。
そうした中で、張本という人は
「最後の試合相手は決勝に進めないチームで、時間稼ぎに何だと。あんな戦い方したらダメだと言う人もいるし、冗談じゃない進出のための戦い方なのだと言う人もいる。答えは出ませんよね」
答えが出ていないのは、個々の意識の中の話であって「答え」は出ているのである。
「日本が0-1で、ポーランドに負けてベスト16を勝ち取った」
という答えだ。
さらに関口MCは「攻めないとイエローカードとか言うルールはできない物か」と助っ人ご意見番の秋田氏に注進していたが・・・・。
バカじゃねぇの。とても本気とは思えないけどね。
この人は、目の前に転がってきたボールを決められなかったシーンをみて「私でも入る」と言う人である。
スポーツの本質を、サッカーの本質が分かっていない人である。
すでにサッカーワールドカップは「形を変えた戦争」である。
国家としての威信・制度・技術のすべてを計る尺度といっていいと思う。
そうしたことを理解しない人たちが、そこいら辺の草サッカーを見るのと同じ感覚で批判している。
まあ、それもこれも個人の「感性」にすべて帰する問題さ・・・。
すでに以前に結論付けたことを繰り返すが、今の張本氏の発言はすでに「芸」になりつつある。
ゆえにわたしのような人間が「騒ぐこと」も、織り込み済みどころか、反論ありがとうなのかもしれないけどね。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、どんな答えも自分の感性であることを忘れませんように。
May
「攻めないとイエローカードとか言うルールはできない物か」と、某隣国のJリーグでもプレーした安なんて人も同じことを言っていた。
ことのわからない人(関口MC)が言うより、1,000,000倍バカみたいだけどね。