完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

まだまだ強者がいるねぇ・・・。    ~初老男では無理か?~

2013年05月28日 | Weblog
私は初老男である。

・・・最悪である。

何年かに一度、自分の状況が「悪い方へ悪い方へ」と向かうときがある。


それが「今」だとは言いたくないが、かなりそれに近い。


何とか、このブログを続けることでペースを取り戻したいものだ。


さて、先日のことである。


「強者」に会ったのだ。



なんの強者かって?   それは読んでのお楽しみ。


私はコーヒーが好きだ。


しかし、缶コーヒーはほとんど飲まない。

言い過ぎるかもしれないが缶コーヒーは、コーヒーと別の飲み物のような気がする。


スーパーの端っこにあるイートコーナーとかを見つけると、とにかくコーヒーを飲みたくなる。


最近コンビニにおいて、ちょっとしたコーヒー「War」が始まっているね。


コンビニにおいて結構な売れ筋であろうこのコーヒー戦争は、私のようなものにとって非常にうれしい。

・・・って言っておきながらなんであるが、あんまり私の好みのコーヒーは無い。

「バリスタ」がどうの「多彩なフレーバー」なんてのが売りのコーヒーマシンとかが設置してあるところが多いからだ。


私はそうした意味では「オールド」とか「クラシック」とか呼ばれるコーヒーファンだからフレーバータイプのコーヒーは好まない。

カフェモカとかカフェラテとかのフレーバーを作るときのベースとなるコーヒーは、どうしてもコーヒー豆の「全部」(渋みや、おいしくない要素と言う意味)を出してしまう。

クリームやほかの物を加えるにはそうでなければならないのだろう。


そうした飲み方をしない私のようなコーヒー飲みには、この手のコーヒーをストレートで飲んでもおいしいと思えない。

残念ながら今のコンビニのコーヒーは、ほとんどこのタイプ。

ならば、それをどう見分けるか?


簡単だ。

マシンタイプのコーヒーは、ほとんどそう。

見た目で言えば、淹れた直後のコーヒーの表面に細かい泡が立っていればこのタイプだ。


だから、・・・私が好みのコーヒーは、コンビニにおいてほとんどない。

好みと言うか、おいしいと思ったのはセーブオンのマシンではないパックで入れる120円のコーヒーだ。


コンビニを除けば、今私の一番の好みは・・・


      「Macのコーヒー」

                      である。


・・・あなた、今笑いましたね・・・。


バカにしちゃいけません。


あのコーヒーは、コーヒーの「最大公約数」なのです。


あの味を肯定できない人は、コーヒーのことは何もわかりません。


っということで「強者」の話。(もう忘れている人もいる?)



そんな私が、あるスーパーの片隅にあるカフェコーナーで、あまりおいしくないコーヒーを飲んでいた時の話。


物憂い午後だった。

中途半端な4時近く。


「飲み放題200円」のコーヒーの3杯目をおかわりしようかどうか悩んでいると、私の斜め後ろの席に長靴に野球帽のじいちゃんが座った。

スーパーのカフェだから、いろんな人が休んでいる。

それにしては、カフェの造りがオシャレすぎて何かアンバランスだ。


その中でも、特に目立ったそのじいちゃんがゆっくりと取り出したものは・・・。


25度の「焼酎」のワンカップだった。


それを「太巻き寿司」のパックをつまみに飲み始めた。

サングラスと野球帽を脱ぐこともなく、彼はゆっくりとだがブレることなくおいしそうにその二つを平らげていく。


(・・・このじいちゃん、車じゃないのかなぁ・・・)

とか

(・・・こういうとこのこういう酒ってうまいんだよぁ・・・。)

とか


私レベルの男は思ってしまう。


こうしたことは「初老男」レベルでは、出来そうでできない。


何より、本人に「酒に対するこだわり」とそれを実行するだけの「気合」が伴わない。


そして、まわりも初老男がこれをやることを許さない。


これこそ「枯れ」の極致ではないだろうか・・・。


このレベルになるには、あと・・・最低10年。いや15年必要だろうか。


それまでには、結構の修業が必要だなぁ。


今回も最後までおつきあいいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「強者」の存在を奇異に思いませんように。


      May


更に強者になると、自転車を「押してきて」(乗ってきてではない)真夏に「日本酒」のワンカップを三口で飲み干し何事もなかったように自転車を押して行く、ってのがある。




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いよいよ近いよ。     ~日本農家の崩壊~

2013年05月20日 | Weblog
私は初老男である。

さて、田圃では「カエル」が鳴きだした。

初老を迎えた男には、また農作業が始まることへの「憂鬱感」がジワリジワリと迫ってくるのである・・・。


最近私の周りで「温室ハウス」が減っている。


何のことかわからない人がほとんどである。


これは「田植え」をするための「苗」を作る農家が減っていることを意味する。


・・・わからない人には、なお意味が分からないだろうけれど、これはいよいよ日本農業の崩壊の第一歩を意味する。


まあ、見方によればそれはとうの昔に始まっていたのだろうけれど。



TPPのことで、日本農業。特に稲作は、ほぼ壊滅的な状況になるだろう。

それは政府の甘やかしに慣れた農家自体のせいだという人もいる。


一理はある。


しかし、とにかく日本の「米」と言うのは、結局のところ「政争の具」とされてきた。


食糧の自給率の話が最近出てきているが、そんなものはちょっと考えれば、日本の自給率が高くないこと、そしてその自給率が簡単に高くならないのは誰でも分かっていたことなのだ。


政治家が自分たちの「票」のために、本当は食料としての米をそれ以外の物として扱ってきた。

彼らが、TPP参加を決めた裏には、その農民の票を見切ってしまったことがある。

つまりは、農民票をあてにしなくても「選挙に勝てる」と踏んだということだ。


だいたい稲作農家は、専業農家としてやっていくためには「20ha以上」の田圃が必要と言われている。

私がわが地域での農家では「大百姓」といわれているが、その経営面積は「約2ha」である。

つまり、わたしが専業農家になろうとすると、今の「10倍」に面積の田圃が必要と言うわけだ。


そして、わが地域での私は農業者としては「若い」方なのだ。

完全に「初老男」と名乗って、ほとんどの人が異論のない私が「若手」なのである。



・・・ずいぶん間が空いてしまって申し訳ない。

再開します。


こんなことをUpしてたら、安倍総理が「農業所得倍増」をぶち上げた。


良く読み込んではいないので、間違った認識かもしれないが、基本的に「耕作放棄地」を整備して「農業法人」に自治体が貸し出す形にするらしい。


結局は、小さく小さくやっている今の兼業農家は「生き残れない」ことになる。


日本人は基本的に「農耕民族」だから「土地」に執着する。

「先祖代々の土地だから・・・」の意識から逃れられない。(だからこそ「ふるさと」みたいな名曲がうまれたりするのだけれど)


当たり前なのかもしれないが、安倍総理は「農業の再生」を目指しているのであって「農家の再生」を目指しているのではない。

同じことじゃないか。と思う人も多いだろうが、つまりは「小さな兼業農家はやめてしまえ!」って言ってるように聞こえる。

まあ、仕方のないことなのだろうけれど。


果たして、その集約した土地を管理する「農業法人」が、ちゃんと農業をやっていけるのだろうか・・・。

現場にいる人間として「農業法人」にもいろいろあって、すべてが良い方向に向くとは思えないが・・・。


こんな心配をするのも「初老男」なのであろう。


私のような農家は、結局「ジリ貧」になるのかなぁ・・・。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、実は日本の農業が非常に危ういことになっていることに気が付きますように。


           May


50代の後半になる私には、農業に「明るい未来」は抱けないなぁ。
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ちょっと気になった・・・  ~何かがおかしい~

2013年05月06日 | Weblog
私は初老男である。

・・・寒い!

21日に雪が降ったのが、50を過ぎた私にっては「新記録」だった。

まあ、きょう(5/3)も、雪は降らなかったが、お隣の町の山にはやっぱり「雪」が降ったらしい・・・。


嫌な予感がするなぁ・・・。

こうした年は「荒れる」・・・。



さて、普通の地域では1月の15日(今はちがうっけ?)が「成人式」だろう。

しかし、我が地域では昔は「お盆」だったが、今はこの「GW(ゴールデン・ウィーク)」なのだ。



街に出てみると・・・「晴れ着姿」の娘たちや「羽織袴」の青年が、あちらにもこちらにも。


・・・なにか変だ?


着飾った若者たちは、非常に様になっている。

じっとして、にこやかに笑っている姿は本当に微笑ましい。


しかし、何か変なのだ。



これは、私のような初老男でなければ気が付かなかったかもしれない。


その違和感は、その子たちの



          「所作」(しょさ)

                     にあったのだ。


・・・もしかすると「所作」って何のことかわからない貴兄も多くなったかもしれない。


つまりは、その衣装に合わせた動作・しぐさのこと。(和服を着たときに特に使うね)


当たり前のことであるが、私を含め今の日本人は「和服」を着慣れていない。

だから、和服を着た時であっても日頃の服を着ている時と同じ動作をしてしまう。

それが、実は和服を身に着けている時にはひどく滑稽に見えることがあるだ。


成人式を迎えた二十歳の若者たち、得に「女の子」たちは一緒にいる「男の子」たち(あえて『子』って言わせてもらう)に置いて行かれないように、着物の裾がチラチラと開くほど足を広げて歩いている。


肩で風を切り、体を揺すって振袖が不自然に左右に振れる。

男の子たちも同じで、雪駄に袴・紋付。

だが、膝を高く上げて頭を上下させて歩いている。


・・・残念ながら、だれもそのことに気が付かない時代なのだろう。


和服を着た女性は、その裾が絶対開かないように歩く。

なぜなら、昔の女性は「パンティ」をはいていない。

気を許すと、前が完全に見えてしまったりするのだ。


ちょっとしたことで和風の裾は開いてしまうから、下を気にしながら顎を引いてチョコマカと歩く。


あまり、見なくなったが時代劇の女優たちは、さすがに二十歳の娘たちのような「所作」はしない。

男もそうである。

和服を着た男は、基本的に足を高く上げない。

「摺り足」を基本である。

だから、なんとなく間抜けに見える。


まあ、私等の成人式の頃も同じような状況だったろうけどね。


そうしたことに、気が付かない、気が付いてもそれを実行でき無いからこそ「二十歳」なんだろうけど。


これから5~6年で、それを「気にした」人と「気にしなかった」人ではかなりの差が出てくる。


今回見た新成人のみんなは、どうなるのだろう。

とても気になる。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、そうした所作を気にしますように。


             May


初老男になると「和」の細かいことがとても気になるのです。




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小ネタを幾つか。     ~気になるいくつかのこと~

2013年05月03日 | Weblog
私は初老男である。

GWである。

若いときにはワクワクして仕方がなかったのになぁ。


歳を取るということは、そうした「ワクワク」が薄くなるってことなのだろうか?

しかし、それもそんなには悪いことではない気もするなぁ。


さて、小ネタを幾つかシリーズ。

まず


       「政治家の靖国参拝」


大勢の超党派の政治家が、靖国神社を参拝し、つい昨日も稲田朋美行政改革担当相が参拝したという。

北アジアのことに興味を持って幾つかの結論を出している。

そうして思う。

この「靖国参拝問題」は、純粋に日本国内の問題である。


いつものことであるが韓国と中国が「あーでもない・こーでもない」と、訳の分からんことを言ってくる。

しかし、である。

竹島を不法占拠しあまつさえ任期切れ間際の大統領が、人気取りのために竹島に不法入国(ビザもなく勝手に「日本領内」に入ってきたのだ)している。

完全な国際上も「違法」である。


中国も尖閣諸島に戦艦を「違法に」航行させている。

これは間違いなく「挑発行為」である。


しかして靖国参拝は「純然と」自分の国の施設に日本国民が、その自分自身の意識において神社を参っているだけだ。

こうしたことは、今回1度にせず毎年どころか半年1度くらいにやるべきなのだ。

人間と言うのは「慣れ」る生き物だ。


毎年、半年毎に政治家が大勢で靖国参拝をすれば、韓国・中国も「またやってる」って思うようになる。

現実に私たちが「竹島占拠」「尖閣威嚇」を聞いて「またやってる」って思うようになってないけ。


本当は一番忘れていけない「福島原発」のことだって、もう「安全」みたいな感じになってる。

本当は全く予断を許さな状況なのに・・・。



続いて


      「日ロ平和条約締結」


このことを知らない人も多いのではないだろうか?

日本とロシア(旧ソ連)は平和条約を締結していないのである。


上の記事の件を少し膨らませて歴史問題を考えると当然、第二次世界大戦の終盤で日本とこの国との関係に興味を持たずにいられない。


社会主義・共産主義が、この戦争の後に確立したといっても過言ではない。

悪意を持ってばかりの外交史感を、披露する気はないのだが、この国は敗戦濃厚の大戦終盤に日本に対し「中立条約」を一方的に破棄して「満州国に侵攻」してきた。

それによって、残っていた日本人を抑留して自分の国の過酷な労働に使ったのだ。

その数は200万人、死亡者は40万人とも言われている。


まあ、とにかく「平和条約」を締結できるのであれば、それに越したことは無い。

ただ、今現在「北方四島」はロシアに「実効支配」されていて、そこに住んでいるロシア人は、もう2~3代どころか4代目くらいの人たちが暮らしているのではないだろうか?

そうした人たちに「出ていけ」とかいうわけにはいかないだろうし、どうした形でこの北方四島問題の落としどころをみつけるのだろう?


最後に

      「憲法改正問題」


って思ったけど文字数が1400文字に届きそうなので、回を改めることしよう。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、時事小ネタに興味を持ちますように。


     May


そろそろ日本も「外交ヘタ」を卒業しないとマズイ時期だぁね。
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