完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

そうか、そういうことか。    ~「池波正太郎の銀座日記(全)」読み終わりました。~

2018年09月11日 | 




私は初老男である。






雨が続く。






猛暑だったのが、ウソのような涼しさ。







周りの他の稲が黄色く色づいていく・・・。








秋の始まりはやはり「さみしい」・・・・・・・・。








久しぶりに再読した本がある。









       池波正太郎の銀座日記(全)







                        である。










この本を初めて読んだのは何時だっただろう?











文庫本になったこの本は「3代目」である。









初代・2代目はボロボロになってしまったので、その都度買い替えた。











趣味が悪い。と言われそうだが・・・・。









みなさんは「人の日記が読んでみたい」と思ったことはないっだろうか?










ブログを検索する時も、日記風の物を好んで選んでいる。










そうした欲求の始まりは、この本を読んでからかもしれない。











池波正太郎のことは、度々Upしているので詳しくは記さないが・・・・。









言わずと知れた「鬼平犯科帳」「仕掛け人梅安」「剣客商売」の三部作を代表にする時代小説家である。








すでに亡くなって28年が過ぎた。








ここ数年、この本を読み返さなかったことには理由がある。










・・・・そう。この本を読むと。








            「身につまされる思い」







                        になってしまうからだ。









若い時には全く感じなかった池波の衰えに私自身が「怯えて」しまう。










50代に入ったばかりの頃、特に「続・銀座日記」部分を読むのは「苦痛」でしかなかった。









いま、この本を読み終わってみて思う。








50代後半になり、徐々にこの本の中の池波と私が「同期」してきているのだと思う。










★★★★★★ちょっとbreakします★★★★★★★






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