完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

思わず観てしまいました。     ~大河ドラマ「麒麟がくる 第11話(再放送)」~

2020年04月04日 | テレビ


私は初老男である。



今年は大河ドラマを観ている。




大河ドラマに「時代劇」を望んでいる初老男として、





「評価は未確定」と前回Upした。







しかし「第11回」をみて、かなり心が動いた。







そして、今日。





雪囲い片づけにつかれての昼休みにテレビを見ていると、その「第11回 将軍の涙」の再放送が始まった。





ついつい観てしまった。







そこで「再認識」したことがある。








以前からの確信に近い認識なのだが・・・。






「時代劇が好きな人は『政治』も好き」な筈だ。







なぜなら「歴史」とは「政治の積み重ね」なのだから。








今年の大河ドラマは、おもしろい!







「時代劇」というとチャンバラや戦闘シーンを思い浮かべ、そこに魅力を感じる御仁も多かろう。








しかし、私にとってみればそれはあまり意味がない。






時代劇を「政治の積み重ね」と考える、逆に言えばチャンバラや戦闘シーンは「添え物」でしかない。





そうした意味にではこの「第11回 将軍の涙」は、今まであまり描かれてこなかったその時代における「政治劇」が描かれている。





キャストも非常に良い。





伊藤英明の「斎藤高政」・尾美としのりの「土岐頼芸」・向井理の「足利義輝」あたりは秀逸と言える。





これからの展開において、さらに個々の存在が生きてくるだろう。






だが、一つだけ気がかりなのが・・・。






キャストが多すぎて回収しきれない恐れがある。






「菊丸」や「駒」あたりは、忘れられそうな気がするし吉田鋼太郎の「松永久秀」なんかは、もう出番がないのだろうか?






そうであるならもったいないなぁ。






で、結局前回と同じ結論で終わるのを許してほしい・・・。









こうしたキャストが、良い演技をする中でもっともアクが薄く存在感が薄いのが「主人公・明智十兵衛光秀」の長谷川博已であることが、ある意味凄い。







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、週一の楽しみを見つけますように。








               May




狂言回しってのも、結構むずかしいし魅力的でもあるからね。



コメント
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