私は中老男である。
中老男になってつくずく思うようになった。
大抵の人は自分のことを「平凡」だと思っている。
だが、当たり前だが一人として他人と全く同じ感覚の人間など存在しない。
特に「正義感」や「金銭感覚」「性的嗜好」等々は恐ろしいほどに違っている。
金銭感覚や性的嗜好については、また別の機会に回すが・・・。
今回Upしたいのは
究極の選択である。
「清廉潔白のあまり役に立たない政治家」
と
「金に汚いが有能な政治家」
のどちらを選ぶか?
である。
まあ、それも「程度の差」があるのであろうが・・・。
安倍晋三という総理だった人を「許せる人」が結構多いのに驚いた。
どこかで書いたが「あんな下品な政治家」を私は知らない。
総理大臣が国会の公式の場で、質問している議員に「野次を飛ばした」のである。
公式の国会発言で「うそ」を連発したのである。
そうしたことを「大したことではない」という人が少なからずいるのだ。
これもだいぶ前に書いたことなのだが・・・。
たぶん今は信号機の黄色で「必ず止まる」人は少ないだろう。
私が免許を取った頃は(なんと42年前)黄色信号では「進む車」の方が珍しかった。
この40年で逆転してしまった。
これはホンのちょっとずつ「黄色で進む車」が増えてきて今に至ったのだ。
安倍晋三という人が総理の品を「野次を飛ばす」「国会の公式の場で『ウソをつく』」という行為で品を落とす「最初の一歩」を踏み出しのだ。
しかも、その安倍政治を評価する人まで少なくないのだから。
以後の総理大臣は「安倍さんがやったから」という免罪符の元に「野次」を飛ばしたり「うそ」を平気でつくようになるだろう。
お笑いの世界などもおかしくなってきている。
お笑いを含めた芸能人の男たちは「女性にちやほやされたい」なんてのは、かなりのモチベーションだったはずだ。
これだけ「性の情報」が溢れいてるのに「恋愛の一つの形」である「不倫」がとんでもなく「ヒドイ行為」の認識になってしまった。
不倫が悪くないなどというつもりはないが、以前の日本においては「愛人」とか「妾」はある地位以上の人たちにとっては「ステータス」だったはずだ。
なにか「歪んだ状況」にどんどんなっている。
政治の世界も、お笑いの世界も私の想像しない方へむかっていくのだろうか?
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも歪んだ「政治」と「お笑い」がどうなるかを見極めますように。
May
忖度っていうか、曖昧っていうか「まあ、いいんじゃない」ってうか・・・。そんな時代が懐かしい。。。。