私は初老男である。
すっかり、冬真っ盛りであるが・・・。
我が地域は、かなりの「小雪」状態である。
ありがたいことこの上ないのであるが、少々拍子抜けしているのも正直なところ。
困ったもので、やはり降るものは降ってもらわないと後々影響が出るものだ。
たとえば稲作の成長とか・・・。
閑話休題。
今年も大河ドラマが始まった。
先の日曜日が第3回。
先々回から主人公西郷が吉之助を名乗り、演じ手も鈴木亮介の変わった。
実は私はこの時期(幕末・明治維新)が大好きで、それなりに調べもした。
薩摩藩・西郷隆盛はそうした意味でも「明治維新」の象徴的な存在といえるだろう。
しかし、私にとってはとても「謎」の多い人物である。
維新の中心にいたはずなのに掴み所のない人物。
という印象である。
以前に大河ドラマ「翔ぶが如く」が放送されたが、残念ながら原作の小説を越えることができなかった。
主演が今回の語り、西田敏行が西郷・今回の島津斉興役は加賀武史が大久保利利通であった。
こうして思うと、大河ドラマに「何を求めるか」によってかなり評価が変わってくる。
私にとっては西郷という人物の幕末期の意識・行動と維新成立から西南の役で亡くなるまでの意識・行動の明らかな違いはどこから来ているのかを知りたい。
・・・・・しかし。
3回までのドラマ進行を見ていると、どうも私の思惑通りには行きそうにない。
やはり、原作が林真理子・脚本が中園 ミホの両氏であるから仕方のないことであるが、完全「女性の感性」での流れになる。
それは私の求めている方向への話の展開にはならないだろう。
だが、だからと言ってみるのをやめる気はない。
見る方向が違えば「思わぬ発見」があったりするのだから。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分の興味みのあるものには「違う見方」があることを忘れませんように。
May
ドラマの中で「斉彬とお由羅」だけが、薩摩弁になっていない理由を知っていますか?その答えを知っている人はかなりの幕末通ですな。
答えは次回のこのドラマのことを取り上げたUpの時に。