私は中老男である。
連休初日は・・・・。
ボーっとしてた。
そして気が付くと
「全日本柔道選手権」を見ていた。
人間60年以上生きてくると、1年の過ぎるのが本当に早い。
昨年もこの大会をボーっと見ていたのを覚えてるが・・・。
まるで先月見ていたような感覚だ。
BSで午後1時から放送が始まり、3時で休憩が入り4時から地上波で準々決勝から放送されていた。
様々所用で出かけたので、4時からの地上波放送は録画しておいた。
今その録画を見終わったのであるが・・・。
やはり「全日本」は、とても「おもしろい!」
以前から「柔道」が「JUDO」になってしまって「面白くない」と嘆いていた私である。
柔道着を着て自分の国の格闘技を行う「柔道もどき」(JUDO)が。
「改正」されなかったら私はテレビ観戦などやめてしまっていたろう。
細かい改正は確認していないが
前出の「こじつけの柔道技」が基本的に禁止になり4分の試合時間後はGS(ゴールデンスコア)で時間無制限。
反則3回で「反則負け」というの「反則の取り方」によるが、合理的な判断基準だろう。
そして「全日本柔道選手権」は「体重無差別」
普通の大会では見られない対戦が多々見られる。
軽量級の「高藤」や中量級の「大野」などが、100kgを超える選手と対戦するのだ。
とは言っても、やはり軽量級の選手がしっかりと持たれて振り回されると「簡単に」投げられてしまう。
決勝進出での最軽量は、私の記憶では平成2年の「71kg古賀稔彦」である。(懐かしいなぁ)
そして、何より「日本人同士による対戦」であり「審判も日本人」であることが「うれしい」のである。
しかも中継解説が「穴井隆将氏」である。
この人の解説はとても良い。
声も聴きやすいし、技術的な分析もしっかりしている。
そして、今回は「審判の見方」を絶妙に言い当てているし
自身もこの大会で2度優勝しているので、大会の意味や独特の雰囲気を伝えてくれている。
国際大会では、どうしても「審判の感覚」に不安がある。
だが、日本人審判は「どこを」「どのように」判断するかが外国人審判より納得できる。
しかも「穴井氏」が的確に言い当ててくれるし。
今大会は、私にとってはとても興味深かった。
選手の中に「王子谷」や「原沢」「小川」「斎藤」などの名があったからだ。
「小川」や「斎藤」などは、その「父親の現役時代」を知っている。
説明不要とおもうが「小川雄勢」は、父親ほどの迫力はないなぁ。。。とか
斎藤立は、父親と顎を突き出して振る表情が似てるなぁ。。。。とか
決勝戦は、いや、この大会の試合全部がたぶん国際大会では絶対見ることのできないだろう。
それくらい、見ごたえのある試合が続いた。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「全日本柔道選手権」の面白さを堪能しますように。
May
ベスト8の「小原拳哉(81kg)」は惜しかった!準優勝の景浦心に勝利するのに、あと一歩だったのに。