私は初老男である。
いよいよ今年もあと1ヵ月となった。
山の中腹まで雪が見える。
毎年のことながら・・・なんでこんなところに住んでいるんだろう?
ということで、先日阿部総理が、経団連との会合で
「住宅の省エネを促進していく。来年度にトップランナー制度を白熱灯へ適用する」
と、発言したという。
この頃の彼は、いよいよ「迷走」している気がするのは私だけだろうか?
先回のUpで「ちょっとだけ、偉い人の感覚がわかった」と書いた。
しかし、そのUpでも記しておいたが 「見通せる結果」というのは、往々にして「思い込み」である可能性もあるのだ。
小泉純一郎という人が「郵政民営化」という「夢」を、青天の霹靂のような総理大臣就任で叶えた。
これは彼にとって「見通せる結果」だったかもしれないが、いまだにこれは私にとって国民にとって「正しい結果」であったかは怪しいと思う。
何度か記しているが「郵政民営化に反対するものは、すべて『抵抗勢力』です!」と彼は言っていたが、反対していた議員の中には「このやり方」が間違っていると言っていた人も少なくなかった。
私もそう思う。
郵政民営化は、もっと違う形で行えば今までにもっと効率的に事業展開が行われたと思えて仕方がない。
彼の「恋しい、恋しい」の思いが、早計な民営化を招き、様々な混乱を招いた気がしてならない。
その小泉氏の弟子(ではないのか・・・。ただ、この人のやり方をまねているようにみえる)の安倍晋三という人は、いよいよ驕りが見え始めている。
それが、冒頭の発言に表れている。
「LED」を使うことを経済界に要請しているらしいが、一国の総理・政治家の長が「電球の使用」を「財界」に要請するのである。
もちろん、強制力があるわけではないが小泉以前の総理が言ったのと、今の安倍総理が言ったのではその発言の意味は小さくない。
もっとも財界がそんなことで動くほどチャチではないだろうけれど・・・。
毛沢東という人物が「スズメは稲を食べる悪い鳥だ。みんなで駆逐しよう」と言った。
どうなったか知ってます?
ほぼ国民のすべてが「寄って集って」スズメを捕って殺してしまった。
すると、スズメが駆逐してた「昆虫たち」がこれ幸いと繁殖して田畑を荒らしまわって「大飢饉」がやってきて餓死する農民が現れた。
少々うろ覚えで申し訳ないが、これが毛沢東の最初の失敗であったらしい。
このことと、今の「白熱球」問題は同一視するほどのことはないかもしれない。
しかし、一国の首相たるものが「電気全般」のことを話すのはわかる。
が、こうした具体的な品目について発言するのは、その影響力よりも発言した「本人の意識」みたいなものに違和感を覚える。
それ以前に、わけのわからない「一億総活躍担当大臣」なる役職を作ったのも解せない。
今の「白熱球」発言と全く逆に「何をするための・やらせるための役職」なのかわからないし、いったいどんな権限を持っているのかも不明な役職手当をもらえる人を増やすのも、本人の「驕り」につながっているんじゃないだろうか・・・?
こうしたことは、政権における「衰退のキッカケ」である。
私の知っている政権争いの流れは、驚くほど緩くなってしまっているが、だからこそ「劇的」な何かが起こる予感がするなぁ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、安倍総理のちょっとした「ヘンな感じ」を見逃しませんように。
May
この人が政権に「執着」する人かどうかが、もうすぐ分かるよ。
いよいよ今年もあと1ヵ月となった。
山の中腹まで雪が見える。
毎年のことながら・・・なんでこんなところに住んでいるんだろう?
ということで、先日阿部総理が、経団連との会合で
「住宅の省エネを促進していく。来年度にトップランナー制度を白熱灯へ適用する」
と、発言したという。
この頃の彼は、いよいよ「迷走」している気がするのは私だけだろうか?
先回のUpで「ちょっとだけ、偉い人の感覚がわかった」と書いた。
しかし、そのUpでも記しておいたが 「見通せる結果」というのは、往々にして「思い込み」である可能性もあるのだ。
小泉純一郎という人が「郵政民営化」という「夢」を、青天の霹靂のような総理大臣就任で叶えた。
これは彼にとって「見通せる結果」だったかもしれないが、いまだにこれは私にとって国民にとって「正しい結果」であったかは怪しいと思う。
何度か記しているが「郵政民営化に反対するものは、すべて『抵抗勢力』です!」と彼は言っていたが、反対していた議員の中には「このやり方」が間違っていると言っていた人も少なくなかった。
私もそう思う。
郵政民営化は、もっと違う形で行えば今までにもっと効率的に事業展開が行われたと思えて仕方がない。
彼の「恋しい、恋しい」の思いが、早計な民営化を招き、様々な混乱を招いた気がしてならない。
その小泉氏の弟子(ではないのか・・・。ただ、この人のやり方をまねているようにみえる)の安倍晋三という人は、いよいよ驕りが見え始めている。
それが、冒頭の発言に表れている。
「LED」を使うことを経済界に要請しているらしいが、一国の総理・政治家の長が「電球の使用」を「財界」に要請するのである。
もちろん、強制力があるわけではないが小泉以前の総理が言ったのと、今の安倍総理が言ったのではその発言の意味は小さくない。
もっとも財界がそんなことで動くほどチャチではないだろうけれど・・・。
毛沢東という人物が「スズメは稲を食べる悪い鳥だ。みんなで駆逐しよう」と言った。
どうなったか知ってます?
ほぼ国民のすべてが「寄って集って」スズメを捕って殺してしまった。
すると、スズメが駆逐してた「昆虫たち」がこれ幸いと繁殖して田畑を荒らしまわって「大飢饉」がやってきて餓死する農民が現れた。
少々うろ覚えで申し訳ないが、これが毛沢東の最初の失敗であったらしい。
このことと、今の「白熱球」問題は同一視するほどのことはないかもしれない。
しかし、一国の首相たるものが「電気全般」のことを話すのはわかる。
が、こうした具体的な品目について発言するのは、その影響力よりも発言した「本人の意識」みたいなものに違和感を覚える。
それ以前に、わけのわからない「一億総活躍担当大臣」なる役職を作ったのも解せない。
今の「白熱球」発言と全く逆に「何をするための・やらせるための役職」なのかわからないし、いったいどんな権限を持っているのかも不明な役職手当をもらえる人を増やすのも、本人の「驕り」につながっているんじゃないだろうか・・・?
こうしたことは、政権における「衰退のキッカケ」である。
私の知っている政権争いの流れは、驚くほど緩くなってしまっているが、だからこそ「劇的」な何かが起こる予感がするなぁ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、安倍総理のちょっとした「ヘンな感じ」を見逃しませんように。
May
この人が政権に「執着」する人かどうかが、もうすぐ分かるよ。