私は初老男である。
・・・疲れた。
昨年のような「猛暑」が続くわけではないが、逆にゲリラ豪雨のつづく歳も体に負担が来る。
さらに、精神的なプレッシャーが重なり、身も心も両方が疲れている。
本当は終わらせなければならない雑務もあったが、出来なかった。
そんな日曜日の午後である。
さて、初老男は「時間」も「金」も、さらに近くに「映画館」もない。(すごい「田舎」でもないんだけど・・・ってやっぱ田舎か?)
だから、ここ数年映画を見ていない。
そういえばって感じで忘れた頃にBSとかで映画をやる。
そんな中で昨日「るろうに剣心」が放送された。
人気漫画が原作である。
初老男は、そうしたマンガあることは知っていたが読んだことがなかった。
ただ、幕末の侍ものであることらしい。
「斎藤一」が出てくるらしい。
とすれば・・・。
どんなことがあっても、見ておかなければいかない。
と言うことで、映画を見てみたのが・・・。
感想は
「モッタイナイ・・・」
の一言だ。
吉川晃司・綾野剛・江口洋介・須藤元気・香川照之・・・。主な脇役たちである。
女優陣は
武井咲・蒼井優。
数は少ないが、かなりのレベルだ。
こうした脇に囲まれての主演が「佐藤健」では、残念ながら彼では「力不足」だ。(役不足って言いたいが、最近これは「役」の方が演者に不足って意味だと知ったので使いません)
同じことが、今見ているBS大河ドラマアンコール「龍馬伝」でもいえる。
佐藤健の演じているのが「岡田以蔵」そう「人切り以蔵」である。
奇しくもこの役も「剣豪」(?)だ。
演出のせいだろうか?彼が演じている緋村剣心は、今一つ「明るさ」に欠ける。
そして、これも演出のためか、彼の演じている岡田以蔵は逆に「暗さ」に欠けている。
「るろうに~」は原作を読んでいないので、彼の演技で正しいのかもしれない。
しかし、映画の中では、あまりに周りのわき役たちが「濃すぎて」彼が生きていない。
「龍馬伝」での彼は、もっともっと鬱屈した人間だったはずだ。つまりは、彼では岡田の心の闇を表現しきれていない。
更に言えば「るろうに~」の武闘シーン(チャンバラだぁな)は・・・つらい。
格闘であれば、見ていて「カッコイイ」って感じになるが、剣術の武闘は「斬った斬られた」で殺伐とした感じになってしまう。
その殺伐感に彼は「ノれて」いないのだ。
龍馬伝はその武闘シーンに重きが置かれていないだけに、殺伐感は薄いがやはり彼の「軽さ」が気になる。
佐藤健は24歳。仮面ライダー電王でデビューして今「新進気鋭」と期待されているのは分かるが「緋村剣心」「岡田以蔵」ともに彼にはまだ重すぎる役に思える。
まだまだ、先のある彼だから頑張ってほしいなぁ。
だいたい、今この両方をやれる若い役者は・・・ちょっと思いつかないよ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、期待できる俳優を見つけますように。
May
・・・言い訳がましいですが、多分に「演出」によってかなり違ったものになったはずだよねぇ・・・。
・・・疲れた。
昨年のような「猛暑」が続くわけではないが、逆にゲリラ豪雨のつづく歳も体に負担が来る。
さらに、精神的なプレッシャーが重なり、身も心も両方が疲れている。
本当は終わらせなければならない雑務もあったが、出来なかった。
そんな日曜日の午後である。
さて、初老男は「時間」も「金」も、さらに近くに「映画館」もない。(すごい「田舎」でもないんだけど・・・ってやっぱ田舎か?)
だから、ここ数年映画を見ていない。
そういえばって感じで忘れた頃にBSとかで映画をやる。
そんな中で昨日「るろうに剣心」が放送された。
人気漫画が原作である。
初老男は、そうしたマンガあることは知っていたが読んだことがなかった。
ただ、幕末の侍ものであることらしい。
「斎藤一」が出てくるらしい。
とすれば・・・。
どんなことがあっても、見ておかなければいかない。
と言うことで、映画を見てみたのが・・・。
感想は
「モッタイナイ・・・」
の一言だ。
吉川晃司・綾野剛・江口洋介・須藤元気・香川照之・・・。主な脇役たちである。
女優陣は
武井咲・蒼井優。
数は少ないが、かなりのレベルだ。
こうした脇に囲まれての主演が「佐藤健」では、残念ながら彼では「力不足」だ。(役不足って言いたいが、最近これは「役」の方が演者に不足って意味だと知ったので使いません)
同じことが、今見ているBS大河ドラマアンコール「龍馬伝」でもいえる。
佐藤健の演じているのが「岡田以蔵」そう「人切り以蔵」である。
奇しくもこの役も「剣豪」(?)だ。
演出のせいだろうか?彼が演じている緋村剣心は、今一つ「明るさ」に欠ける。
そして、これも演出のためか、彼の演じている岡田以蔵は逆に「暗さ」に欠けている。
「るろうに~」は原作を読んでいないので、彼の演技で正しいのかもしれない。
しかし、映画の中では、あまりに周りのわき役たちが「濃すぎて」彼が生きていない。
「龍馬伝」での彼は、もっともっと鬱屈した人間だったはずだ。つまりは、彼では岡田の心の闇を表現しきれていない。
更に言えば「るろうに~」の武闘シーン(チャンバラだぁな)は・・・つらい。
格闘であれば、見ていて「カッコイイ」って感じになるが、剣術の武闘は「斬った斬られた」で殺伐とした感じになってしまう。
その殺伐感に彼は「ノれて」いないのだ。
龍馬伝はその武闘シーンに重きが置かれていないだけに、殺伐感は薄いがやはり彼の「軽さ」が気になる。
佐藤健は24歳。仮面ライダー電王でデビューして今「新進気鋭」と期待されているのは分かるが「緋村剣心」「岡田以蔵」ともに彼にはまだ重すぎる役に思える。
まだまだ、先のある彼だから頑張ってほしいなぁ。
だいたい、今この両方をやれる若い役者は・・・ちょっと思いつかないよ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、期待できる俳優を見つけますように。
May
・・・言い訳がましいですが、多分に「演出」によってかなり違ったものになったはずだよねぇ・・・。