完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

我々がこうして被災していないのは「運」でしかない   ~東北関東大震災~

2011年03月13日 | 時事ネタ
私は中年を卒業しつつある高年である。

ついに「惨事」が東北地方にやってきた。

「地震大国」の日本において、巨大地震は予想はされていた。

もちろん「いつ」「どこ」に起きるかは分からなかったが・・・。


しかも、マグニチュード9.0の史上でも4番目の巨大な地震である。

一昨日の朝3:59に私は生涯で二度目の強震(震度5弱)を体験した。

5年前の中越地震のことは、このブログでもUpしてあるので興味のある方は一読を。

・・・本当に

       「恐ろしい」
  
あの体験は「理性」を超えている。

人間の生物としての「本能」が恐怖を呼ぶのだ。


やっと薄れてきた記憶が、あっという間に呼び戻される。

ホンのちょっとの余震、どころか自宅前の道をダンプカーが通っただけで全身の血が逆流するような感覚が走る。

完全停電の町並みをいつまでも見ていたことを思い出す。


このブログを読んでいる方々は、是非考えてほしい。

マスコミが様々な放送をしているが、その中には「冷静」でないものも多々ある。

政府の対応が悪いという風に考える方もいるだろう。

しかし、政府にとって一番怖いのは政府自体が「オオカミ少年」になることだ。

いろいろな解釈があるが、オオカミ少年の結末はオオカミ少年が村人に信用されなくなったって事で終わるのではなく、村人達が皆オオカミに喰われてしまうって終わり方だ。

いい加減な情報の多くの流出は、結果的に村人(国民)がオオカミに喰われてしまう結果になる。

もちろん、緊急な事態の時は別であるが・・・。

どうか、冷静に各自が判断してほしい。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。様々まだまだ言いたいことはあるけれど今日はこの辺で失礼

May

被災した人達にどうか心静まる時が早く来ますように。




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言葉の力を信じよう     ~雑誌「Number773」号の話~

2011年03月03日 | 
私は中年を卒業しつつある中年である。

さて、このブログを読んでくれている奇特な方たちはわかっていると思う。

「おまえは分裂症か?」と疑われるほど、私は様々なことに興味をある。

最近は特に分割百科(毎週とか毎月数枚のDVDとか雑誌・パーツが発売される奴ね)が気になっている。

そして、中年を卒業しつつある私としては中年のご多分に漏れず「時代劇」と「落語」が今の興味の中心である。


特に今は「必殺シリーズ」セカンドシーズン・落語「昭和の名人」完結編・落語「立川談志」シリーズ・ドラマ「鬼平犯科帳」etcがほぼ毎週本屋の棚に並ぶ。

実際これを全部買っていたら、私は小遣いを全部使い果たしても足りないだろう。

しかし、こうしたものは1号でも買ってしまうと全巻がどうしても欲しくなってくる。

身もだえする日が続くこの頃である。


さて、雑誌「Number」の話。

日本のスポーツ雑誌の草分け的雑誌である「Number」を知らない人はいないと思うけど、スポーツにまったく興味のない人もいるからなぁ・・・。

実はこの雑誌の創刊号を読んだ記憶がある。

意外に知られていないが、この「Number」というタイトルは、その後につく数字によって毎回タイトルが変わる雑誌だということ。


スポーツに限らず物事はすべからく「表」があれば「裏」がある。

人に見える「表」だけを見てすべてをわかったような気になってはいけない。

この雑誌は、スポーツにおける「表の奥底」「裏」の部分をじっくりと調べてある。

当然、そのスポーツの結果からそれなりの時間を経過してからしか語られない話が多いので、熱さを保ったままでこの雑誌が発売になるのを待っていることが多い。

ゆえに、すべてのスポーツに興味がある私のような人間には非常にうれしい雑誌なのだ。


そして今週号の「Numbar773」はタイトル「名将の言葉学  ~2011年のリーダー論~」であった。

表紙にはサッカー日本代表監督ザッケローニ氏が腕組みをして仁王立ちしている。


私はこのブログを通してずっと考えていた。

それは

           「言葉の力を信じよう」

                          と言うこと。

「沈黙は金」なる格言があるが、私は「雄弁は銀」の方が現代においては先に来るような気がしている。(もちろん、沈黙が必要なとき、それこそが意味を持つこともずいぶん多いが)

スポーツの監督においての「沈黙」は今の時代「混乱」を招く危険性が非常に高い。

続く







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