完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「潔さ」って日本人の美徳?(パート2)      ~現代日本人の「潔さ」考~

2013年10月14日 | 
私は初老男である。

まずまずの三連休であった。


しかし、私はあまり楽しめなかった。


まあ、遊ぶばかりが「良いこと」でないのは理解している歳だ。


人間ちょっとした「ストレス」がある方が、健全な人生を送れるようにできているのだ。





と言うことで「パート2」をお送りします。


さて「諭旨免職」と「懲戒免職」の違いを、調べてもらっただろうか。


それを実行した人だけがわかるのだが、まったく今の「みのもんたの事件以降の対応」にピッタリリンクする処分だね。


実を言うと前回の「パート1」で話をまとめようと思った。


しかし、話をまとめようとすればするほど、まとまらないことに気が付いた。



まあ、先回のUpの中で武士が「切腹のやり方を日頃から考えている」といい、自分もさもありなんと考えて初老となった人間として、いまの日本における「潔さ」は本物なのか疑わしくなってきた。



みずほ銀行の記者会見などは、数日でアッサリ「前言撤回」である。


そして、その関係者「元頭取」は朝のワイドショーの取材に、大した罪悪感ものなく「知ってましたよ」・・・。


日本男児はいずこに・・・。



まあ、そんなことを嘆くことに逡巡する気は・・・実はない。



初老男となった私は、若いときには考えられない位に「背負う物」が大きいことを認識している。


それは、若いときには想像も出来ないくらいのものだ。


なんたってあ~た、毎日大きくなっていく「赤ん坊」なんてのが身近にいるようになれば「現実」を直視せざるを得ないぜ。


そして、そのためなら「潔さ」さえ失う事執着しないくらいに「背負う物」は大きい。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若手ライバル同志の「顔」を比べる。その1(もちろん私見)   ~ゴルフ松山vs石川~

2013年08月11日 | 
私は初老男である。

猛暑である。

言葉にすると、それだけで「熱中症」になってしまうような恐怖感がある。

しかし、この猛暑は少なくとも私の住んでいる地域においては、すっきりした「夏の暑さ」ではない。

夏の暑さの象徴は「抜けるような青空」「澄んだ空気」を伴った「気温の高さ」にある。


梅雨明け宣言から2週間ほどしか経っていないが、そうした「夏の暑さ」には、ほとんどなっていない。


どこか、鈍く曇った空と、濁った空気感が漂っている。


そうしているうちにもう「立秋」は過ぎてしまっているのだ。

・・・なにか今の天気に不気味ささえ感じている初老男である。



さて、久しぶりに「顔」のカテゴリーにUpしようと思ったのは、最近とみに若手でありながら活躍しているアスリートが多いことに触発されたからだ。


まず

      
      「松山英樹」


説明は不要だろう。


この人は、イケメンであろうか?


と言うより私にとって、今の世間的な「イケメン」の基準がわからない。


彼の顔の特徴は「耳から下の頑丈さ」ではないだろうか?


今の若者の顔の特徴は、この耳より下の顎・口の部分が以前より小さく細くなってきていることだ。

そのため、歯が顎の大きさに余ってしまい歯並びの悪いというのも、現在の若者の特徴だという。


松山はそうした意味でも「健啖家」では、無いだろうか?

顎の強さは咀嚼の強さを意味して胃腸に負担がかかりにくい。


胃腸が強いということは、海外などに行ったときに体調を崩しにくいということだ。

体つきもがっちりとして、スイング自体にブレがない。

それが彼の「安定した成績」の理由ではないだろうか。

耳から上も、はっきりした「目つき」と「切れ上がった眉」「広い額」をもって「意志の強さ」を見て取れる。


もちろん、私の見た目で判断できるほどゴルフは簡単ではないだろうけれど・・・。


対して彼のライバルと目されている



      「石川 遼」


彼も説明は必要あるまい。


彼も、イケメンだろうか?


彼の登場は下降気味だった日本男子ゴルフ界に現れた「ヒーロー」だったことはご承知の通り。


今、こうして松山が登場してみると石川は、いかにも「線が細い」って気がする。


松山のところで「耳より下の顎・口の部分」の話をしたが、石川はまさに現代っ子であり、顎が細くシュッとしている。

結局、そのことが松山と全く逆で咀嚼の弱さと胃腸の弱さが見て取れる。

石川の体つきは、やはり松山と逆にしなやかで格好がよいがそれが、スイングの不安定さにつながっているように思える。


話によると、松山はそのガッチリした体躯と顔つきからは伺えないくらい「堅実」なゴルフをするという。

冒険をあまりせず、無理をしないゴルフだという。


逆に石川のゴルフは、かなり「イケイケ」らしい。

常に積極的に狙ってスコアメイクをすると聞く。

そうした意味では石川のしなやかな体は「ハマる」と爆発的な成績を残すってのは、なんとなく頷ける。


石川の調子がここ1~2年パッとしない中で、グングンと松山が石川を追いかけて、今や抜き去った感がある。


しかし、若い二人の関係がこのままずっと同じと言うことはありえない。


まさに「対照的」な松山と石川が、どうなっていくか本当に楽しみだ。


私が生きているうちに「メジャー制覇!」の夢を叶えてくれるのが、この二人のどちらかであってほしいものだ。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、じっくりと人の「顔」を眺めますように。



          May


次回は水泳の「瀬戸大也vs荻野公介」を分析したいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの「顔付」     ~井上尚弥と佐野友樹というボクサー~

2013年04月17日 | 
私は初老男である。

今、生中継のボクシングの試合を見ている。


カテゴリーが「顔」になっているのは、本当に久しぶりだ。

しかし、このカテゴリーを選んだには理由がある。


そう、知る人ぞ知る日本ボクサーの「スーパーホープ」井上尚弥の「顔」に興味を持ったからだ。


ボクサーと言うのは、ボクサーの顔をしている。(当たり前だ)

しかし、ボクサーの顔をしていないボクサーもいる。


チャンピオンになってさえその顔になっていない人も・・・。(誰とは言わないが)


井上の顔を特異な印象をもったのは、その顔に付いた「筋肉」による。



少々話の筋が変わってしまうかもしれないが、日系のアメリカ人がやっぱり純な日本人には見えない。

それはなぜか?

日本人と中国人は意外に見分けやすいが、日本人と韓国人はそれより見分けにくい。

それはなぜか?


私はその理由を「顔の筋肉の付き方」の差ではないかと思う。

顔の筋肉は、主に使う言語の発音に使う部位が発達する。

逆に言えば主として使う言語に出てこない発音につかう筋肉は退化することになる。


日本人と韓国人が似ているのは単純に「蒙古系」だからだけではなく、つまりハングルと日本語の「発音が似ている」からだと思うのだ。

韓国人の日本語って、他の国の人の日本語より違和感ないと思いません?

草剛の韓国語が違和感がないのには他にも理由がありそうだけど・・・。


ダルビッシュはイラン人と日本人のハーフで、アメリカで活躍しているけど、やっぱり日本人の顔が変わらない。


・・・いつまで無駄話をしているのだ!


何が言いたいかと言うと、井上の顔は非常に特異な顔をしているように見えるということ。

誰かに似ている。

ずいぶん昔のボクサーに似ている気がするのだ。

そう、伝説のチャンピオン「大場政夫」に似ている。(古すぎて分かる人がすくないだろうなぁ、興味のある方はしらべてみてね)

頬骨の付近の筋肉の盛り上がりが異様に高い。

先ほどの話と矛盾するかもしれないが、言語ではなくパンチを撃つために歯を食いしばる。

そのことによって顔の筋肉が発達したのではないだろうか。

いい顔をしてると思う。


今回の佐野友樹戦を見終わって思う。


井上は「すごい!」


この男は近い将来「世界チャンピオン」になる。


まず、間違いない。


しかし、私は思うのだ。

「佐野友樹は強かった!」と。

この人の顔も「いい顔」していた。

井上よりも11歳上の31歳。

その潰された鼻は「違った意味」での「本物のボクサーの顔」だ。


結果は井上のTKO。

井上は右拳を痛め苦戦をしたといえる。

「拳を痛めなければ、もっと楽に勝っていた」と言う人がいるだろう。

しかし、私は逆だと思う。

拳を痛めたのは、偶然ではなく「佐野」と闘ったからだ。

先回のUpでの「タイミング」の話の通りだ。


そのことは、井上本人なら分かっているだろう。


私はこの試合を「怪物 井上尚弥」の圧倒的な勝を見たかった。


だが、それよりももっともっと「良いもの」を見せてもらった気がする。


最後の井上の攻勢で、佐野のTKO負けを判断をしたレフェリーは正しかったと思う。


しかし、あのまま試合を続けていればまだまだ面白かったようにも思える。


・・・ことにおいて「たら」や「れば」はないんだったね。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。皆さんも人間の「顔」をじっくりと見極めますように。


                May


井上はたしかに「怪物」かも知れない。しかし、若い。若すぎる。その若さの裏に、なんとなく「脆さ」が張り付いているように思えてならない。









コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはり思った通りの・・・    ~水谷修氏の講演~

2012年03月25日 | 
私は初老男である。

最近、本当に「初老」であることを実感する出来事に出合った。

本当に単純なこと。

あるホームセンターで知り合いに会った。

正確に言えばすれ違っただけだ。

10年ほど前には結構頻繁に顔を合わせていた人で、2人の大きな娘を二人連れていた。

当然、声を掛け合って・・・。


とはならないのである。

すれ違って、かなり経ってから「・・・今のは○○じゃあなかったか?」

そうなのだ、お互いのイメージは10年前のの顔であるから瞬間的にはわからなかったのだ。

「そうかな」と思っても「違うかもしれない」とおもうと、声が出ない。

今回はそうならなかったが、しばらく行ってからお互いに振り返り、バツが悪そうに会釈するなんてこともある。

これからは、こんなことが増えるのだろうな。


さて、大袈裟にいうと「一生に一度でいいから聞きたい」と思っていた講演を聞くことができた。


そう、

      「水谷修(夜回り先生)氏の講演会」

                        である。


この人の講演は、お金を出せば聴けるというものではない。

ある意味「神出鬼没」で、本人のホームページはないのでなないだろうか?

だから、いつどこで講演会をするかを検索できないのである。(何か方法があるのかもしれないですが)

その講演会がこの20日の休日に我が市で行われたのだ。



世にはたまにこうした

            
         「人を超越した存在」

                       が出現する。


人間だれしろ「欲」と言うものにとらわれている。


本能的な「食欲」や「性欲」、物質的な「収集欲」。

目に見えないが故に厄介な「名誉欲」「権力欲」等々。


それらすべては「私欲」(自分個人に対する欲)であろう。


現実に「事を成す」人間は、この「私欲」が薄い。(無いとはいえないよなぁ)

そうでなくては人は共感しないし、付いていかない。


この水谷氏を支えているのは、この「無私」の意識だろう。



自分は講演をやったことはほとんどないが、人前でしゃべったことは少なからずある。


そうした人がほとんどだろう。


だから分かる。



彼のすごさが。


講演が始まったのが、午後の1時30分。

会場に入って30分ほどあった。

時間も時間だったので「ウツラウツラ」してしまった。


様々セレモニー的なお偉方のあいさつの間もずっとウツラウツラしていたのが、彼の第一声で目が覚めた。

少々早口で、自分が「夜の世界の人間である」話から講演が始まった。


彼のことはかなり前から知っていて何冊かの本も読んでいる。

そのために講演内容はほとんど来たことのある内容であったが、当然のことであるけれど、本を読んで知っているのと、本人の話を聞くのは全く別物と言ってよい。

・・・やはり、自分はどうやっても、彼のレベルに行けそうにない。

どんな内容においてであってもだ・・・。

せめて、その講演に感銘を受けた事のホンのすこしでも自分の行動に生かしていければ、良しとしよう。


講演の最後は、彼自身がかかわって亡くなった少年の話で締めくくられた。

その話は繰り返すようだが、知っていた。

それでも・・・。

私は思わず目頭を押さえた。


今回も最後までお付き合い頂きありがとう。これを読んだみなさんも水谷氏の講演を一度は聞きますように。

                    
                       May


水谷氏の精力的な活動はすでに「神懸って」いる。



                       






コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ明日!    ~宮市日本代表デビュー・・・か?~

2012年03月01日 | 
私は初老男である。

トランぺッターの「モーリス・アンドレ」が死んだ。

クラシック音楽に興味のない人には、なんのことかわからないと思うが、この人は不世出のトランぺッターだった。

まるでフルートやピッコロのようにトランペットを吹いた。


一枚でいいから彼のCDを聞くことをお勧めする。

トランペットと言うと、管楽器のエースであり一般的にその音色を聴いたことのない人はいないだろう。

そのイメージを、まったく変えてしまうくらいに彼の演奏は素晴らしい。

また、偉大なアーティストが一人この世を去って行った。


合掌



さて、新カテゴリー「顔」の第2弾は・・・・



        「宮市 亮」

                     である。


もちろん、読者のみなさんは何者かを知っているだろう。(知らない人は、サッカーに興味のない人だな?)

明日のワールドカップ最終予選ウズベキスタン戦に、初召集された日本期待のサッカー選手だ。

この人を初めて見たのは高校サッカー選手権だった。

この人の顔は、その時からほとんど変わっていない。

しかし、顔下半分は幼く見えるが、上半分は完成されてる。

強い意思を表す太い眉と、大きく見開く眼がいい。


やはり「なにか」を「持ってる」顔だ。

何しろサッカーの本場ヨーロッパで、物おじせずにあのプレーを展開するのは「怖いもの知らず」なだけではないだろう。

最近彼のインタビューを聞いた。

それで「おや?」と思ったのは、意外に野太い「声」だということ。

サッカー選手において「声」は重要だ。

チームとしてゲーム中のコミュニケーションをとるときも、その声の質と大きさは重要なポイントだ。



オリンピックの日本代表には、ぜひ彼が必要と思っているがなかなか召集しにくい事情があるんだろうなぁ。


と言っているうちに、現在3月1日午後9:00。

結局宮市の出番がなかったのは、ご承知の通り。

昨日のウズベキスタン戦については次のUpでじっくりとやろうと思う。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分の顔つきに自信が持てますように。

                                  May

宮市見たかったなぁ・・・。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新カテゴリーを作成    ~「顔」ってどう?~

2012年02月28日 | 
私は初老男である。

少々咳が続く。

乾いた咳で熱はない。

しかし、医者に行くと「軽い肺炎」だという。

・・・最近は、ほとんど病気らしい病気になっていなかった。(怪我はあったけどね)

肺炎なんて年寄のなる病気と思っていたが、結局私もその「年寄」になったと言うことか・・・。

自分の「初老」を更に自覚するこの頃である。


さて少し前に、


          「見た目こそが、その人の『すべて』である」


ということでUpした。


ある意味これは、自分自身の「見る目」の鍛錬だともいえるのだ。

ちょうど、そのチャンスがめぐってきた。


今日の午後、Eテレで先日の「ローザンヌ国際バレエコンクール」の模様が放送されていた。

もうみなさんご承知だろうが、日本の女子高校生「菅井円加さん」が一位となった。

このローザンヌ国際バレエコンクールの模様は、毎年テレビで放送されていて、ずっと見てきたのだが、最近見逃すことが多かった。(なかなか日本人も上位に入賞しないしね)


そして問題の彼女の「顔」である。

自信に満ちた顔つきだ。

そして、本当に「化粧映え」する顔だ。

それは、演技者としてプラスに作用するだろう。

化粧をする前の普段の彼女の顔は、どこかしら「能面」の印象を与える。

決して悪い意味ではない。

能面は見る人によって、さまざまに変わって見えるという。

まさに今の彼女の状況を表している。



インタビューを受けている時の顔は余裕さえ感じられる。

とても高校2年生には見えない。

彼女の生活は「バレエ」一色だと聞く。


まあ、当然だ。

そうでなければ、あの「顔」にならない。

寝ても覚めてもバレエの事ばかりを考え、行動している彼女には「確信」があるのだ。

自分の練習が着実に自分の身になっていることに。

しかし、何度かインタビューを受けている顔を見ていると、ホンの少しだけ、本当に少しだけだが、迷いとも翳りとも思える表情が見える。

その翳りが、消えたとき彼女の顔つきはどんな顔つきになっているのかとても楽しみだ。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分の顔は自分自身が作ってきたことに気が付きますように。

    
                              May

しかし、番組最後に出てきた「熊川哲也」と「吉田都」の顔は、まさに完成されたアーチストの顔だったなぁ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする