私は初老男である。
・・・最悪である。
何年かに一度、自分の状況が「悪い方へ悪い方へ」と向かうときがある。
それが「今」だとは言いたくないが、かなりそれに近い。
何とか、このブログを続けることでペースを取り戻したいものだ。
さて、先日のことである。
「強者」に会ったのだ。
なんの強者かって? それは読んでのお楽しみ。
私はコーヒーが好きだ。
しかし、缶コーヒーはほとんど飲まない。
言い過ぎるかもしれないが缶コーヒーは、コーヒーと別の飲み物のような気がする。
スーパーの端っこにあるイートコーナーとかを見つけると、とにかくコーヒーを飲みたくなる。
最近コンビニにおいて、ちょっとしたコーヒー「War」が始まっているね。
コンビニにおいて結構な売れ筋であろうこのコーヒー戦争は、私のようなものにとって非常にうれしい。
・・・って言っておきながらなんであるが、あんまり私の好みのコーヒーは無い。
「バリスタ」がどうの「多彩なフレーバー」なんてのが売りのコーヒーマシンとかが設置してあるところが多いからだ。
私はそうした意味では「オールド」とか「クラシック」とか呼ばれるコーヒーファンだからフレーバータイプのコーヒーは好まない。
カフェモカとかカフェラテとかのフレーバーを作るときのベースとなるコーヒーは、どうしてもコーヒー豆の「全部」(渋みや、おいしくない要素と言う意味)を出してしまう。
クリームやほかの物を加えるにはそうでなければならないのだろう。
そうした飲み方をしない私のようなコーヒー飲みには、この手のコーヒーをストレートで飲んでもおいしいと思えない。
残念ながら今のコンビニのコーヒーは、ほとんどこのタイプ。
ならば、それをどう見分けるか?
簡単だ。
マシンタイプのコーヒーは、ほとんどそう。
見た目で言えば、淹れた直後のコーヒーの表面に細かい泡が立っていればこのタイプだ。
だから、・・・私が好みのコーヒーは、コンビニにおいてほとんどない。
好みと言うか、おいしいと思ったのはセーブオンのマシンではないパックで入れる120円のコーヒーだ。
コンビニを除けば、今私の一番の好みは・・・
「Macのコーヒー」
である。
・・・あなた、今笑いましたね・・・。
バカにしちゃいけません。
あのコーヒーは、コーヒーの「最大公約数」なのです。
あの味を肯定できない人は、コーヒーのことは何もわかりません。
っということで「強者」の話。(もう忘れている人もいる?)
そんな私が、あるスーパーの片隅にあるカフェコーナーで、あまりおいしくないコーヒーを飲んでいた時の話。
物憂い午後だった。
中途半端な4時近く。
「飲み放題200円」のコーヒーの3杯目をおかわりしようかどうか悩んでいると、私の斜め後ろの席に長靴に野球帽のじいちゃんが座った。
スーパーのカフェだから、いろんな人が休んでいる。
それにしては、カフェの造りがオシャレすぎて何かアンバランスだ。
その中でも、特に目立ったそのじいちゃんがゆっくりと取り出したものは・・・。
25度の「焼酎」のワンカップだった。
それを「太巻き寿司」のパックをつまみに飲み始めた。
サングラスと野球帽を脱ぐこともなく、彼はゆっくりとだがブレることなくおいしそうにその二つを平らげていく。
(・・・このじいちゃん、車じゃないのかなぁ・・・)
とか
(・・・こういうとこのこういう酒ってうまいんだよぁ・・・。)
とか
私レベルの男は思ってしまう。
こうしたことは「初老男」レベルでは、出来そうでできない。
何より、本人に「酒に対するこだわり」とそれを実行するだけの「気合」が伴わない。
そして、まわりも初老男がこれをやることを許さない。
これこそ「枯れ」の極致ではないだろうか・・・。
このレベルになるには、あと・・・最低10年。いや15年必要だろうか。
それまでには、結構の修業が必要だなぁ。
今回も最後までおつきあいいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「強者」の存在を奇異に思いませんように。
May
更に強者になると、自転車を「押してきて」(乗ってきてではない)真夏に「日本酒」のワンカップを三口で飲み干し何事もなかったように自転車を押して行く、ってのがある。
・・・最悪である。
何年かに一度、自分の状況が「悪い方へ悪い方へ」と向かうときがある。
それが「今」だとは言いたくないが、かなりそれに近い。
何とか、このブログを続けることでペースを取り戻したいものだ。
さて、先日のことである。
「強者」に会ったのだ。
なんの強者かって? それは読んでのお楽しみ。
私はコーヒーが好きだ。
しかし、缶コーヒーはほとんど飲まない。
言い過ぎるかもしれないが缶コーヒーは、コーヒーと別の飲み物のような気がする。
スーパーの端っこにあるイートコーナーとかを見つけると、とにかくコーヒーを飲みたくなる。
最近コンビニにおいて、ちょっとしたコーヒー「War」が始まっているね。
コンビニにおいて結構な売れ筋であろうこのコーヒー戦争は、私のようなものにとって非常にうれしい。
・・・って言っておきながらなんであるが、あんまり私の好みのコーヒーは無い。
「バリスタ」がどうの「多彩なフレーバー」なんてのが売りのコーヒーマシンとかが設置してあるところが多いからだ。
私はそうした意味では「オールド」とか「クラシック」とか呼ばれるコーヒーファンだからフレーバータイプのコーヒーは好まない。
カフェモカとかカフェラテとかのフレーバーを作るときのベースとなるコーヒーは、どうしてもコーヒー豆の「全部」(渋みや、おいしくない要素と言う意味)を出してしまう。
クリームやほかの物を加えるにはそうでなければならないのだろう。
そうした飲み方をしない私のようなコーヒー飲みには、この手のコーヒーをストレートで飲んでもおいしいと思えない。
残念ながら今のコンビニのコーヒーは、ほとんどこのタイプ。
ならば、それをどう見分けるか?
簡単だ。
マシンタイプのコーヒーは、ほとんどそう。
見た目で言えば、淹れた直後のコーヒーの表面に細かい泡が立っていればこのタイプだ。
だから、・・・私が好みのコーヒーは、コンビニにおいてほとんどない。
好みと言うか、おいしいと思ったのはセーブオンのマシンではないパックで入れる120円のコーヒーだ。
コンビニを除けば、今私の一番の好みは・・・
「Macのコーヒー」
である。
・・・あなた、今笑いましたね・・・。
バカにしちゃいけません。
あのコーヒーは、コーヒーの「最大公約数」なのです。
あの味を肯定できない人は、コーヒーのことは何もわかりません。
っということで「強者」の話。(もう忘れている人もいる?)
そんな私が、あるスーパーの片隅にあるカフェコーナーで、あまりおいしくないコーヒーを飲んでいた時の話。
物憂い午後だった。
中途半端な4時近く。
「飲み放題200円」のコーヒーの3杯目をおかわりしようかどうか悩んでいると、私の斜め後ろの席に長靴に野球帽のじいちゃんが座った。
スーパーのカフェだから、いろんな人が休んでいる。
それにしては、カフェの造りがオシャレすぎて何かアンバランスだ。
その中でも、特に目立ったそのじいちゃんがゆっくりと取り出したものは・・・。
25度の「焼酎」のワンカップだった。
それを「太巻き寿司」のパックをつまみに飲み始めた。
サングラスと野球帽を脱ぐこともなく、彼はゆっくりとだがブレることなくおいしそうにその二つを平らげていく。
(・・・このじいちゃん、車じゃないのかなぁ・・・)
とか
(・・・こういうとこのこういう酒ってうまいんだよぁ・・・。)
とか
私レベルの男は思ってしまう。
こうしたことは「初老男」レベルでは、出来そうでできない。
何より、本人に「酒に対するこだわり」とそれを実行するだけの「気合」が伴わない。
そして、まわりも初老男がこれをやることを許さない。
これこそ「枯れ」の極致ではないだろうか・・・。
このレベルになるには、あと・・・最低10年。いや15年必要だろうか。
それまでには、結構の修業が必要だなぁ。
今回も最後までおつきあいいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「強者」の存在を奇異に思いませんように。
May
更に強者になると、自転車を「押してきて」(乗ってきてではない)真夏に「日本酒」のワンカップを三口で飲み干し何事もなかったように自転車を押して行く、ってのがある。