完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

すべてのことに「爛熟期」が来るけれど・・・。     ~日本政治家の「ユルさ」加減~

2016年02月13日 | 時事ネタ
私は初老男である。



時代が変わったというのは、簡単であるが・・・。


昔に比べて、信じられないくらいに情報量が個人に流れ込んでくる。


言い方がよくないが「下種な」ものの見方から書かれたような情報も多い。


情報というものには、必ず「表と裏」があるので、簡単に信じることができないし、その情報に踊らされる場合も多々ある。


昨日のテレビ番組の中でも、アメリカ公聴会で少女の泪ながら証言が広告代理店の作った「世論誘導」のための脚本だったことが放送されていた。


私はその解説を聞く前に、おかしいと思ったのだが、アメリカ国民はこうしたとき本当に簡単に「誘導」されてしまう。


この証言をきっかけに「湾岸戦争」が始まったことを考えれば、背筋の寒くなる話だ。


そうした意味でも、今は公人・私人の境なくそうした情報に怯えなければならない時代と言えるだろう。



しかし、である。


そうした情報の取り扱いと関係なく、公人としての人々の「間抜け」な発言・行動が目に付く。




       線量問題発言に自分こそ根拠がない環境相


          「歯舞」を読めない北方担当相


         言論の自由の阻害を公言する総務相


    女性の下着を盗んだことがあるのを完全否定しきれない復興相


    化石的な手法「元アイドル芸能人」を客寄せ候補に仕立てる政党


   自分は政治家だから戦争に行かなくていいと言い切るホモ買春疑惑議員


        妻の出産中に複数の女と関係を持つ「育休提案」議員




初老男が若い時には「政治家」という職業の人は、もうすこし「偉い人たち」だった気がする。


もちろん、証明のしようがないのであるが、過去の政治家で名を成した人たちは「無私」の意識が強かった気がする。


そうした人は、こうした「情けない失敗」をしなかった。


やっている政治活動が、細かい行動を吹き飛ばしてしまっていたのではないだろうか。


当時は政治家になった人なら、いつか自分のやりたい「政策」を実行するために「修業」を積んだものである。


ところ、今や「位大臣に上った政治家」であってもこうした「失言」が多い。


過去のUpにも、何度か書いているが55年体制が確立してた時はもっと政治家が「政治家らしく」
あった気がする。


それはとりもなおさず「派閥」という組織を通して、そうした「政策」を実現させる可能性が高かったからだろう。


今や、日本の政治は「隆盛期」を過ぎ「爛熟期」に入っている。


そうした中で、政治家一人一人の目指すべき「政策」も「目標」も、その方法さえもよく見えなくなっている。


今のこうした政治家たちの「失言」「軽率な行動」は、そうした不安感から、自分自身を見失っているからではないかなぁ。。。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、爛熟期にある世の中で自分の行くべき道を見失いませんように。



        May



この頃、国会での安倍総理の受け答えがひどく「横柄」に見える。感情を表に出しているというか・・・。
政治家に限らず、偉い人は極力「冷静な受け答え」をしないと、人間が「軽く」見られるぜ。
コメント
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