完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

新カテゴリーを作成    ~「顔」ってどう?~

2012年02月28日 | 
私は初老男である。

少々咳が続く。

乾いた咳で熱はない。

しかし、医者に行くと「軽い肺炎」だという。

・・・最近は、ほとんど病気らしい病気になっていなかった。(怪我はあったけどね)

肺炎なんて年寄のなる病気と思っていたが、結局私もその「年寄」になったと言うことか・・・。

自分の「初老」を更に自覚するこの頃である。


さて少し前に、


          「見た目こそが、その人の『すべて』である」


ということでUpした。


ある意味これは、自分自身の「見る目」の鍛錬だともいえるのだ。

ちょうど、そのチャンスがめぐってきた。


今日の午後、Eテレで先日の「ローザンヌ国際バレエコンクール」の模様が放送されていた。

もうみなさんご承知だろうが、日本の女子高校生「菅井円加さん」が一位となった。

このローザンヌ国際バレエコンクールの模様は、毎年テレビで放送されていて、ずっと見てきたのだが、最近見逃すことが多かった。(なかなか日本人も上位に入賞しないしね)


そして問題の彼女の「顔」である。

自信に満ちた顔つきだ。

そして、本当に「化粧映え」する顔だ。

それは、演技者としてプラスに作用するだろう。

化粧をする前の普段の彼女の顔は、どこかしら「能面」の印象を与える。

決して悪い意味ではない。

能面は見る人によって、さまざまに変わって見えるという。

まさに今の彼女の状況を表している。



インタビューを受けている時の顔は余裕さえ感じられる。

とても高校2年生には見えない。

彼女の生活は「バレエ」一色だと聞く。


まあ、当然だ。

そうでなければ、あの「顔」にならない。

寝ても覚めてもバレエの事ばかりを考え、行動している彼女には「確信」があるのだ。

自分の練習が着実に自分の身になっていることに。

しかし、何度かインタビューを受けている顔を見ていると、ホンの少しだけ、本当に少しだけだが、迷いとも翳りとも思える表情が見える。

その翳りが、消えたとき彼女の顔つきはどんな顔つきになっているのかとても楽しみだ。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分の顔は自分自身が作ってきたことに気が付きますように。

    
                              May

しかし、番組最後に出てきた「熊川哲也」と「吉田都」の顔は、まさに完成されたアーチストの顔だったなぁ。




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雪道の運転術を考える     ~一応30年無事故です~

2012年02月20日 | Weblog
私は初老男である。

2月の半ばになると、始まるのである。

そう「花粉症」のことだ。

私は筋金入りの花粉症で、世間一般の人が花粉症などと言いだす前から花粉症だった。


そして、ここ数年花粉症の始まりがおかしいのである。

鼻が詰まり、のどが痛くなり、ボーっとする。

風邪を引いたのか、花粉症なのかわからない症状がこの時期に来るようになった。

熱は出ない。

しかし、夜は咳が出て眠れない。

どっちかはっきりしてほしいものだ・・・。



さて、わたしが通勤するときにも、関東からのスキー・スノボを楽しむ人たちと思われる関東ナンバーの車が更に雪の深いスキー場に向かって走っている。

このブログの読者のみなさんの中で、雪道の運転に慣れている人がどれくらいいるのだろうか?

口幅ったいようだが、私も雪道を運転して30年以上になる。

おかげさまで、この間の冬に事故を起こしたことはない。(夏場はあるけどね)

そこで「雪道の運転」についてUpしようと思う。

ちなみに、以降の話は日頃から「雪道を運転していない人」を対象にするので、今現在雪道を頻繁に運転している人には「違う」とお叱りを受けることがあるかもしれない。余りにひどいと思うときはコメントをください。

①まず大前提で「スノータイヤ」をはいていること。
たとえ1日・1時間であろうとも、雪道を走る時はスノータイヤをはいていないと話にならない。

②雪道は「思わぬこと」が多々おきることを肝に銘じること。
普通のアスファルトの道とは全く違う。滑り、進まず、停まらない。なんてのは日常茶飯事也。

③ガソリンも「見る見る減っていく」ので、こまめに補給すること。タイヤがわざと負荷がかかるように作ってあるから、燃費が2~3割落ちると覚悟すること。

④「急」の付く操作は控える。これが雪道の運転の合言葉だが、「急ハンドル・急ブレーキ・急発進」などの状況をはじめから作らないような運転をすること。

⑤「五感」全てを総動員して運転すること。危ないところではカーステレオを消し、窓を少し開けて外の音を聞くように。

⑥雪のひどく降る時は、昼間でも「ライト」を点灯すること。ほとんど霧に近い感覚で考えるとよい。もちろん、他者に自分の存在を知らせるために点灯するんだよ。

⑦ボブスレーやスケルトンをしている感じで、全く周りの景色が見えないのにちゃんと脇には道がある。
見えない交差点、小道があり車・歩行者が突然出てくることを「当然」と思って運転しないとダメ。

⑧先の車の「ハイヘッドストップランプ」を見逃さないこと。なぜストップランプが上に付いているかというと、一台先の車がブレーキを踏んだのが見えるようになっている。
雪道ではその車がブレーキを踏むと当然自分の前の車もブレーキを踏む。それを見てから、自分がブレーキを踏んだのではスリップした時、間に合わない。一台先の車がブレーキを踏んだら自分も停まることを準備しよう。

⑨駐車するとき雪の壁に「マフラー」を埋めてしまわないこと。知らずにいると、エンジンがかからない。とか最悪排気ガスが車に充満して仏様になっちゃったりする。

⑩安いのでいいから「スノーブラシ」を買っておこう。雪国の車でこれが積んでいない車は「皆無」です。必需品。雪国のホームセンターには必ずあります。高くて1000円くらい。
本当にひどい降りのときは5分でも車に雪が積もるからね。

とりあえず10個上げてみました。


とにかく、雪道の運転は自分の知っている車の運転ではないと思った方がよい。

更に4個ほど追加。

①駐車して一晩おく場合は「サイドブレーキを引かないこと」次の日の朝に冷え込みが厳しくなると、サイドブレーキが懸ったまま凍り付いてしまうことがある。ギアをP(パーキング)に入れて(マニュアルならローもしくはバックに入れて)おかないと、車が動いてしまうから気を付けて。

②車の屋根に雪をためたまま、ガラスの部分の雪だけを落として走らないこと。車が温まってくると、ブレーキを踏んで止まろうとすると、一気にフロントガラスにその雪が雪崩の如く落ちてきて前が見えなくなるよ!

③消雪パイプなどで解けた雪でできた冷たい水を、歩行者に「絶対かけてはいけない!」雪国の人間は傘があればそれを防ぐ術を知っているけど、やっぱりすごく腹が立つもんなんだ!結果的にであってもかけないでな。

④雪道と消雪で消えた雪水の中を、走り続けていると車の足回りにびっしりと雪が凍り付いてブレーキの利きが悪くなったり、ステアリングのキレが悪くなったりする。できれば、ホースの水などで発車する前に溶かしておく方がよい。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとう。これを読んだみなさんが、雪道の運転でひどい目にあいませんように。

                             May

わが地域では、このひどい大雪の1月中に「死亡事故が1件もなかった」そうである。つまりこれだけひどい交通状況では、みなが慎重になり、ひどい事故が起きないってことだ。

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佐瀬 稔著 「残された山靴」 読み終わりました。   ~何度読んでも・・・~

2012年02月18日 | 
私は初老男である。

一週間ほど前に、男3人で毎年恒例の野沢温泉にスキーに行った。

いつもは4人なのだが、一人は都合でいけなかった。

その時に気がついたのだが、同じ50歳を過ぎた男と言っても、というより逆にその年になったからこそなのかもしれないが、まったく興味のある部分が違うということ。

ちょうど日曜・月曜でいったので、泊りの夜は「清盛」そしてそのあと「サッカーロンドン五輪予選」の二本立てだったが・・・。

私以外の二人は、どちらにもほとんど興味が無いという。

・・・信じられなかった。

あろうことか一人は昼間のスキーの疲れと宴会の酒が聞いたらしく、サッカーが始まることには大きな鼾をかいて寝てしまった。

私の方がおかしいのか?


と言うことで、佐瀬稔著

 
         「残された山靴」

読み終わりました。

人間の「好奇心」と言うものはとても面白い。

先ほどの男どもは、大河ドラマにもサッカーにも興味がなかった。

であれば、逆に奴らの興味のあるものに、私がまったく興味がないことも十分あり得る。


そうした意味で言えば、別に不思議がることはないのだろう・・・。

逆に様々なことにこの歳になって旺盛な好奇心を持っている方がやっぱり「変」なのだろう。

まあ、これでも昔よりは気になる事が減ったんだけどなぁ・・・。


そうした好奇心旺盛な私が昔から興味を持っている事の一つに

        「アルピニストの意識」

がある。

私は体を動かすことの中で、なにが一番嫌いといって「山登り」ほど嫌いなものはない。

山登りの「爽快感」や、その良さを語ってくれる人はたくさんいたが、未だかつて全くそのことの意味が分からない。

であるからこそ、逆にそのアルピニストの精神や、山を登ることの意味を知りたいのである。

この本を読むと、その一端が垣間見える。もちろん、本当のことなど絶対に理解できないのだろうけれど。

だから、この本を皮切りに何冊が山に関する本を読むことになったっけ。


「残された山靴」は、ずいぶん前の本だ。

知人がかなりの高齢でありなが山登りを続けていて、この本を貸してくれた。

それももう10年ほど前のことだ。


私の全くわからない世界の話でありながら、非常に惹かれる文章と内容。

何度か借りては読んでいたが、ついに文庫本化されて手に入れた。


副題を記さなかったが、この本は著者佐瀬稔の「遺稿集」である。


そう思うと本というものは不思議なものだ。

本にでてくるアルピニスト・クライマー・冒険家たちはほとんど亡くなっている。そして、著者もずいぶん前に亡くなっている。

しかし、この本はずっと刷を重ね、彼らを全く知らない人たちに読まれ続けていく。

「山に登る」「命を懸けた冒険をする」そのことでしか、生きている意味を見いだせない人間が、たしかに存在しているのだ。

私のように平凡に「生きること」に執着している人間にはやはりどこまで行っても理解できはしない。

しかし、理解できなくてもハンマーで頭を殴られたような衝撃的感動することはできる。

日頃、小説やエッセー・雑誌のコラムなどばかり読んでいると、こうした本に出会うと目が覚める思いになる。

本は素晴らしい。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んだみんなが、生きている限り様々なことに興味を抱きますように。


                         May

日本人初となるヒマラヤ8000メートル峰全14座の完全登頂を目指す「14 PROJECT」(読売新聞社後援)に挑戦中の登山家、竹内洋岳(ひろたか)(41)は16日、最後の1座となる「ダウラギリ」(ネパール、8167メートル)の登山計画を発表した。

何年の時が過ぎても、登山家はいなくならない。






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今日は面白くなかった。    ~真冬の休日~

2012年02月14日 | 酩酊
私は初老男である。

真冬である。

今年の冬をみなさんよく覚えておくといい。

長く「大雪の年と言えば『平成24年』」ということになるだろう。


昨日もそうだったが、休日とて「天の思召し」に、逆らえるはずもなく、雪は降る続く。

昨日から今日の二日間、家の周りの雪片付けを朝から2時間しては1時間休みみたいなことの繰り返しだ。

現在12日PM8:45。

むなしい二日間を過ごした反動で、とっておきの酒を1合半ほど、飲んでこのブログをUpしている。


これこそ「酩酊」である。

    
    「あ~ハハッハッハ~!」

バカヤロー!!!

腹立つ~~~!

やってられるか~~!


俺の二日間を返せ~~~!!!


初老男にとっての二日間はとてつもなく重いのである。

それを「家の保全」のために使わざるを得ないと言うことは、本当に口惜しいのである。


・・・と、ここからは2日経って「酩酊」を脱してからのUp。

酩酊を脱したが・・・。

やっぱりバカヤロー!

その時の疲れから、軽い風邪気味になってしまったではないか!

これだけ「雪」「雪」「雪」の冬は、本当に腹立たしい。


この大雪を経験しなければ「春」の喜びも味わえないのか・・・。

あと、1~2回寒波が来るのを覚悟しなければならんのか~~~~。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいるみなさんが、雪国の初老男の「悲哀」を受けとめてくれますように。

                          May

人間の集中力と言いうものは、コマ切れの時間では、しっかりと物事に集中できないのである。特に雪片付けの合間の時間には、疲れも手伝ってボーっとテレビでも見てるしかないのである。
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「清盛」いいですね~。    ~必ず見どころがある~

2012年02月11日 | テレビ
私は初老男である。

大平シローが死んだ。

このブログの読者の中で「MANZAIブーム」を原体験した人はどれくらいいるのだろう。

まあ、ほとんどおるまい。

これは私の思い込みなのだが、サブロー・シローのネタは彼の方が作っていたのではないだろうか。

得意ネタの「酔っ払い」は、やっている本人でしか分からないキレの出来だったからなぁ。

実はシローが、なぜお笑いの世界(芸能界)から退くことになったかまったく知らない初老男である。

天才漫才師が、その天分を発揮できずにこんな形で夭逝してしまったことを痛ましく思わずにはいられない。

心から合掌。



さて本当は、毎年恒例の「野沢温泉スキー」のことをUpしようと思っていたのだけれど、見逃していた大河ドラマの第4回を先ほど見て、出来の良さについそのことをUpする気になった。



近来「大河ドラマ」の質が落ちたのは、「人気取り」に走ってしまったことが第一だ。

現実的に実力のある俳優が減ってしまったこともあるだろうが、それにしても「ジャニーズ頼み」ってのはひどすぎる。(ジャニーズが悪いという意味ではないです。使い方が問題と言いたい)


それとてうまい脚本と演出があれば、ちゃんとした物になったはずだ。

結局、バランスが悪かったってことだな。

私としては、昨年の「江」における鈴木保奈美の「お市の方」や、宮沢りえの「茶々(淀殿)」、北大路 欣也の「徳川家康」なんかは、完全なミスキャストに思える。


今回の「平清盛」は、そうした意味で非常にバランスが良い。

キャストでも、本当に無理がない。

今のところ出演者に「意外」とか「おかしい」っていうところがない。(もちろん、初老男の感覚です)

大河の話をするときに、いつも出す話であるが、大河ドラマと言うのは前年に出演した役者を使えない。(例外があるのか?確認はしていないが?)

故に、昨年の「江」に出演した女優陣は今回使えない。

そうした中で今回の宮中を中心とした女官等のキャスティングに、影響が大きかったはずだ。

しかし、今のところ女優陣は一人一人の個性も際立って、その役のキャステングにピタリとはまっている。

これから現れる女優陣も楽しみだ。

今回の大河ドラマの特徴は、各回において必ず「見どころ」があるという点だろう。

第4回での見どころは、私の見立てでは2つ。

一つ目は

    「宮中の閨での鳥羽上皇(三上博史)と璋子(檀れい)の会話」

である。

録画している人がいたら、プレイバックしてみて欲しい。

鳥羽上皇が璋子の言葉に唖然としながら去っていくシーン。

そのちょっとした瞬間に「目のパッチリ開いた黒い子猫」が、映し出される。

この黒猫がとても印象的に場面を引き締めている。

二つ目は

    「幔幕の中での為義(小日向文世)が忠盛(中井貴一)を襲うシーン」

どこかの知事さんが「画面が汚い」とのたまったが、単純に「汚い」のではない。

これは一昨年の大河「龍馬伝」の時の映画の手法と同じである。

画面を「舞台」と見立て、すべてのシーンに光を当て、出演者を目立たせる方式は、いかにも旧時代的な大河ドラマらしくはあるが、残念ながら深みがでない。

「光の当たる部分」より、逆に「影の部分」こそが人間の心理を如実に表すのだ。

この後互いの親子が、語り合うシーンも非常によい。

全編を通じて「宮中」(男女の怨念・政治的駆け引き)「武家」(親子の情念)がうまく組合わせることで、ドラマ全体のバランスが保たれている。

最後に忠盛が、自分の世代では成し遂げられない「武家社会」の構築を息子達に託すらしき意識が、うまい具合に次回への伏線になっている。

って、じつは第5回も見ちゃったから、その見どころも書きたいところだが、今回はこの辺で。

今回も最後までお付き合い頂きありがとう。これを読んでいる皆さんもドラマのワンシーンに、深いものを読み取れますように。

                       May

しかし、中井貴一の宮中着は数年前の映画「陰陽師」そのままだねぇ。









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20年に一度寒波なんだって    ~「雪国」に生まれて・・・~

2012年02月09日 | Weblog
私は初老男である。

思ったとおりである。

      「田中直紀防衛大臣」

のことだ。

まあ、私ら彼の地元民としては「案の定」って奴なんだけどね・・・。

だいたい、なんで田中直紀が「防衛大臣」なのかって・・・。


さて「20年に一度」の大寒波が通り過ぎていった。身も心もボロボロである・・・。

テレビのニュースでもワイドショーでも、すぐ近くの津南町が連日放送されていた。

たしかにあそこは、地形的に非常に大雪になりたがる地域だ。

更に街のはずれに行くと台地になっていて、広い高原らしい土地が続く。

そこは絵に書いたような「田舎」である。


となりの十日町から津南一帯を「妻有」とよぶのは「詰まり」を漢字に当てたというくらいである。

私の棲家も妻有ほどではないが、まあ2割引くらいの雪が降った。(250cmぐらいだろう)

少し前にUpしたが、雪が降って250cmになるのには驚かない。(嘘ではない)


問題なのは、その積雪がほぼ10日間に渡って、気温0度以下で降り続いたことが「凄い」のである。

しかも、昨年末の「クリスマス寒波」のあと1週間ほど間を置いて今度はこの「大寒波」だ。



初老男は1月21日で「51歳」になった。

その半世紀の人生の中でもこの「寒波2連発」は、記憶に無い。

気象庁は「豪雪」に対して名前をつけたことは2度しかないという。

「38豪雪」(もちろん昭和。初老男が2歳である。)

そして「18豪雪」(もちろん平成。6年前である。)

しかし、私の記憶では「56豪雪」の方がひどかった。(昭和、私が現職に就いた年でとても印象深かった)



・・・ということで、ここからは8日現在。

なので、豪雪が峠を越えて、そのあと激しい雨が来て、さらに先程(PM9:01)佐渡地方を中心に震度5強の地震が来た。


これは、想像を超える「異常事態」である。


整理してみよう。

何回か前のUpに書いたのだが、雪が降る状況は

天気図的に大陸に高気圧があり、東北地方太平洋沖に低気圧がある状態で高気圧から低気圧に向かって大気が流れる。

この時、大陸を渡る大気が日本海で水蒸気をたっぷりと抱く。

その大気が本州の中央の山々で、抱いていた水蒸気を雪として降らせて関東に抜けていく。

そのため関東には、水分の抜けたカラカラの冷たい風が吹くことになる。

このパターンが3~4日の周期でやって来るのが、普通の冬である。


当然、このパターンであれば、気温は寒いときには-2~-5℃になるが、その寒気が抜けた後は、4~6℃くらいまで上がるので雪が沈んで「落ち着く」のである。


今年の雪はこのパターンが当てはまらない。

2度の強烈な寒気は両方とも10日近くも続き、気温はずっと-5℃前後で推移した。

積雪は1日平均30~40cmで降り続いた。


その峠を越えてホッとしていたら、強烈な雨が1日続いた。

これは、実は非常に危険なのだ。

それまでふわふわの粉雪がいきなりグッと雨を吸い込んで急激に重くなる。

山の雪崩はもちろんだが、家の周りであっても同じように雪が、屋根の雪が信じられないほど重くなる。

(昨日も5歳の女の子が屋根から落ちてきた雪の下敷きになって亡くなった。痛ましい限りだ。)


そして、極めつけは先ほどの「地震」である。

今まで積雪期の地震は経験がない。

今回の地震では幸いなことに、震度5強でありながらひどい被害はいまのところ報告がない。

いかに雪に強い家が多いわが地方と言っても、バタバタと家が崩壊し季節的に言っても今までに経験のない「惨事」となるだろう。

第一避難するにも、まず「暖房」を考えなければならない。

これからはそうしたことも「想定外」などと言っていないで考えていかねばならない。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んだみんなも天候の変化に十分気を付けられますように。

                                 May

本当は、雪道の車の運転についてUpしようと思ったんだけど、あまりのひどい天候にこんな内容になってしまった。




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人間「見た目」が全てです。  ~見る人間の資質が重要~

2012年02月04日 | Weblog
私は初老男である。

また、タイミングよくマクラのおいしいネタが発表された。

もうお分かりであろう。

「前田敦子が『ジャイ子』?!」

である。

皆さんはどう思うだろうか・・・。

たしかにキャステングとしては「最高」と言いたいところだが、しずかちゃんが「水川あさみ」より「柳原可奈子」を選ぶ私としては当然不満である。

どうせならもっともっとジャイ子のイメージから外れた娘でなくてはいけない。

しかも「今年成人式」ということを強調されてしまった前田敦子では、28歳という設定のジャイ子にはあわない。(やっぱり、あっちゃんではかわいすぎる)

ということで私のお勧めジャイ子は・・・。


      「山本モナ」

でどうだろう。(ってそれも年齢無視ですか)

最初「スザンヌ」とか「トリンドル玲奈」とかも思いついたけど、結婚したり、放送事故だったりでしかもやっぱり28歳のイメージと違うからなぁ。

さあ、想像してみよう。

「水川あさみ→柳原可奈子」  「前田敦子→山本モナ」

で、あのCMをやったらどうなるか・・・。

この方がインパクト強いと自負する初老男である。(このCMは、おいしいなぁ)


さて、昔から

   「人は『見た目』ではない!」

などと言われてきた。

若いときには様々なことにおいての悔し紛れで、先のセリフを声高らかに言い続けたものだ。

女にもてるためには「見た目」がよくないとダメだ。と本気で思っていた。(まあ、あながち間違いでもないけどね)

見た目を飾るためには「先立つもの」が必要で、もちろん、その先立つものがない。

そうすると・・・まあそう言うしかないわな。


しかし、初老男になるとそろそろわかってくる。


      「見た目こそが、その人の『すべて』である」

ことに。

もちろん、そのことには前提がある。

その人を見る側に、それを見抜ける「眼力」があること。

単純に歳をとったからその眼力が備わるとは言わないが、初老になってみると意外にそれが身についていることがある。

なんて話をしていたら、ラジオの女性パーソナリティがそのままの話をしていた。

「若い時は、その人の『見てくれ』って天から授かったもので、変わる訳無いじゃん!って思ってたけど、30歳過ぎると、そうじゃないことに気が付くんだよね。」

そうなのだ・・・。さすがに30歳くらいになると女性でもそのことに気が付くようになる。

だから、私は芸能人・スポーツマンの顔つきの変化にとても興味がある。それこそが、彼らの「成長」そのもので、これから先の彼らの活躍が予想できるからだ。


最近では「錦織圭」(この人は本当に怪我をした後で顔つきが変わった)

それから「辻井伸行」(この人は見事に着実に成長している。それが顔つきに出ている)

逆に変わっていない人では・・・「石川遼」(この人は悪い意味で、デビュー当時が大人すぎた顔をしていて、髪型とかは変わったけれど顔つきは変わっていない)

更に「福原愛」(全日本チャンピオンについになったけど、下がり気味の眉毛が「勝負弱さ」を表してる。ぜひ、あの眉が上がって「鬼の形相」になってほしいものだ)


そうした意味で、私は自分の「目」を信じれるようになった。

その人の「見た目」で判断したことが、まず外れることが無い。

いくら着飾ってみても自分の内面から出てくる「見た目」はそんなに変わるの物ではないのだから。

まずは皆さん、自分の内面を磨くことだ。それによって「収入」「身につける物」「言動」につながり「見た目」を作るのだから。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んだ皆さんが、年相応の「見る目」をもてますように。

                       May

20年に一度の「大寒波」が、私から「体力」と「気力」を奪っていった・・・。



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