完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

これで「おしまい」にしたかったんだけど。    ~稲田氏辞任問題~

2017年07月31日 | 時事ネタ

私は初老男である。






そろそろ時事ネタを卒業すべく、稲田防衛大臣辞任を総括して「おしまい」にしようと思っていたんだけど・・・。






今日の彼女の離任儀式の様を見ていて呆れかえってしまった。







もう、報道されているから読者の貴兄は知っていると思うのだが、まず一番驚いたのは・・・。







「笑顔」でいることである。






たしかに「ホッと」したのであろう。







だけど「辞めたから知~~らない!」では通らないですよ。稲田さん。







長々と離任の挨拶を氏「栄誉礼」を受け、記者の面々にまで笑顔であいさつをしたという。







今までの経緯を考えれば「ひっそり」と「謹慎の体」でいるべきなのに。







自分の辞任の後に北朝鮮がICBMミサイルを発射したというのに。







自分の辞任したことで外務大臣の岸田氏がてんやわんやしているというのに。







この儀式のために使われた「人員」と「時間」「お金」が非常に無駄に思えてしまう。








まさか、北朝鮮のミサイル発射が「偶然」だと思っているのではないでしょうね?稲田さん。






でも、そう思ってるかもね。







そういう人でなけりゃ、今日ああいう儀式にでてうれしそうにしていられるわけがない。






今日のことでダメ押しになった気もするけれど、この人は「大臣」どころか「政治家」も失格であると私は思う。







こんな人を「将来の総理」と観ていた安倍という人は、まったく「見る目が無い」ですな。







人間は「引き際」「辞め際」にその人の「すべて」が現れるものだ。








あくまで今回のことも、稲田氏個人の問題なのであるが世間は、ついつい「だから女は~」って思ってしまう恐れがある。(事実私はそう思っちゃった)







残念ながらこうしたことで、女性政治家の登用・活躍のチャンスが少なからず減ってしまったことまで考えれば、彼女の「罪」は計り知れなく大きいのである。







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、ことにおいて「過敏」なくらいの気配りを怠りませんように。






                   May






こうしたことは、ほとんど言ったことは無いのであるがあえて言おう。この「稲田」という人だけは次の選挙に出ないで欲しい。もし、出馬しても福井の皆さん(多分地元で出馬するだろうから)決して当選させないでね~~~。・・・・でも「比例代表」で当選したりして・・・。


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あなたの「ボーダー」はどこですか?      ~すべての事案の判断価値~

2017年07月16日 | 時事ネタ



私は初老男である。





このところ、ずっと同じことを考えている。





「浮気というのは、どこから言うのか?」






ということである。





相手と楽しく談笑する?





相手と食事に行く?






相手とKissする?







相手とSEXする?










あなたはどうおもいますか?






さらに問題なのは、先ほどの問題でも顕著に「自分が思っている」ことと「自分以外の人が思っていること」が同じではないということだ。







人によってはSEXしても「浮気ではない!それは心の問題だ!」という人もいれば、関係が冷え切っていても「ほかの異性と話をして笑ったから『浮気』だ!」という方もいる。





だから、結局その決着は「当事者」で決めること以外の何物でもない。





政治と関係ないじゃないか、と言われる諸兄もいるだろう。




しかし、この問題「どこからが~?」ということが、人間の生きる上でのポイントとともいえるのではないだろうか・・・・。





過去から現在まで政治における「問題」は、非常にわかりにくい国民の意識の「ボーダーライン(境界線)」がその後の流れを変えている。






先程の浮気の話も「相手の歳」「相手の容姿」などのファクターで、かなりその判断基準が変わってくる。








そうした中で、例の「加計問題」である。









以前どこかにも書いたのだが、この問題はほぼ「犯罪立件」できるようなものでは無い。









それが今こうして「一強」と呼ばれた安倍内閣を揺さ振るまでになったのは、やはりこの「国民のボーダーライン(境界線)」を安倍総理が読み違いしたとしか思えない。





前川という人が「政治を正しい道へと告発」しているようにもみえるし「天下り問題の腹いせのために」政府を陥れているようにも見える。






安倍総理が文部科学省の既得権益に「風穴を開けた」ようにも見えるし、「『お友達の優遇』のために政治を捻じ曲げた」ようにも見える。






見方によって「マスコミによる政府権威失墜の『印象操作』」とも見えるし、安倍首相の「気の緩みから来る身内(お友達)優遇事案」にも見える。






ただ、こうした一連の中で安倍内閣の事の運び方がいかにも「稚拙」である。








チャンとした手続きをしたといいながら、その手続きを無視できるかの様に「獣医学部を増やす」と言ってみたり、どんな相手であっても国民に向かって「こんな人達~」と言ったり・・・。





こういうのを世間では「メッキが剥げた」というのである。







まあ、普通の人間もそうであるが「波に乗っている」時は何事もうまくいく。








しかし「波に外れ始める」と、悪い方へ悪い方へと流れはじめる。







この流れは簡単には止められない。








やっていることが裏目裏目に出てるのは、一般の人全員が分かっているのに本人だけが分かっていない。








今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分のボーダー(境界線)がどこにあるのか、それが自分の流れになっているのか考えますように。






               May



予算委員会集中審議に安倍首相が出席するというが、ほぼ間違いなく疑惑は払拭できないね。なぜなら、それは国民一人一人の「ボーダー」が違うからだ。





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老婆心じゃなくて老爺心?     ~東京都議会選挙に見る共謀罪適用の可能性~

2017年07月05日 | 時事ネタ


私は初老男である。







さて、政治のことのUpが多くなっている。







本当は、そんなに政治のことに興味があるわけではない。







しかし、あまりに今政治が「おもしろい」状況だ。








ということで、前回Upしてみて蛇足ながらちょっと思ったことをUpしてみようと思う。











加計学園問題で川前事務次官の「出会いバースキャンダル」が読売新聞に載った。









これについて、かなりの人が違和感を覚えたのではないだろうか?









実は私はその記事が出ているのを見ていない。









見たかもしれないが、それがこの加計学園問題につながっていると考えられなかった。










のちに日本テレビの解説員が「社会的地位を考えれば、当然」と力説していたが、少なくとも社会的に非難されるレベル・新聞に載せられるべきレベルの話とは思えない。










問題なのは、このスキャンダルをリークしたのがまず「政府」であることが疑われ、さらにそのソースの確認は警察が関与していたのでは?と思われることだ。








当然、この情報ソースがどこであるが読売新聞が明かすわけがない。









しかし、もし警察が関与していたとすると・・・・・。








大問題である。












国家権力によるプライバシーの侵害なのだから。









しかし、「今」はこの論理は通用しない。








そろそろ賢明な諸兄は「何が言いたいか」わかってきたでしょ?













私のような猜疑心の強い人間には、これからは「共謀罪」が適用されることから考えて・・・・。












秋葉原で安倍首相の演説を妨害した「こんな人たち」は、すでに警察に「内偵」されているのではないだろうかということだ。










「テロを起こす疑いがある」と言って。










安倍首相は、そうしたことを「指示」はしていないだろうけれど・・・・。











警察が「忖度」してそうしたことを始めないとも限らない。











だって「共謀罪」って、国家権力が「そうしたことをしてよい」って法律なんだもの。












今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、通ってしまった法律の怖さを思い知りますように。








 
               May








こんなブログを書いている人間も「国家権力転覆を狙っている!」と疑いをかけて、警察に「内偵」をかけられているかもしれないね。











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本当にそう思ってるんだ・・・。     ~「こんな人たち」も国民です。~

2017年07月03日 | 時事ネタ




私は初老男である。





あまり他の人がUpするような内容は、語りたくないのだが・・・・。





まあ、あまりに象徴的なのでUpすることにする。





安倍総理が秋葉原で街頭応援した時の混乱のことは、大々的な報道で諸兄はご存知と思うが、やはり私が注目したのは以下の部分である。







「安倍総理は『こんな人たちに負けるわけにはいかない!』と、自身に批判的な聴衆を『こんな人たち』と呼び、国民のヤジに応酬した。」






多分であるが・・・・。







安倍総理という人は、こうした風な罵声をハッキリと浴びたのは初めてだったのではないだろうか?









私には彼が「ウロタエていた」ように見えた。














過去から現在まで、彼自身は直接こうした罵声を浴びせられたことが無いがゆえに「どうしたらいいか」分からず、つい「本音」が出たのである。















過去の名のある政治家なら、笑顔で「声援ありがとう!」くらいのことは言ってのけただろう。








以前も書いた覚えがあるが、政治家は偉くなればなるほど公式の場で「感情」を表に出してはならないのだ。










安倍一強の感が強まるたびに、彼は感情を表に出すようになった。









予算委員会で、質問者に向かって「野次」を飛ばす首相を私は初めて見た。











どんな政権でも、抵抗勢力や批判は存在する。







逆に言えば、それがあってこそ「健全」であり、そのことで政治は成熟していく。








ところが、安倍首相はその批判や罵声を「こんな人たち」と呼び敵視した。







もしかすると、たしかに不穏な人たちもいたかもしれない。








しかし、それであっても間違いなくほとんどの人が「日本国民」であったはずだ。








その声を真摯に聞かず「こんな人たち」と切り捨てた。







本当がどうか知らないが、以前からの国会前の「集会」「デモ」に向かって安倍総理が「なかなかやかましいね」と笑顔で言ったという。










もちろん時代は変わっている。









デモではなにも変わらないって気もしていても、それでもやらずにいられないで集まる人があれだけいるのだ。









そのことの意味を「やかましいね」と笑っている政治家は「大切な何か」を失っている人だ。











選挙制度(小選挙区制)の効力で「一強体制」ができるが、それが「民主的な自民党」を壊してしまった。










強かったから大人しくしていた子分たちは、こうして自分の尻に火がついてくれば、多分醜いくらいに安倍首相にソッポを向くだろう。









最後に安倍という人を最初から私が信じていなかった理由を繰り返すことにしよう。










第一次安倍内閣の倒れ方が理由である。







安倍総理は持病の「潰瘍性大腸炎」の悪化で突然の辞任表明をした。







身体が悪いからやめることは、大変かわいそうではある。






しかし、問題なのはその辞め方だ。









総理大臣たるもの「芝居」であっても、国会内で「倒れて見せる」くらいのことが無いと、いかにも「放り出した」ように見えるし、多分そうだろう。








周りにそれくらいのことを授ける参謀・側近はいなかったのだろうか・・・。








今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、せめて国民の声を真摯に聞く政治家を選挙で選びますように。








                 May







そんな政治家はいないか・・・・。











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