私は中年である。
今日、民主党が鳩山代表になって、はじめての「党首討論」があった。
報道番組でダイジェストを見たが「目糞、鼻糞を笑う」って感じだったなぁ。(どっちも脛に傷持つ身だからね・・・)
前々からいっているように、私は民主党が自民党より良い政治をすると思っているのではない。
少なくとも今の「弛みきった自民党政治」よりは「実力不明の民主党政治」の方が期待が出来る。
また、政権交代することで自民党政治自体もウィルスのように「変異」することだってありえる。だからこそ、次の選挙では是非「政権交代」を望むのだ。
早く「総選挙」にならないかなぁ・・・。でも、麻生総理はどうせ「続投」はないから任期満了まで引っ張り続けるだろうね。
私は今「落語」にはまっている。
むかしは「桂枝雀」今は「古今亭志ん朝」を中心に楽しんでいる。
残念ながら二人とも故人だ。
この二人を聞いていて思ったのだが、落語家と言う人たちは独特の味がなければ大成はしない。
桂枝雀はの特徴は落語における最大のテーマ「笑い」を追求し続けたことだ。古典落語といいながら、登場する人物達は現代の「ドン臭い」人たちのままだ。
しかし、その旺盛な探究心が災いし精神を病んでしまい自殺してしまった。
古今亭志ん朝は、自分の中に流れる「江戸っ子」の血を古典落語の中に生かし、あたかも江戸時代から抜け出して来て私達を江戸の町にいざなってくれた。しかし、病に倒れ帰らぬ人に・・・。晩年の志ん朝がどんな名人になるか楽しみにしていたのに・・・。
現在の落語家は独特の味を持っている人が、ずいぶん少なくなってしまった。
まあ、落語の本場「江戸」にも「上方」にも遠い地域に暮らしている私には、現役の落語家サン達に会うことが早々あることではないので、私の認識不足であることは間違いないが。
落語の本質的な話は、またの機会にじっくりとしたいと思う。
話は「大工調べ」と言う古典落語での話。特に志ん朝に物を効いてもらうとよい。
あらすじとしては、
大工の与太郎(落語で典型的人物)はちょっと「足り」ない。ためた店賃の代わりに大家に商売道具の大工道具を取られてしまう。
それを助けようとした棟梁の政五郎が、与太郎に一両を渡して大家のところに行かせるが・・・。
ホントに大雑把で、何も分からないかも知れないが、このあと結局大家と政五郎のケンカになり政五郎が見事な「啖呵」を切るのが聞き所。与太郎にも大家に毒ずくようにせっかけるが、与太郎の啖呵はどうにもならない。
普通は、この時点で話を終わりにする噺家がほとんどなのだが、志ん朝は完全なオチまでやっている。
道具を返さない大家を「お上」に「お恐れながら」と訴えでて「お白州」で南町奉行のお調べが行われるが、ことは思わぬ方向に・・・。
と言うことで「裁判員制度」の話になる。
あまりに「マクラ」が長くなってしまったので、次回に続くことにしよう。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなのところに「裁判員候補者」の通知が届いたかな?
may
ほんとに党首討論は「目糞・鼻糞」だったね。
今日、民主党が鳩山代表になって、はじめての「党首討論」があった。
報道番組でダイジェストを見たが「目糞、鼻糞を笑う」って感じだったなぁ。(どっちも脛に傷持つ身だからね・・・)
前々からいっているように、私は民主党が自民党より良い政治をすると思っているのではない。
少なくとも今の「弛みきった自民党政治」よりは「実力不明の民主党政治」の方が期待が出来る。
また、政権交代することで自民党政治自体もウィルスのように「変異」することだってありえる。だからこそ、次の選挙では是非「政権交代」を望むのだ。
早く「総選挙」にならないかなぁ・・・。でも、麻生総理はどうせ「続投」はないから任期満了まで引っ張り続けるだろうね。
私は今「落語」にはまっている。
むかしは「桂枝雀」今は「古今亭志ん朝」を中心に楽しんでいる。
残念ながら二人とも故人だ。
この二人を聞いていて思ったのだが、落語家と言う人たちは独特の味がなければ大成はしない。
桂枝雀はの特徴は落語における最大のテーマ「笑い」を追求し続けたことだ。古典落語といいながら、登場する人物達は現代の「ドン臭い」人たちのままだ。
しかし、その旺盛な探究心が災いし精神を病んでしまい自殺してしまった。
古今亭志ん朝は、自分の中に流れる「江戸っ子」の血を古典落語の中に生かし、あたかも江戸時代から抜け出して来て私達を江戸の町にいざなってくれた。しかし、病に倒れ帰らぬ人に・・・。晩年の志ん朝がどんな名人になるか楽しみにしていたのに・・・。
現在の落語家は独特の味を持っている人が、ずいぶん少なくなってしまった。
まあ、落語の本場「江戸」にも「上方」にも遠い地域に暮らしている私には、現役の落語家サン達に会うことが早々あることではないので、私の認識不足であることは間違いないが。
落語の本質的な話は、またの機会にじっくりとしたいと思う。
話は「大工調べ」と言う古典落語での話。特に志ん朝に物を効いてもらうとよい。
あらすじとしては、
大工の与太郎(落語で典型的人物)はちょっと「足り」ない。ためた店賃の代わりに大家に商売道具の大工道具を取られてしまう。
それを助けようとした棟梁の政五郎が、与太郎に一両を渡して大家のところに行かせるが・・・。
ホントに大雑把で、何も分からないかも知れないが、このあと結局大家と政五郎のケンカになり政五郎が見事な「啖呵」を切るのが聞き所。与太郎にも大家に毒ずくようにせっかけるが、与太郎の啖呵はどうにもならない。
普通は、この時点で話を終わりにする噺家がほとんどなのだが、志ん朝は完全なオチまでやっている。
道具を返さない大家を「お上」に「お恐れながら」と訴えでて「お白州」で南町奉行のお調べが行われるが、ことは思わぬ方向に・・・。
と言うことで「裁判員制度」の話になる。
あまりに「マクラ」が長くなってしまったので、次回に続くことにしよう。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなのところに「裁判員候補者」の通知が届いたかな?
may
ほんとに党首討論は「目糞・鼻糞」だったね。